のら猫の三文小説

のら猫が書いている、小説です。
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新しい子猫たち No.1038

2017-01-31 00:01:49 | 新しい子猫たち 

実は 中国にもコシロの子孫はいた。スイスのグランマの子供で賢い猫がいた。スイスカナコイン牧場に飼い主のネコスキーノに共に移すんだ時にはこの子供にも子供たちが一杯できていた。その中に一匹にこれまた賢い猫が出来ていた。


 


実は コシロには兄弟、姉妹と云うかメスも一杯いて、それらの猫は日本に散らばっていて、敷地内にきた、配偶猫は、ほとんどは コシロの血縁、遠い親戚の猫が多かったのは、まだみんな知らなかった。


 


レアメタルの効能として頭が賢くなるのではあるが、近親結婚による弊害も遺伝子的に修正する作用もあるのではあるが、まだこの時点では判らなかった。敷地内での猫たちも親戚同士の結婚が増えていたのに、近親結婚による弊害よりも、賢い猫たちか増えていたのは実はその所為だった。


 


 


それは兎も角、この賢い猫は、スイスのカナコイン牧場に近接していた大学院大学の中国人留学生と仲良くなって、この中国人留学生が中国に帰る時に、一緒について行っていた。


新しい子猫たち No.1037

2017-01-30 11:58:46 | 新しい子猫たち 

敷地内の猫たちにはある思い込みが強くなっていた。思考して考える猫たちは、コシロの子孫に限られるという思い込みだった。


 


実際には、初期の配偶猫たちは 敷地外から来た猫だった。ただそんな猫たちもドンドンと賢くなっていって、敷地内の猫たちのレベルが上がり、今は敷地外から猫が来る事は少なくなっていた。


 


スイスカナコイン牧場の猫たちもコシロの子孫と判ったし、アメリカのミスターも一族と判った。


 


ただコシロに兄弟がいたかは判らなかったがいないものと思い込み始めていた。


 


日本各地で猫の家が出来て、レアメタルが溶解している水を飲んで、知的レベルは上がっていて、それほど差のない猫たちもいるにはいたが、やっぱり敷地内の猫たちとは差があった。


 


コネコ研究所の人工知能の研究とか それ以前のプログラミングの技術、ノウハウは他を寄せ付けない程超越して進んでいたが、実は猫のおトイレ掃除ロボットがスイスカナコイン牧場に導入されていく過程でスイスカナコイン牧場で、いつも日本の敷地内の猫たちから技術を貰うのは情けないと思うようになって、スイスコネコ研究所を作る動きが出てきた。チャはこれを知って、スイスカナキャットとして出資して、日本のコネコ研究所の技術資産をライセンス料を取って貸し出す事にした。コネコ研究所は自分たちが圧倒していると思っていたので、簡単に応じた。


新しい子猫たち No.1036

2017-01-29 00:00:36 | 新しい子猫たち 

日本での猫おトイレ掃除ロボットは、ヨーロッパで流行したのを受けて、普及しだした。リトルチャをはじめとする敷地内の猫は、自分勝手な猫の気性も持っていて、日本の猫たちの事はあまり考えなかった。むしろヨーロッパでの猫おトイレ掃除ロボットの流行を見ていた、リトルキャットファイナンシャルの連中が市販化を急いだ。


 


医療ロボットは、コネコ研究所とロボット工学研究所からパテントを取り、リトルキャットファイナンシャルと瑠璃興業が合弁して、子会社を作り、それが地域代理店方式で各地の香奈特別基金が支援している各地の小さい会社に販売を依頼するシステムを作っていた。


 


今回はそれもしたが、通販で売り出した。聖子の安いよが売りたいと言ってきたが、安いよが入ると価格が不安定になる事が考えられた。猫おトイレ掃除ロボットに簡易型と高級型を作り、簡易型を安いよと一般通販に任せる事にして、しかも 安いよの通販システムを使う事にした。この簡易型は値段もやすく、機能は限定だったが、日本ではドーンと売れ出した。悪貨が良貨を駆逐せず、簡易型が高級型の普及を促進していた。高齢層には猫は可愛いがトイレの掃除維持が大変と云う人がいたが、高級型では猫の砂も定期的に配達して、しかもセットしてくれるサービスもついた。いつものゴミだしにトイレの使用済みの砂を加えるだけの手間で済んだ。


新しい子猫たち No.1035

2017-01-28 00:09:10 | 新しい子猫たち 

実はもう一つ 大きなものがあったが、マスコミではそんなに取り上げられなかった。


 


それは猫のオトイレ 掃除ロボットだった。敷地内では猫が多く、オトイレ掃除して清潔なオトイレでしたいと思っても、猫は多くて、猫のオトイレ掃除をする係の人は、トイレ掃除だけしているのではなかった。コネコ研究所が ロボット工学研究所と相談して猫のオトイレ掃除ロボットと云うか自動で洗浄から、猫用の清潔な砂補給までするロボットが出来ていた。


 


スイスの猫たちも話を聞いて、欲しがっていた。猫たちからの直訴はコッソリートに届き、スイスカナコイン牧場で早速導入する事になり、見まね猿真似に優れていた、大介の会社がロボット工学、コネコ研究所からパテントを貰い、ヨーロッパで導入した、最初がカナコイン牧場だった。


 


ロボット工学と大介の会社とは色々とコネがあったがこの時にスイスカナキャットがヨーロッパにおける、コネコ研究所の代理店となった。


 


この猫オトイレ掃除ロボットは驚く程売れたが、マスコミは人間の医療ロボットの話しかしなかった


新しい子猫たち No.1034

2017-01-27 00:07:04 | 新しい子猫たち 

スイスカナキャットの専従役員の奴がチャ、リトルチャタロウそして金融研究所のアイツとは定期的に打ち合わせに来ていた。その時に飯食っている時に珠美とその彼、実はもう結婚していたが、近くにいた。ナンダカンダとアイツと珠美が水泳の話をしている時に、ヒマだった珠美の彼と専従役員の奴が話をした。医療ロボット、介護ロボットが日本でそこそこ出てきた時だった。


 


スイスカナキャットの専従役員の奴は、関心を持って色々と聞いていた。メモも取ったし、パンフレットの類も貰って帰った。


 


スイスカナキャットもスイスカナコインと一緒に、スイスジブ財団に寄付していた。スイスジブ財団の人と話をしている時に、この医療ロボット、介護ロボットの話をした。スイスジブ財団は本気になって導入したいとこの専従役員に言った。


 


スイスカナキャットは、スイスカナコイン医学研究所の大株主でもあった。スイスカナコイン医学研究所は製薬の開発研究だけでなく、付属病院も持っていた。スイスカナコイン医学研究所も付属病院で、この医療ロボットの導入テストをしたいと言った。


 


それがヨーロッパで次第に、医療ロボット、介護ロボットの本格的な拡大につながった。スイスカナキャットだ:けでなく、スイスカナコイン、ジブ関係も一緒になった事業だったが、香奈すら、面白そうじゃないと言われてゼニだけ出しただけなので、この専従役員が頑張って、スイスカナキャットがヨーロッパに導入していったと言われるようになって、ヨーロッパでは一気に有名になった。