のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.1915

2021-07-15 00:59:44 | 新しい子猫たち 
この時は 単なる無駄話 とか雑談では終わらなかった。香奈チャンネルの将棋チャンネルの人は 最近 あの子の新しい将棋が無くて、昔の将棋ばっか と云う話があるんですね。あの子は棋士ではないから 他の棋戦には出ないし。


洋太郎は猫の先生にどうなのと聞いた。猫の先生は ウチの一門の研究会では指してますよ、ここで公開してます、学校は大切なので土曜、日曜に この研究会はしてます、人間相手では勝ち負けに拘り過ぎる傾向があったが最近それから自由になっているみたいです


将棋道場のジイサンはあれは勉強になるよ、猫の先生の解説は丁寧だしね とか言った。ウチウチの研究会を放送したらいけませんかね と香奈チャンネルの将棋チャンネルの人は言った。猫の先生は それは別にいいよ、又研究すればいいだけの事だよ。


神之助側近の奴は、ウチが金を出すよ、一門だけではなく、そこそこの棋士を招待する形にすればいいだろう、あの子に対局料の名目でお金を渡せるし、ウチの親分もそれを気にしているんだよ。


治部ホテルのレストランの親分筋のシェフ はウチの料理を提供してもいいよ、宣伝してくれると云う名目があれば、経理の奴らも黙るだろう、


洋太郎はそうだね、そういう考え方もあるね とゴーサインを出した


これが非公式ながら 対局料の高い、飯も豪華、優勝賞金の高い棋戦の誕生へと発展していくのであった。