邦画ブラボー

おすすめ邦画(日本映画)のブログ。アイウエオ順(●印)とジャンル分け(★印)の両方で記事検索可能!歌舞伎、ドラマ感想も。

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風邪ひき

2016-03-05 | 日々の泡

風邪をひいてしまった。

横になると咳が出るので、よく眠れない。

 

時代劇で、

ひどい咳をして寝込むのは貧乏人で、

裕福な大店や

武家の奥様がごんごんやっているのは

あまり見たことが無いですよね。

 

時代劇専門チャンネルで放送されていた

「長谷川伸シリーズ」でも、ヤ●ザから堅気になった菅原文太の

糟糠の妻(吉行和子)が、

せっかく幸せを掴もうとした矢先にコンコン・・・・・と・・咳をしたと思ったら

みるみる悪くなっていき、あっという間に

あばら家で寝たきりに。

 

このシリーズ、

「瞼の母」

「関の弥太っぺ」「沓掛の時次郎」などの股旅もので

高橋英樹 江波杏子 萬屋錦之介 竹脇無我 長谷川一夫

などが主演、監督は

工藤栄一、マキノ雅弘、加藤泰、稲垣浩などなど、

豪華絢爛のドラマシリーズでとても見応えがあった。

 粋がって啖呵を切るが、

どこか哀愁が漂う主人公。

コテコテの演出と、待ってましたの決まり文句!

台詞が大変芝居がかっている?(芝居なんですけれども(^_^;))ところも、たまらなかった。

 

渡世人の世界から足を洗った菅原文太が、

愛妻の枕元で

腕に彼女の名前を彫り、ここがすでに堅気の発想から逸脱してますが(^_^;)

永久の愛を誓う場面がちエグくて涙を誘いました。

瀕死の吉行和子はそれを見て、嬉し涙にくれながら死んでいく・・・という、ちょっとポエムなお話でした。

 

ゴンゴンゴン・・・

 

そんな縁起でも無いシーンを思い出していないで、

しっかり栄養とって、

気合で治そうと思います!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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樹木希林VS岩下尚史 in 「希林の宴」

2016-02-22 | ★TV番組

テレビをつけたら

着物姿の樹木希林がいたので

膝を乗り出した。この人のコーディネイトは

ひとくせもふたくせもあるので要チェックなのである。

 

BSプレミアム「希林の宴」という番組の

京都のお座敷でお茶会という内容だった。

隣には鶯色の着物・袴姿の岩下尚史がいたので、また膝をひとつ前に乗り出したのは

いうまでもありません。

 

岩下さんを知ったのは「五時に夢中」のゲスト出演。

日本文化に造詣が深く、

昔の映画に出てくる柳橋の芸者衆みたいに粋な言葉づかいで、

辛辣なコメントをポンポン発するのが面白かった。

上品な物腰にも惹かれました。

 

そんなたたずまいとは裏腹に、彼が中学時代競泳の選手で、

1500mの記録も持っているということを知って、

もっとファンになりました。

 

私も水泳が好きなのですが、

競泳選手、しかも1500mの選手といえば!

ずばぬけた身体能力と、並外れたド根性!が無ければ到底務まるものでは無いと思ったからです。

「五時・・」で、ちょっと運動の話に触れたとき

「子供時代の部活では、さんざん苦しい目にあいましたよお・・」くらいにしか

言及されていなくて、そこがまた奥ゆかしいなあと思いました。

三島由紀夫の幼少時代のように本を読んだり、おままごとをしていたように思っていた!

なんたって1500mは半端じゃないっす。

 

人は見かけによらぬものといいますが、

見た目と経歴のギャップは

清原事件でクローズアップされた 野村選手にも匹敵するほどキョ~レツではありませんか!!(^_^;)

 岩下さんはテレビでのご意見番はもとより、何冊もご本をお書きですが、

このたびは「真田丸」で役者デビューもされたとか。ますますのご活躍をお祈りしております。

そしてぜひ水泳番組にもご出演お願いいたします!!

 

樹木希林さんに戻りますが、

黒い綸子の着物に締めていた帯はアンティークの袋、または丸帯?で

鈍く光る金が素敵でした。

ちらりと見えた紅い長襦袢が色っぽかったです。

軽くウェーブがかかった髪を無造作にぱっちん止めでとめておいででした。

 

番組が終わって、希林さんが岩下さんの顔をぱちぱち叩いて

「艶々のお顔~!この人だけ、衣装さんとメイクさんが付いていたのよ!

女優なのに私は自分で着物きて、メイクですよ!」と毒ガス噴射!(^_^;)

さすがの岩下さんも、

「おそれいります~~」的なリアクションで、

大汗(たぶん)でした。

面白かった~~~~(^.^)

 

 

 

 

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「ルームメイト」

2016-02-21 | ★恐怖!な映画

美女二人:

北川景子と深田恭子が共演しているサイコサスペンス。

テンポも良く、面白かった。

 

謎めいた深田恭子と同居することになった

優しげな面持ちの北川景子

ルームシェアして一緒に暮らす中、二人の絆は深まっていくが、

不可解な出来事が頻発し

さらに

恐ろしい結末へと場面は加速していく。

 

犬好きの人にはショックな場面あり:要注意

 

地味でダサイ衣装の北川に対し、

派手で色っぽい衣装の深田。

 

両名、甲乙つけがたい熱演で、今まで見たことない、

進化した深キョン、北川景子を見ることが出来ます。

 

不安をあおる不気味な効果音といい、

影、空間のゆがみ・・・妙な静けさが

黒沢清監督作品と似ているな・・と思ったら、

脚本:監督の古澤健は

黒沢清監督の「回路」の助監督を務めておられ、

「ドッペルゲンガー」では脚本も手掛けていることを知った。

 

ビジュアルでは、

犬を探しているお団子頭の姉妹とか、

高良健吾の仕事場兼住まいが

作品に微妙な味を加えていて印象に残った。

 

さらに、「植物男子ベランダー」で、

愛すべき中年ベランダーを演じている

田口トモロヲ

鬼畜の文化人役で、ほんのちょっとの出番ながら秀逸でした(^.^)

 

二人の美女ファンのみならず、

ドキドキしながら最後まで楽しめますよ♪

 

●日本映画専門チャンネルにて

追記:古澤監督関連、拙ブログの感想文

●ドッペルゲンガー

 回路

 どちらも怖かったです~~ ブルブルブル (^_^;)

 

 

 

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「怪談:大奥あかずの間」

2016-02-19 | ★恐怖!な映画

「あかずの間」と聞くだけで

ぞお~~っとしてきますよね。

二月の怪談・・・

寒中水泳のような

怪談鑑賞です。(^_^;)

「大奥あかずの間」は、

1972年に放送された、怪談シリーズの第8話。

上様を巡っての女の嫉妬に、

お世継ぎ争いが絡み合う、大奥ものど真ん中の内容と申せましょう。

 

重々しく、陰鬱な空気を演出しているのは

ナレーション(宝生あやこ)の力も大きい。

上様(勝呂誉)も終始憂鬱そうで暗いし、

全体の湿度は高めです。

 

上様の子を身ごもったお女中が不審な死を遂げ、

以来あかずの間となった女の部屋からは

夜な夜な鼓を打つ音が響くのだった・・・・

 

雷が鳴り響く夜、廊下の隅から

不気味な尼がにゅう~~っと顔を出すシーンや、

死んだお女中の墓を暴くシーンは悪趣味で、ケレン味ありあり。

上様の正室を演じた

元大臣、坂田藤十郎夫人扇千景の若き日の美貌と、台詞回しの美しさは

さすがでした。

扇千景が着ていた古代紫の着物や豪華な打掛は、昔の素晴らしい染めで、

刺繍もそれは美しいものでした。垂涎。

 

豪華な衣装も良かったのですが、この作品の面白いところは意外なラスト。

どんでん返しと申しましょうか・・・

 

ネタバレ注意報***********

 

陰謀が暴かれ、無残に殺された女の供養も終わったから

亡霊も成仏したであろうめでたしめでたし・・・と、

フツウだったらエンドマークとなるところですが!

この作品はそんな甘くなかった!

 

事件を暴いた主人公たちが大奥を出ようとしたところ、

あろうことか雷に打たれ、

あっけなく死んでしまうのでした。

まるで亡霊に地獄へ引っ張られたごとく・・・(T_T)

 

陰々滅滅とはこのことですわ。

 

この世に恨みを残し、化けて出るような亡霊は

簡単には成仏しないということでしょうか?

怨霊に同情、加担してもろくなことにならないという教訓でしょうか?

(「牡丹灯籠」の、亡霊と取引してむごい死に方をした長屋の夫婦を思い出します)

くわばらくわばら・・・・

体感温度は氷点下-!!

 

 

 

 

 

 

 

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「古毛糸・残毛糸利用法百種」:昭和の手芸本

2016-02-18 | ★読書

またひょっこり出合ってしまった昔の読み物。

たまたま開催中だった古本市で見つけました。

 

「古毛糸・残毛糸利用法百種」!!

昭和13年婦人倶楽部の付録です。

私を待っていたかのような内容。

 

麗しい表紙絵をめくると

作品見本が!

さらに、

 

素晴らしく親切な配色表が目に飛び込んできます!

 

「編み物は配色さえ上手にいけば、再生編み物でも美しいものが出来ます」

 

「編み直しといっても、徒(いたずら)に見苦しいものを作らないで、(^_^;)

この表を参照して、是非これが再生編み物かというようなものをお作りください。この表をご覧いただければ

決して失敗することはございません。」

 

なるほど、なるほど。心強いです。

きっと昔っから、ずば抜けてセンスのいい人っていうのは存在したのでしょうね。

見苦しいもの・・のくだりで笑いました。

 

「お子様の多いご家庭など、それぞれ色々なものをお編みになりました度に、

ほんの少量づつでも残り糸が出るものでございます。

そんなのを大切に仕舞っておおきになりまして、時々整理なさいますと、

新しくお求めになったものよりも、かえって趣味深く、面白い、いいものが出来るものでございます。」

 

「何にもならないと思ふやうな、極く僅かな古毛糸を利用して

一寸の手間で作った「印形入れ」でございます・・・

 

などなど・・・・・

 謙虚で丁寧で、優しく、しかもシャンと気骨がある文章です。

 

私が古い本に惹かれるのは、

こういったキャプションに心を鷲掴みにされるからなのです。

物を大事にし、

しんしんと冷える時期、家族が少しでも暖かく過ごせるようにと

心を配った、当時の女性の細やかな気遣いにも胸を打たれます。

 

デザインも決して

最近のものに負けていません。モチーフものもありました!

ガーター編みで編み貯めたものをはぎ合わせて毛布に・・これはやってみたい。

フェルト化しても味が出て面白そうです。

 

「捨ててしまうような少しづつの屑毛糸を集めて編んだ

火鉢敷でございます」

 

私が以前作った植木鉢敷きとまったく同じではありませんか!!

半端な極太糸が貯まって貯まってどうしようもなくて編みましたが、

編んでる時はけっこう楽しかったです。敷物はアラが隠れるし、重宝しますね。

 

ぜひ作りたいものがもうひとつ・・

暖かそうな羽織下。

巻頭の配色図鑑を参考にして、なんとか見苦しいものではないものを

作りたいと思ふ・・・・

 

 

で、やっぱり気になる巻末の広告ページ。

洗濯石鹸の広告ですが、

「毛を生かす」!!!!が、ナイスですね!(^.^)

・・・・・・・・・・・・・・・

これを読んだ日には

たった10センチの残り毛糸でも捨てられなくなってしまひ、

昨今流行りの断捨離とは真逆の方向へと突っ走ることになるでせう!(^_^;)

 

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