徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

デジタル脳の活性化のために

2008-09-29 23:30:48 | ビジネス
 ある方から頼まれていた統計検定の仕事にやっと手を着けた。ここんとこ、とんと数字から離れていたので、なかなか気が進まなかったが、だんだん納期が迫ってきて、のん気に構えているわけにもいかなくなった。
 二つのグループの検査値に有意差があるかどうか・・・な~んてどうやって調べるんだっけ?最近、思いっきり、アナログ脳になってしまっているのでなかなか思い出せない。毎度のことだが、統計サイトのご厄介になろう。
 日曜の深夜やっている「たけしのコマ大数学科」は必ず見ることにしていて、少しでもデジタル脳を活性化させたいと思うのだが、今まで問題が解けたためしが無い。問題の意味すら理解できないことも度々だ。でも多少は役に立っているのかもしれない。さぁ、明日から頑張ろう!

ボビー・ダーリン!!!

2008-09-28 23:39:42 | 音楽芸能
 今日なぜか突然、ボビー・ダーリンのことを思い出した。ボビー・ダーリンとは50年代の終り頃から60・70年代にかけて活躍したアメリカのミュージシャンだ。73年に37歳の若さで亡くなったので最近では「伝説の・・・」という枕詞が付くようになった。彼が出てきた頃は、テレビが家に来るか来ないかの頃だったし、アメリカの音楽番組も限られていたが、恋人で後に結婚したアイドル女優、サンドラ・ディーと一緒に出演した映画「九月になれば」や「電話にご用心」などで彼の姿を見ることができた。当時はまだ20代の前半で、才能はあるがちょっととんがった感じであまり印象はよくなかった。しかし、30代に入る頃から円熟味を増し、歌い方などもフランク・シナトラを思わせるような味が出てきたことを思い出す。ピアノ、ギター、ハーモニカなど何でもござれのマルチな才能を発揮していた。近年、ケビン・スペイシーが彼を演じた映画があったが、伝記映画はイメージがこわれるので見ないことにしている。
 ところでなぜ彼のことを急に思い出したのかといえば、最近はアメリカの音楽番組を衛星放送などで見る機会が増えたが、ボビー・ダーリンのような白人のマルチなエンタテイナーをほとんど見なくなったのはなぜだろうと考えていたからだ。


青春の町

2008-09-27 23:08:32 | その他
 学生時代、4年間を過ごした町を訪れている夢を見た。すっかり様子が変わってしまっていた。卒業してから4~5年後、出張の折にちょっと立ち寄ったことがあるが、あれからもう35年が経ってしまった。実際にも相当変わっているに違いない。住んでいた大学の水泳部寮も既に無くなったと聞く。いろんな想い出があるので、機会があれば一度行ってみたい気もするが、当時お世話になった町の人々はおそらくほとんどがもういないだろう。それを知らされるのが恐い。いつでもつけで食べさせてくれた寿司屋のおかみさん。森光子に似ていた。気のいいご主人の板さん。ダンディで憧れていたスナックのマスター。小奇麗で勝気な奥さん。共立女子大に通っていた娘さん。俳優の息子をいつも自慢していた牛乳屋のおばちゃん。寝たきりのご主人を介護しながら一人で餃子の店をやっていたおばあちゃん。特大餃子がおいしかった~。いつも顔色の悪かったクリーニング屋のご主人。逆に見るからに健康そうな五月みどり似の奥さん。いつも焼きたてのパンを買いに行ったベーカリーのおじさん。いい人ばっかりだった。それぞれの顔を思い出すと自然と涙が出てくる。そんな忘れられない町、東急東横線元住吉駅界隈、川崎市中原区木月1丁目。


小泉さん?過去の人!

2008-09-26 18:49:01 | 時事
 小泉さんの引退がメディアを賑わせている。そんなに大騒ぎするほどのことなのだろうか。本人のコメントを取ろうと各社の記者連中は、小泉さんに「総理!総理!」と呼びかける。もう総理じゃねえ~っつうの!いろんな番組で「引退の真相は?」なんてやっているが、もうそんなこと詮索したって何の意味もない。要するに過去の人なのだ。今、「年金の問題」「汚染米の問題」「高齢者医療制度の問題」「ワーキングプアの問題」等々、問題は山積している。これらのいくつかは小泉政権の負の遺産だが、今さらそれを小泉がどうだ、竹中がどうだと言っても始まらない。それらの問題を早く解決するように現在担当する人たちに頑張ってもらうしかない。過去の人を振り返っている暇などないのだ。


わが家の界隈の歴史

2008-09-25 16:27:07 | その他
 鬱蒼と木々が生い茂るこの邸宅は、明治9年の神風連の乱で襲撃を受けた陸軍第13連隊長・与倉知実(よくらともざね)中佐の旧居跡である。与倉は危うく難を逃れたものの、この事件が発端となった西南戦争で戦死した。わが家から歩いて3分のところにある。毎日のように歩いて通るこの旧居跡の前の道は昔、柳川小路と呼んでいた。加藤清正が、関ヶ原の戦いで西軍について敗れた柳川立花藩の家臣たちを住まわせていたところからこの名がついたという。そしてこの旧居跡に隣接した敷地は30数年前マンションが建ったが、われわれの子どもの頃は細谷さんという大地主の家と築山のある大きな庭園があり、近隣の子どもたちの恰好の遊び場となっていた。この家がりそなホールディングス会長・細谷英二氏の実家である。わが家のある京町界隈は日本の近世・近代の歴史にゆかりの場所が意外に多い。


「学校Ⅲ」に見る脚本の凄さ

2008-09-25 01:04:13 | 映画
 今週月曜日からBS-2で山田洋次監督の学校シリーズを放送しているのでじっくりと見直している。シリーズ4本とも日本アカデミー賞の優秀作品賞を授賞しており、しかも第1作「学校」は1993年度の最優秀作品に選ばれたという名作ぞろいだ。その中でも今夜放送された「学校Ⅲ」は個人的には最も好きな作品かもしれない。4本とも山田洋次、朝間義隆コンビによる脚本だが、今夜の「学校Ⅲ」でまた、凄いシーンを再発見した。そのシーンを記述してみる。
 高野(小林稔侍)が喫茶店で待っている。遅れて別居中の妻(秋野陽子)が慌しく入ってくる。妙に若作りの妻。テーブルの少し離れたところに同じ方向を向いて座る。二言三言、言葉を交わす。言葉を交わしながら妻が髪を束ね直す。妻の事業はどうもうまくいっていない様子。その後、妻が息子の教育のことで高野を責める。高野はあまり強くは反論しない。ややあって高野がもらったばかりの退職金の小切手を妻に渡す。ローンの返済と息子の学資に使ってくれと言う。その時、妻の携帯電話に仕事の電話が入る。妻が話しているのを見ながら、高野はテーブルに金(喫茶店代)を置いて出て行く。電話をしながら高野を見送る妻。電話が終り、ふとコーヒーカップに目をやる。べっとりと着いた赤い口紅を指で拭き取る。
 高野の妻が出てくるのはこの1シーンのみだが、二人の関係、高野の、妻に対する気持、妻の、高野と自分自身に対する微妙な気持をまぁ実に見事に表現している。こんな脚本が書けるようになりたいものだ。

発想力を鍛える ウォーキング術

2008-09-23 18:50:38 | ビジネス
 昨夜、NHKの「めざせ!会社の星」を見ていたら、明治大学の齋藤孝教授が出てきて、「発想力を鍛える ウォーキング術」なんていうものを紹介していた。そのネーミングにちょっと惹かれて、さっそく今日、家内と一緒に坪井川沿いの土手を歩きながら試してみた。教授が言っていたコツみたいなことを意識しながらしばらく歩いていると、なんとなくいろんな発想が出てくるような気がしてきた。そこで今、悩んでいるシナリオの展開について考え始めてみた。すると不思議なことに今まで机の前では思いつかなかったようなアイデアがいくつか浮かんできたではないか!へ~え!なるほど!と思った。ふだん、こういう類のノウハウ術みたいなことは信じない方だが、たまにはだまされたと思ってやってみるもんだなぁ。今日の収穫はひょっとしたら大きいのかもしれない。

せめて子どもの命は守ろうよ!

2008-09-22 17:40:49 | 時事
 福岡の小1男子殺害事件、発生当初からニュースを聞いた多くの人が、うすうす「こうあってほしくない!」と思っていた最悪の結末となった。昨日はまた、千葉で5歳の女児が変死した事件が起きている。いたいけな子どもが犠牲になる事件・事故が後を絶たない。日頃、アフリカや北朝鮮やモンゴルなどの子どもたちが悲惨な目にあっているニュースを見聞きすると、酷い国だなぁなんて思っているが、これじゃ日本だって他人に言えたもんじゃない。子どもの命を守るということは、何ものにも優先する政治課題だと思うが、自民党総裁選挙の候補者たちの話を聞いていても、そんなことを言う奴なんか一人もいない。子どもの命も守れないようじゃ日本の未来なんかあるわけがない。


いわさきちひろ 画

新しい国民健康保険被保険者証

2008-09-21 20:35:30 | 時事
 熊本市役所から「配達記録」付きの郵便物が送られてきた。一瞬なにごとかと思った。税金の滞納はしてないはずだし。開けてみると新しい国民健康保険の被保険者証だった。一人1枚の様式になっている。だいぶ前にカード式に変わるという話は聞いたような気がするが、今の時点で変わるのは知らなかった。市の広報にでも載っていたのだろう。自動車の免許証と同じサイズでコンパクトにはなった。しかし、なんだかなぁという印象が拭いきれない。今までのような有難みが感じられないのだ。健康保険証はやっぱり世帯に一つというところに「家族意識」みたいなものが感じられていたような気がする。しかも今度のカード、えらくちゃちな作りだ。表面にはラミネート加工も施していない。有効期限が1年間なのでコストを切りつめたのだろうか。それに今まで以上に悪用されそうな気もするが思い過ごしだろうか。

キッザニア東京と住谷さん

2008-09-19 18:12:47 | その他
 

 東京のららぽーと豊洲にある「キッザニア東京」が凄い人気らしい。なんでも東京周辺の子どもたちにとってディズニーランドよりも魅力のあるスポットになっているそうだ。今日、RKKで放送された「カンブリア宮殿」でそんな情報を知った。2006年秋にオープンしたこの「キッザニア東京」は、2歳から15歳までの子供向けの職業体験型テーマパークとして人気を博し、4ヶ月も先まで予約がうまっているそうだ。ここでは消防士、キャビンアテンダント、モデル、医師など、 80種類以上の職業が体験できる。さらにここで働くと「キッゾ」というパーク内だけで通用するお金が貰え、それを使って買物をしたり、口座を開設してキャッシュカードを作ったりとまさにひととおりの社会体験ができるようになっている。機会があれば孫たちを連れて行ってみたいスポットだ。
 ちなみに「キッザニア東京」を起業した社長の住谷栄之資さんは、私が関東学生水球リーグに出始めた頃、慶応でゴールキーパーをやっていた方で、なかなか点の取れない難敵だった。東京オリンピックの時は日本代表のリザーブのゴールキーパーだった方だ。

♪アイリッシュハープ♪

2008-09-18 22:39:01 | 音楽芸能
 先月、熊本県立劇場が発行するメルマガの「もくようエッセー」というコーナーに寄稿した。このコーナーは次の寄稿者を紹介することになっていたので、義兄を通じて熊本市花園にある、瑩光保育園園長の村本さんを紹介した。その村本さんの投稿が先日、下記のとおり掲載された。

《もくようエッセー》♪アイリッシュハープ♪
(瑩光保育園園長 村本宗和)
エロリアン(風の音)を起源としたハープは、古来から神の声として尊ばれており、アイリシュハープはアイルランドの民族楽器竪琴の仲間です。グランドハープ、インディアンハープ、サウルハープ等と同じ仲間ですね。オーケストラで大きな役割を果たすグランドハープは、半音調節を足元のペダルで行いますが、アイリシュハープは34本の弦の上部にあるレバーで調節しますので演奏者の左手が上がったり下がったりするのに気づかれると思います。熊本では未だ馴染みの薄い楽器ですが、7年前から年に2・3回奏者 永山友美子(東京在住)さんをお呼びしソロコンサートを開いています。保育園、幼稚園、スクールコンサート、病院や、福祉施設でのボランティア演奏、一般公演もしています。”音楽のすばらしさを生の音で聞いて欲しい”との奏者の意向で殆ど手づくりのコンサートです。聴覚障害のある施設でのコンサートでは、床板から振動で伝わってくる音色に障害者の皆さんが耳を床板につけながら感動していることもありました。「目の前の演奏で本当に心に響き感動した」「演奏活動からの体験話に勇気を頂いた」等好評を頂いています。
永山友美子アイリッシュハープ 癒しの音色と笑いあり涙ありのトークを聞きに是非足を運んでください。きっとその音色の虜になることでしょう。
次回熊本での公演は、11月3日(月)文化の日10時から鶴屋ホール(東館7F) 瑩光保育園50周年記念コンサートです。入場無料の一般公演です。但し会場の都合で先着300名の定員です。熊本では、「永山友美子熊本支援隊」がボランティアの企画等お手伝いいたします。 
連絡先090-8356-5835(村本)・090-6421-6162(高田)

ヨーロッパ・サッカーあれこれ

2008-09-17 18:40:08 | スポーツ一般
 ヨーロッパのサッカーシーズンが始まり、衛星放送などで連日のように各国のゲームが放送される。特にNHKはイングランド・プレミアリーグを放送するので、どうしても見るのはプレミアリーグが中心になる。ずいぶん昔から、テレビ東京の「三菱ダイアモンドサッカー」などでイングランド・リーグを見ていたが、ここ数年、ゲームの内容が劇的に変わったように思う。やはり92年にプレミアリーグが始まってから、各国の選手や指導者が盛んに入ってきたことが影響しているようだ。かつてのイングランドのサッカーはつまらなかった。攻めが単調で、大きなパスを一本ポーンと放り込むと、それを敵が大きく蹴り返す・・・の繰り返し、ディフェンスはガンガン当るだけで、攻守に工夫が今いち感じられなかった。そのうちつまらなくなって放送も見なくなった。プレミアリーグが始まってから久しぶりにイングランドのサッカーを見たら、その変貌ぶりには驚いた。各チームの監督や中心選手が外国人たちで占められていることにも驚いた。たしかに変わるはずだ。今ではイングランド代表の監督も外国人が続いている。サッカーの母国も随分変わったものだ。ゲームを見ていて、いつも感心するのはレフェリィングのたしかさだ。毅然とした態度には敬服する。ただルールを知っているだけではレフェリーは務まらない。次のプレーを予測しておかなければ瞬時に判定を下すのは難しい。さらに加えてサッカーの場合は選手以上に走り回らなければならない。大変な重労働だ。水球のレフェリーは経験したことがあるが、どうしてもゲームを観客目線で見てしまうので、自分には無理だと思いあきらめた。これからもレフェリーにも注目しながら見ていきたい。

菊池川のシジミ減少

2008-09-16 17:56:52 | 時事
 玉名市の菊池川河口のヤマトシジミが激減したのは「かつての川砂の大量採取で海水が大量に入り込むようになったため」とする熊本県立大環境共生学部と国交省菊池川河川事務所のグループ研究結果がくまにちコムに掲載されていた。科学的に立証したということなのだろうが、地元ではずっと以前からそういうふうに言われていたので、何を今さらという気がしないでもない。減ったのはシジミだけではないはずだ。ムツゴロウやカニやかまつかやうなぎなども減ってしまっているだろう。かつてはこの辺りは豊かな汽水に恵まれた河口だった。母の実家が河口東岸の大浜なので幼い頃は夏休みになると多くの日数をここで過ごした。半日は川の砂浜で過ごした。泳ぎもここで覚えた。あのやけた砂のにおい、川をわたる風の爽やかさは今でも思い出す。その砂浜も今では無くなった。川遊びの舟が行き交い、橋の上から多くの子供たちが飛び込んだあの日の光景が戻ることはもうないのだろうか。


ベン・ハー

2008-09-16 01:07:57 | 映画
 昨夜はBS-2で久しぶりに「ベン・ハー」を観た。小学6年の時、手取本町にあった大劇の70mmスクリーンで最初に観て以来、何回観たことだろう。観るたびに新たな感動がある。まさしく“本物の映画”だ。最近幅を利かせているCGなんかクソ食らえ!って感じだ。いつも一緒に観ている86歳になる母は、だいたい映画の後半になるとコックリ、コックリが始まるが、今日ばかりは約4時間、シャンとして観とおした。聞けば映画館でも二度観ているらしい。
 それにしてもクライマックスの戦車競走のシーンはいつ観ても凄い。このシーンの監督をしたのは、あのジョン・フォードの「駅馬車」でアパッチ襲撃の伝説的なスタントをやってのけたヤキマ・カヌートだ。戦車競走の、あの危険なアクションシーンを演出できるのは恐らく彼しかいなかったのだろう。中島誠之助センセイではないが思わず「いい仕事してますね~」と言いたくなった。また、ジョン・フォードが編み出し、黒澤明なども使った1秒20コマの技法もちゃんと使われているようだ。


馬頭琴とホーミーとオルティンドー

2008-09-14 23:40:54 | 音楽芸能
 今夜は家内とUさんご夫妻とを連れ立って、西原村の「カフェギャラリーわん」で行なわれた岡林立哉さんのライブを聴きに行った。今年の4月開催予定だったのだが、わんさんの都合で延期されていたものだ。馬頭琴は昨年のリポーさんのコンサートで聴き慣れてはいたが、岡林さんの使う馬頭琴はモンゴル古来の革張りだったので、凄くやわらかい音色だった。なんといっても凄かったのはホーミー(喉歌)だ。これほど本格的なホーミーを間近で聴いたのはもちろん初めてで、最初、どっから笛の音が聴こえてくるのかと思ってキョロキョロ見回したほどだ。また、オルティンドー(長唄)の独特のビブラートは、思わずモンゴルの大草原に吹く風をイメージさせた。熊本でももっと多くの人に聴いてもらえる機会があればいいのだが。