野楽里倶楽部 in 那須 ~のらり~

田舎での日々の暮らし・山野草       

最近の秋の山

2006-10-23 10:52:15 | 花藍
行かなきゃいいのに、見なきゃいいのに、
嘆きながらもまたまた県民の森から尚仁沢をへて八方へ、
埼玉に住んでいるころから、一人でときには友人を誘って、公民館で頼まれてバスで沢山の人を連れてきたことも・・・・
年よりも子供も誰でも気軽に自然を楽しめる山、
春には山ツツジ、三つ葉ツツジ、ヤシオツツジが咲き乱れ、
一息入れて大柄のレンゲツツジが咲き始める、
そして初夏最後のツツジ淡紅色のホツツジが・・・
秋には木の実を集め赤や黄色に色ずいた落ち葉が林道を埋め尽くし・・・・
篭一杯拾い集め、時には夜も寝ないで木の実や落ち葉で遊んだ・・・
ころころ太ったミズナラのドングリや輝くような赤や黄色の落ち葉も拾い集めることができないなんて・・・・

赤いモミジの葉っぱで埋め尽くされてた林道も、紅葉する前に蒸れて落ちてしまったよごれた落ち葉でうめつくされて以前の秋の面影無し、

木の実と落ち葉で作った花魔女のルルと野鼠のチュチュ
藍染の上に時々登場する魔女っ子とネズミの原型はこれ
さてルルのマンとは真っ赤に紅葉した山葡萄(山葡萄は何年も色が残ってくれるのです)
顔はオニグルミ、体はイラモミのボックリ
帽子はアオツヅラフジの蔓ツルに粘りがあって折れなくて、どんなに小さいものでも自由自在に編めるのです
秋になっても、冬になってもツルはきれいな緑色、
ホウキはススキ
チュチュは未熟で落ちたかさの開いてない赤松ボックリ
尻尾は山葡萄の巻きヒゲ(雪深いところの巻きヒゲは雪に埋もれないように、回りの木にしがみつき、太く長く伸びて、もうそれだけでも立派な芸術品)
さて次は7人の小人、顔はオニグルミ、胴体はイラモミ、帽子は赤い山葡萄の葉っぱや黄色のトチの葉、
集めた落ち葉があんまりきれいで、
これをなんとか・・・欲張りな私は1日でも長く、身近に置いて楽しみたい・・
そして考えついたのが7人の小人、胴体には紫やオレンジに紅葉したチガヤやを巻きつけ・・・
いつまでも秋を楽しんだ、毎年、毎年繰り返し遊べるものと思っていたのに