のと鉄道運転士 「のとてつ5828」の乗務日誌

能登半島を走る第三セクター鉄道「のと鉄道」
のとてつ5828運転士の公私の乗務日誌

アーク?

2010-12-19 | のと鉄道

今朝はめちゃ冷え込みました。

久々の泊まり勤務は33行路

天気も良かったので、穴水湾からの「日の出」の写真狙いで、早めに家を出て“珠洲道路”を快走しました。

さすがに“スタッドレスタイヤ”に履き替えたため、「安心」して走行できました。

愛車の外気温度計は“マイナス5度”を表示していました。

こういう時によく起きるのが、電化区間で凍りついた架線と列車のパンダグラフとの間に起きる放電で「アーク」と呼ばれるものです。

幸いにも「のと鉄道」の区間はほとんどが「非電化区間」なのであまり関係ありませんが、唯一和倉温泉~七尾間は架線がかかっており、朝イチの七尾から和倉温泉への「回送」の「電車」で起こることがあります。

今日もまさに「アーク」が起きたようで、初列車120Dは和倉温泉駅の機外で、「サンダーバード12号」となる回送列車を“到着待ち”したようです。

JRの現役・OB運転士によると、「アーク」が起こると架線やパンダグラフを損傷することもあるので、「初列車」はものすごく“慎重”にゆっくり運転しないといけないそうです。

そのために昔は、七尾線に419系の「霜取り列車」が走っていたらしいですね。私は見たことないですが・・・

私の運転する128Dの出区となる8時過ぎでもまだホームの温度計は“0度”でした。

Img_0086

それほど冷え込んだ朝でしたが、日中は晴れて空気も澄んでいて、対岸の「北アルプス」の山々がきれいに見えておりました。

今日乗られた観光客の方は超~ラッキーでしたね。

土曜日の早朝、高岡から「きたぐに」で大阪行って、「AKB48(フォーティーエイト・・・)」の「イベント」に行き、その日の夜の「きたぐに」で「0泊2日」で今朝帰ってきた甥っ子は、待ってました・・・とばかり東富山~水橋間で立山連邦の山々をバックに「マニア活動」したそうです。やっぱ若いから「タフ」やね・・・