徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

桜の開花

2005-03-31 19:37:24 | その他
 我が家の近くにある熊本地方気象台に桜開花予想の基準木がある。今年は例年に比べ開花が遅いようなので散歩がてらに行ってみた。まだ1輪、2輪と数えるほどしか開いていない。案内してくれた係官の話では、明日も好天が続くので、開花宣言ができるかもとのことだ。そういえば明日は花見に誘われていたので一応は格好がつきそうだ。それにしても去年の今頃はもう散り始めていたのではなかったかな。

弁当持ち込み禁止

2005-03-30 21:15:35 | その他
 愛知万博会場への弁当持ち込み禁止がひと騒動起こしている。万博と名の付くものは20年前のつくば万博に行ったぐらいであまり興味もないし、愛知万博へ行く気も無いのでどうでもいいのだが、小泉首相まで口を出す騒ぎになると岡目八目的な興味が湧いてくる。弁当持ち込みの禁止は食中毒防止対策だというが、家でこさえてきたきた弁当を家族で食べるのによけいなお世話という気もするし、第一、あんなに混んでいるのに会場内の施設でしか食事できないというのは不便極まりないことは最初からわかっていたはずだ。真の理由が何だったのかはしらないが、少なくとも主催者側が利用者の立場に立ってものを考えていなかったことだけは確かなようだ。

リスナー無視のええカッコしい

2005-03-28 21:14:40 | その他
 このところ大物タレントが相次いで、ライブドア支配下のニッポン放送出演辞退を表明している。いずれもニッポン放送の仕事が無くなっても、痛くも痒くもない人たちだ。リスナーがそれに共感するとでも思っているのだろうか。要するに彼らはリスナーのことなどどうでもいいのだ。彼らは常に放送局とスポンサーの方を向いて仕事をしている。だからここはひとつ義理堅いところを見せておこうと格好をつけているに過ぎない。私にはそうとしか見えない。ニッポン放送の番組だけで生活しているタレントがもしいたら、どんな見解を持っているのだろう。聞いてみたいものだ。

評価できる日本チーム

2005-03-26 18:34:08 | その他
 サッカーのW杯アジア最終予選で日本はイランに敗戦した。マスコミなどは概して厳しい評価をしているようだ。たしかに勝ってほしかったし、戦術的にも問題点はあったと思うが、イラン史上最強といわれるチームと、しかもアウェイのあの異常な雰囲気の中で2対1という結果はかなり評価できると思う。3対0くらいで終わってもおかしくないような雰囲気の中でのあの結果は、イランの選手や国民に「日本恐るべし」という印象を与えたのではないかと思う。問題は今回の敗戦を今後の最終予選の中でどう生かすかであるが、日本イレブンはきっとドイツ行きの切符を勝ち獲ってくれるものと信じている。

さながらジュラシック・パーク

2005-03-25 13:10:05 | その他
 ライブドアとフジサンケイグループのバトルに、いよいよソフトバンクが参戦した。フジテレビの筆頭株主だったニッポン放送の持ち株を、ソフトバンク・インベストメント社が借り受けるという形ではあるが、今後のライブドアの出方しだいではソフトバンク本体がフジテレビの経営に本格的に乗り出す可能性がある。この状況を見ていると何やら「ジュラシック・パーク」を連想してしまう。主人公がヴェロキラプトルに追い詰められ、あわやという時に突然現れたティラノサウルスが、ヴェロキラプトルをパクッと喰ってしまうという、あのラストシーンだ。恐竜の世界も人間の世界も「弱肉強食」ということでは全く同じということか。何だかなぁ。

草枕温泉

2005-03-23 18:24:48 | その他
 母と妻を伴って久しぶりに「草枕温泉てんすい」に行った。立派な農道ができて運転が楽になった。ここは1996年に天水町の「町興し」の一環として建設されたスパリゾートで、その名のとおり、夏目漱石の「草枕」の舞台となった小天温泉「那古井の宿」とは目と鼻の先に位置している。露天風呂から春霞の中に望む有明海と彼方の雲仙岳が絶景だ。
 またここ天水町は、数々の小津安二郎作品や寅さんシリーズの御前様で知られる名優・笠智衆の故郷でもある。時代こそ違うが、この地を愛し、足跡を残した二人の先人に思いを馳せながら、久しぶりにのんびりと湯に浸かった。

無神経なメール

2005-03-22 10:15:17 | その他
 このところのスパムメールの届き方は凄まじい。HPでメルアドを公開している私などはしかたがないのかもしれないが、最近はHPを持たない人からの相談も多い。2、3日メールチェックをしなかったら、100通を超えるメールが溜まっており、しかも同じような件名のメールが続くので、パソコンが壊れたのではないかと勘違いする人もいる。そしてその大半が、出会い系サイトやアダルトサイトで占められている。
 今日もまだ九州北部では余震が続いているが、そんな被災地のインターネットユーザーにもおそらく同じような無神経なメールが届いているかと思うと、その馬鹿さ加減に情けなくなる。どこの美香ちゃんだか瑠美ちゃんだかしらないが、お見舞いメールの一本でも送ってみろってんだ。

福岡地震

2005-03-21 08:37:07 | その他
 昨日の地震は凄かった。熊本市は震度4ということだったが、体感震度はもっと強かったように感じた。まるで船に乗っているように地面が揺れた。近年、日本各地で大地震が続発し、何となく九州も例外ではないような気がしていたが、やっぱりという感じだ。最近の天変地異は、台風然り、豪雨然り、暑熱然り、地震然り、明らかに地球の何かが変わりつつある。46億年前の地球誕生以来、倦むことなく繰り返されてきた変動の一環に過ぎないのかも知れないが、人間の愚かさがそれを誘発しているという気がしてならない。

息子の転勤

2005-03-19 17:51:35 | その他
 長男が宮崎へ転勤になり、明日はいよいよ引越しだ。妻は朝からせっせと荷物まとめをしているが、当の本人はのんびりしたもんだ。明日は朝から私が引越し用のレンタカーを借りに行く予定になっている。私の若い頃、初めて転勤になってこの家を出て行った時もこんな調子だったのかも知れない。九州の中でもなぜか宮崎にはこれまで縁がなかった。今年は孫娘を連れて海水浴にでも行ってみるとしよう。

赤黒い阿蘇

2005-03-18 14:40:55 | その他
 仕事で阿蘇の西原村に行ったついでに、久しぶりに俵山に登ってみた。相変わらず素晴らしい南阿蘇のパノラマが広がっている。しかし、山が妙に赤黒い。よく見るとそれはどうも点在する杉の林のようだ。そう言えば今年は杉花粉の大発生の年だとか言っていた。花粉が多いと赤黒く見えるのだろうか。何やら鼻がムズムズしてきたので早々に引き揚げた。

焦土作戦

2005-03-16 19:19:17 | その他
 ニッポン放送は、同社の優良資産である子会社のポニーキャニオン株売却を検討しているそうだ。ライブドアによるニッポン放送買収の旨みを減らして意欲を削ごうという作戦らしい。これをマスコミはさかんに「焦土作戦」と言っている。
 そう言えばつい最近、DVDでハリウッド版の「戦争と平和」を観た。映画館で観て以来だから、何10年ぶりだろう。ナポレオン率いるフランス軍に攻められたロシア軍は、怪優オスカー・ホモルカ演じるクトゥーゾフ将軍の策略で、モスクワに火を放って退却し、直接対決もしなければ降伏もしないという作戦に出る。モスクワに攻め込んだフランス軍は何の戦果も得られず、疲労と冬将軍の到来にほうほうの体でフランスへ逃げ帰る。これを称して「焦土作戦」と言うのだそうだ。近年においても、米軍に攻められたイラク軍が自ら石油プラントに火をつけたりしているのもこれに当るのかもしれない。
 しかしよく考えてみれば、ポニーキャニオン株自体は売却しても消えて無くなるわけではなく、持ち主が変わるだけの話だから、はたして「焦土作戦」という表現は正しいのだろうか。

あきれた大阪市職員の厚遇

2005-03-15 10:27:01 | その他
 大阪市職員のけた外れの厚遇が問題となっている。かつて会社で賃金担当者をやった経験から言うと、微に入り細を穿った給与項目には逆に感心してしまう。よくもまぁ、こんなに考えつくものだ。大阪市民には悪いが、いかにも大阪らしいと言えば大阪らしい。「これも付けとこか、ほなこれも付けなあかんな。」てな調子でキリがなくなってしまったのだろう。大阪市の職員の中には、年収1400万の運転手さんもいるそうだ。
 そこであらためて「わが市町村は大丈夫かいな?」と思ってしまう。合併、合併で喧しいが、同時に職員給与の適正化も併せてやってほしい。

泣いてたまるか

2005-03-13 00:22:28 | その他
 渥美清のテレビドラマシリーズ『泣いてたまるか』のDVD付マガジンが発売されたので、早速買ってきた。放映されていた1966年の頃、大学2年だった私にとって、当時の世相や風俗の記憶が甦り、とても興味深かった。最近、”昭和のにおい”だとか”昭和テイスト”などという言葉をよく耳にするが「まだそんな昔の話じゃないよ。」と、何となく違和感を感じていた。でもやはりこの、昭和真っ只中のテレビドラマを見ると「昭和は遠くなりにけり」と感じざるをえない。ドラマ自体も完成度は決して高いとはいえないが、寅さんシリーズの源流を感じさせる部分が随所にあり、面白かった。

東京大空襲

2005-03-10 12:49:39 | その他
 今日3月10日は、60年前米軍による東京大空襲のあった日だ。30万人に近い人が犠牲になった。さらにその5ヵ月後には広島・長崎で合わせて30万人が原爆の犠牲になった。イラク戦争の犠牲者が3万人弱といわれているから、その犠牲者の多さにはあらためて驚く。そんな悲惨な体験をした日本人が、戦争開始を積極的に支援するというこの不可思議さ。というより情けなさといった方がいいかもしれない。天国のみたまはどう思って見ているのだろうか。

言えるのかっ!

2005-03-08 16:32:06 | その他
 堤義明の失脚と逮捕以来、まるで「おもし」が取れたかのようにテレビをはじめマスコミが一斉に叩き始めた。堤家および西武系企業の内幕についてはこれまでも上之郷利昭や針木康雄らの著書に詳しく紹介されているが、堤義明の政界・財界・スポーツ界への影響力ゆえか、これまでマスコミはネガティブな話は控えてきたふしがある。ここにきてせきを切ったように、堤義明や彼にへつらう社員たちを揶揄するマスコミの姿勢を見ると、「あんたたちもあの社員と同じじゃないか!」と言いたくなる。また、お客さんをほったらかして堤にへつらう西武社員の様子に「うちの会社も似たり寄ったりだな。」と思っている諸兄は多いのではないだろうか。