[今日、第一原発の現場に入りました。
業務上の守秘義務もありますが、書けるだけ書かせて頂きます。
重要免震棟で説明を受け、骨組みだけになっている4号機、3号機を間近に見てきました。
本日の最高値は1,000μsv/h。異次元の世界です。
素直な感想としては、進んでいるが進んでいない。そして進んでもいるということ。
重要免震棟は線量の確保ができていますが、一歩外を出ると高い線量であることは紛れもない事実。
そして、誤っていけないのは、今回の事故は最悪ではなかったこと。
重要免震棟がギリギリ半年前に完成していなければ、現地での対応は不可能であり、間違いなく今の日本はないということ。幸いなことに最悪を免れることができたという、恐ろしい事実をもっと皆で共有すべきと感じます。
いいですか、本当にぎりぎりの状態でした。今、それぞれの事業をどう展開させていくかといった議論をしていますが、それは奇跡的なラインが守られたから出来る話にすぎません。
隅田であれ、八王子であれ、日立であれ、東京全体であれ、おそらく西日本であれ、紙一重だったのです。そしてしっかり対応しなければ、これからも紙一重であり続けるのです。
ふくしまが当事者というのは明らかな誤解。本当に日本全体が当事者となるべき問題なんです。きっとこれを実感はできないでしょう。キツメのトーンになってしまいますが、共有できる皆さんだからあえて言います。
この重さを心に刻みつけてほしい。]
重要免震棟は原子力発電所にはあって当然と思っていたら
なんとたった6ヶ月前に完成したばかりとは・・・・
不幸中の小さな幸いてやつね~
大飯原発には今だ免震棟はなし
それなのに再稼働OKとは
紙一重の自覚も反省もありません
我が家の犬だって学習能力はあるのにな~
「コンクリートから人へ…etc、etc」のごとく嘘つきが普通になってしまった日本。原発は「一つの時の例」かもしれません。
これから選挙があったとして国民はどうするのでしょう。嘘つきばかりで選びようがない。
そんな中でも今日を生き明日を生きていかなければならないささやかな抵抗を試みながらね