2009年もいよいよ今日で終り。いったい今年はどんな年だったのだろう。何十年後、何百年後も語り継がれる年になったのだろうか?たしかに今年はエポックメーキングな出来事がいくつも起こった。1月には「Change!」を旗印にしたオバマが、アメリカ初の黒人大統領となった。そして、そのオバマは唯一の核使用国の大統領として、初めて「核廃絶」を訴え、ノーベル平和賞を受賞した。日本では、8月に行なわれた総選挙で民主党が圧勝し、政権交代が実現した。世の中が大きく変わって行く兆しは、たしかに見えた。しかし、その後の成行きを見ていると、世界も日本もわれわれが期待するような方向に進んでいる実感はいまだに持てないでいる。2009年が真に歴史上、エポックメーキングな年として記憶されるためには、新年、2010年がどう動いていくかにかかっている。大いなる希望を抱いて新年を迎えたい。
「世界中の人々に大きな愛を!」
「世界中の人々に大きな愛を!」