このところ全然運動してなかったので、今日は久しぶりに散歩に出た。30度近い気温で暑かったが気持ちのよい汗をかいた。途中、県立総合体育館で県高校総体の体操競技をやっていたので、ひと休みをかねて覗いてみた。テレビで見ているトップレベルの体操選手と比べれば比較にならない低いレベルの技術だが、みんな一生懸命頑張っている姿にちょっと元気をもらった。しばらくご無沙汰している水泳も再開しようかな~。明日は後輩たちの練習でも覗きに行ってみるか。
洪水警報まで出た昨夜の猛烈な豪雨から一転、今日はまだ5月というのに強烈な日差しで気温は31度にも達する猛暑だった。最近の気候はどう転ぶにしても激しい。これも地球温暖化の影響なのだろうか。
今まで暮らした中で一番激しい気候変化を体験したのは栃木県の黒磯(現在の那須塩原市)だ。夏は、突然もの凄い雷鳴が轟き、豪雨が降り始めたかと思うと、からっと晴れ上がるし、冬は雪はそれほど降らないが、那須岳からの吹き降ろしは「冬に台風?」と思うほど強烈で寒かった。しかし年間を通じて湿度が低いし、四季がハッキリしていて全体的には快適な印象が残っている。
さて、熊本で暮らしたここ10数年の気候はというと、とにかく「節度がない」のだ。夏の暑さはだらだらといつまでも続くし、雨が降れば、「もういい加減にせえよ!」と言いたくなるくらい降り続く。昔は四季も夏の梅雨も、もっとハッキリしていたような気がする。おそらくこれが地球温暖化の現象なのだろう。そしてその現象は人間の行動にも影響しているような気がしてならない。
那須岳
今まで暮らした中で一番激しい気候変化を体験したのは栃木県の黒磯(現在の那須塩原市)だ。夏は、突然もの凄い雷鳴が轟き、豪雨が降り始めたかと思うと、からっと晴れ上がるし、冬は雪はそれほど降らないが、那須岳からの吹き降ろしは「冬に台風?」と思うほど強烈で寒かった。しかし年間を通じて湿度が低いし、四季がハッキリしていて全体的には快適な印象が残っている。
さて、熊本で暮らしたここ10数年の気候はというと、とにかく「節度がない」のだ。夏の暑さはだらだらといつまでも続くし、雨が降れば、「もういい加減にせえよ!」と言いたくなるくらい降り続く。昔は四季も夏の梅雨も、もっとハッキリしていたような気がする。おそらくこれが地球温暖化の現象なのだろう。そしてその現象は人間の行動にも影響しているような気がしてならない。
那須岳
会社で人事を担当していた頃、一時、中心的な課題が職場のメンタルヘルスだった時期がある。産業医や保健師、看護師、カウンセラーらと連携しながら対策に当ったが、その中で何人もの患者と接してきた。中には自殺を図った人もいた。今回の川田亜子さんの自殺の報を聞いて、好きなアナウンサーの一人だったのでショックではあったが、伝え聞いていた彼女の最近の状況を思い出し、あり得ることだなというのが第一印象だった。テレビで見る彼女はいわゆる「天然系」のようなイメージだったが実際のところはわからない。しかし、TBSを退社し、フリーになったこの1年間の環境や立場の激変を考えると、彼女が精神的に相当なストレスを受けていたであろうことは想像に難くない。その意味では所属事務所が「理由が見当つかない・・・」というのは解せない。また、2日前にメールを交わしたという鳥越俊太郎さんが「昨日何かがあったのでは・・・」と言っていたが、むしろ何もなかったことがいけなかったのではないかと思う。私も専門家ではないが、うつ病などメンタル系の病気に対する一般の理解はまだまだだなという認識をした事件だった。亜子さんのご冥福を心より祈りたい。合掌。
さすがに最近はサポート依頼を受けるパソコンもWindowsVistaが多くなってきた。自分自身はまだWindowsXPのままで、換える気もないので、おたずねを受ける内容もよくわからないことが多い。パソコンを買い換える人はそんなに深く考えずに新品のVistaを買うのだが、実際使ってみるとあまりの勝手の違いに驚く。だいたい困っているのは、XPの時には簡単にできていたことがなぜかできない、というケースが多い。例えばメールで打っていた顔文字が打てなくなったとか、CDの音源をパソコン内に録音できなくなった等々だ。自分で使っていないからよくわからないが、便利になった部分もあるのかもしれないが、聞こえてくるのは不便になったという声の方が多い。たしかに一つ一つ聞いたり、調べたりすれば解決するのかもしれないが、基本的にバージョンアップってそんなめんどくさいことをユーザーがするものなんだろうか。そこに根本的な疑問を感じる。
今日は玉名の「料亭はなつばき」に原作者の規工川先生を招いて、スライド第1版の試写を行なった。細かい点の指摘はあったが、全般的には好評をいただいたようだ。肝心のストーリー部分の吉崎さんのナレーションは快調。先生からも「やっぱり生のナレーションがいいね~」との評。今回また一つステップを踏んだことによって、さらに次のステップに進まなければならないが、今後の進め方については、もう一度じっくり作戦を練り直そうと思う。とにかく「目指せ!映画化!」
今日は玉名でスライド第1版の最終チェック。早目に着いたので高瀬裏川の菖蒲の咲き具合を見に行った。もうすぐ菖蒲まつりのはずだが、まだほとんど咲いていない。久しぶりに、その昔、大阪堂島へ送る高瀬米を蔵出しし、船に積み込んだ名残りをうかがわせる岸壁をしばし散策した。仕事が終わって帰る途中、見事な黄金色の穂波が目に飛び込んできた。思わず車を停めてシャッターを押した。まさに麦秋といった感じだ。まだまだ日本は美しい。
BS2でやっていたので久しぶりにマーチン・スコセッシの「タクシードライバー」を見た。デジタルリマスターされたのか、映像がすごく綺麗だったこともあって30年以上も経っているのに全然古さを感じない。ニューヨークの雑踏の車の排気ガスや地下溝から立ち上る水蒸気の臭いがただよってきそうだ。ベトナム還りのPTSD持ちを演じたデニーロが若い。スリムなボディはまるでジャックナイフのようだ。彼の「You talking to me?」というセリフはよく真似したものだ。ジョディ・フォスターがまだ13歳。前歯のすきっ歯が可愛らしい。殺人者がヒーローになってしまうアメリカという国の恐ろしさは今日も何も変わってはいない。「レオン」のリュック・ベッソンを始め、この映画にインスパイアされた監督は多い。それからヒッチコック映画でおなじみのバーナード・ハーマンの音楽は最高だ。
今、ハマっているもの。それは古写真のデータベースだ。長崎大学附属図書館が所蔵する「幕末・明治期日本古写真コレクション」は、約6000点の古写真が収められている。これを眺めていると100年以上も前の日本人の息づかいを感じるようだ。最近、「日本人とはそもそもどんな民族だったんだろう。今のわれわれとどこが違うんだろう。」なんて考えることがよくある。そんな時、この古写真を眺めるのだが、つい時間の経つのも忘れてしまう。それにしても古写真に写った日本人たちは、同じ日本人であるはずの自分から見ても、ミステリアスでエキゾチックで美しい。
長崎大学附属図書館のURL
http://oldphoto.lb.nagasaki-u.ac.jp/univj/index.html
長崎大学附属図書館のURL
http://oldphoto.lb.nagasaki-u.ac.jp/univj/index.html
今夜のBS2「日めくりタイムトラベル」は東京オリンピックが行なわれた昭和39年だった。自分にとってもこの年は、大学に入って上京した年で、また多少なりとも東京オリンピックに関わることができ、おそらく生涯で最も記憶に残る年になるだろう。そういう意味でとても興味深かった。番組で使われた映像は白黒が多かったが、私の中にはいまだに鮮明なカラー映像で残っている。千駄ヶ谷駅前を無表情に駆け抜けたアベベの横顔や、代々木プールでの水泳競技最終日、やっとの思いで唯一のメダルを獲った男子800mリレーの時の会場の異様な盛り上がり。番組でも中心的な話題となった市川崑監督の映画「東京オリンピック」の水球シーンの撮影に参加したこと等々。また、この年は番組でも触れていたように、いろんな意味で日本が変わっていく、ターニングポイントの年だったように思う。東京オリンピックが日本にもたらした功罪についてはしっかり認識しておく必要があるだろう。ところでこの年の私のマドンナは文句なしにチェコの体操選手チャスラフスカだった。
今日は、昨年行なったリポーさんの馬頭琴コンサートで司会と朗読をやってもらった吉崎さんとスライドのナレーション合わせをやった。実際にナレーションを当ててみると、文章によって間の取り方が変わったりするので、事前に想定していた画面切り替えタイミングとはかなり違う。ズレを調整していくと、全体的にだいぶ長くなることがわかった。これによってBGMは根本的に見直さなければならない。あと1週間で仕上げられるだろうか。ちょっと心配になってきた。
「公子」スライド版制作も山場にさしかかった。来週金曜日には原作者のK先生に試写を見てもらうことになった。その準備として、明後日にはナレーションをお願いするYさんと打ち合わせとリハをやる。しかし、まだナレーションが入る部分の画面切り替えタイミングやBGMとの同期など、細かい点がどうもうまくいかない。こっちを詰めればあっちが間延びといった按配だ。とにかくスライドの方は早く片付けて、本来の目的であるシナリオづくりに入りたいものだ。
今、日本の映画音楽で最も好きな作曲家が岩代太郎だ。「蝉しぐれ」「春の雪」「日本沈没」「風のダドゥ」「あかね空」「舞妓Haaaan!!!」「未来予想図 」etc.映画の出来はともかく、いずれも音楽は素晴らしい。叙情感に溢れ、スケール感がある。その岩代が北京オリンピックのシンクロナイズド・スイミング日本代表の音楽を手掛けるらしい。これは楽しみだ。最近、奥さんの日本テレビアナ、松本志のぶが「行列」でコンビを組んでいる島田紳助から「がきデカ」などと笑いのネタにされているが、日本のディミトリ・ティオムキンになってほしいと期待している。彼の父、岩代浩一さんも有名な作曲家だが、熊本の出身であり、地元ゆかりの音楽家としても期待は大きい。
甥の卓の結婚式に出席するため、来月上京することになった。東京を離れて18年、その後、出張などで何度か上京したが、最後に上京したのはたしか96年の暮れだったから、それから既に11年以上も経ったことになる。会場は麹町の「ルポール麹町」というホテルだそうだが、もちろん初めて行くところなのでちゃんと行けるかどうか不安だ。でも赤坂プリンスに近いところらしいので何とかなるだろう。ところで今回は卓の両親はもちろん、一族郎党が大挙して上京することになる。8年前に亡くなった父が、生前、姪の結婚式か何かで、大阪まで一族郎党を引き連れて行ったことを思い出した。旅行好きで旅に強かった父が生きていればおそらく今回も先頭に立っただろう。
今日から公開されたので早速見に行った。感想は「??な映画」。これからご覧になる方も多いと思うのであえて伏せておく。ただ、いくつかポイントを挙げると、この類の映画にコメディ・リリーフがいないのはちょっとツラいな。それから各キャラクターに今いち魅力がないのもツラい。肝心のアクションシーンはというと寄ったシーンばかりで、引きの視点が無いから、ただドタバタしているだけの印象しかない。セリフも取って付けたようなものが多い。落胆にさらに追い討ちをかけるようなエンディングの主題歌。ここまで言っちゃったら伏せたことにならないか。というわけで、オリジナル版には比ぶべくもない・・・当たり前っちゃ当たり前だが。
旧三池炭鉱・万田坑で、あるカップルが結婚式の前撮りを行なったというニュースが流れていた。先月21日にシナリオロケハンで見てきたばかりだったのでこのニュースが目についた。
万田坑は三池炭鉱の主力炭鉱の一つで、明治・大正期におけるわが国最大規模の炭鉱として日本のエネルギーを支えた。明治35年に出炭を開始し、採掘量も三池炭鉱中トップであった。第二次大戦以降は採炭効率が低下し、昭和26年に採炭を中止、平成9年に閉山となった。
今は国の指定重要文化財となった竪坑やぐらと巻揚機室をじっと眺めていると、これに関わった多くの人々の血と汗と涙の物語を語りかけてくるようで胸に迫るものがある。前撮りもお祝い事だからとやかく言えないが、単なる背景として使われることに複雑な想いを禁じえない。
万田坑(4月21日撮影)
万田坑は三池炭鉱の主力炭鉱の一つで、明治・大正期におけるわが国最大規模の炭鉱として日本のエネルギーを支えた。明治35年に出炭を開始し、採掘量も三池炭鉱中トップであった。第二次大戦以降は採炭効率が低下し、昭和26年に採炭を中止、平成9年に閉山となった。
今は国の指定重要文化財となった竪坑やぐらと巻揚機室をじっと眺めていると、これに関わった多くの人々の血と汗と涙の物語を語りかけてくるようで胸に迫るものがある。前撮りもお祝い事だからとやかく言えないが、単なる背景として使われることに複雑な想いを禁じえない。
万田坑(4月21日撮影)