徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

別府秘湯殺人事件と割れ窓理論

2010-09-07 10:20:20 | 時事
 この衝撃的な事件は、別府のみならず、これから観光産業が頼りの九州各県にとって、そのイメージダウンの影響は計り知れない。周辺ではこれまでも不審者を度々見かけたり、車上荒しなどが頻発していたという。ならば、地元の自治体や警察などは何らかの対策は打っていなかったのだろうか。たしかに、危険な地域であるという情報を公然と表示するのは抵抗があるかもしれない。しかし、今回のような事件が起きてしまってからでは遅いのだ。同じようなことは他の観光地でもないだろうか。最近、事件が起きてから、「実は以前にもこんなことが・・・」なんていう話をよく聞く。どうも日本人の“危険予知能力”が退化しているようだ。これからは都会型犯罪が山間部にも流れ込んでくる可能性がある。九州の山を、山賊が出るような危険地域に絶対にしてはいけない。各県が連携して、こんな事件が二度と起きないよう、“割れ窓理論”で総点検してもらいたいものだ。