のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.1911

2021-07-11 00:49:06 | 新しい子猫たち 
一言で治部一族と云っても かなり広い。敷地内だけの話ではない。敷地内は基本的に純子系列が中心だか、阿部一族の人、製薬の天皇と言われる会長も住んでいるし、治部次平の長男筋の人もいる。


香奈は治部一族の今では長老だったが 治部次平の長男筋、今は機械と言われる 世界でも一流の機械製造会社群、この会社は、治部次平の長男筋の 香奈の母親の和子が 今の機械の基礎を作った。そして香奈の弟の 勝が技術担当副社長として支えた。香奈は自身で資源エネルギー分野の香奈オフィスを作ったが、香奈が作った香奈オフィスは運用もする 資源ビジネスもする と云う会社だった。香奈の旦那の徹は 日本のエネルギー分野の草分けに近い存在で中東諸国にも知り合いは多い。


香奈オフィスは実は香奈ではなく、娘の瑠璃が資源エネルギーの会社として大きくした。瑠璃は頭はキレるが嫌味な女、皮肉は強烈、それで運用もして金も儲ける幹部たちは 瑠璃に不満を持ち、香奈はソイツラをジブトラストに移動させて、世界のジブトラストに発展していった。もっとも運用に気持ちが残る大幹部たちは去り、資源エネルギー分野に専念する事で 香奈オフィスは資源エネルギー分野の大手になったとも云えるが。


香奈の母の和子は 機械の女帝と言われたが 機械は治部次平の長男筋の会社と割り切ってもいた。自分も会社を作った。それが今の資源開発と 毛利貴金属。毛利貴金属は最初は宝石店の積りで 金とかの貴金属を保有しておくための隠れ蓑の積りだったが、勝の奥さんの真理が今では日本最大の貴金属会社にしてしまった。ここは非上場で完全な 和子に繋がる人たちだけの資産会社でもある。和子の旦那は毛利一族に繋がる地方の名門、毛利一族の資産管理会社でもある 毛利不動産は 今は香奈が一応相談にのっていると云うか 支えている。


その他 治部次平の長男筋 の会社と云える 機械。阿部一族の製薬、阿部一族の運送会社などもあって、色々と複雑多岐を極めていた


治部次平の娘は大阪の次平の弟子に嫁ぎ、単なる病院を医科の私立単科大学を製薬の協力を仰ぎ、発展させていた


洋太郎は全てを差配する立場でもないし、決して 差配していないが 洋太郎とか 香奈とか 恵 クラスの長老は それなりにみんな こうした治部一族の全容を知っていた


洋太郎は ジイサンではあるが こうした背景の調整とかの色々な事をしている。実際には 会長室の奴らがしていた。会長室のスタッフはそんなに多くはない。する仕事は多く、且つ複雑。背景を理解するだけでも大変、知のゴロツキとも調整するし、みんな忙しい。


香奈のジブトラストの管理の連中とも調整するし、機械の連中そした製薬の連中たちも場合によっては調整するのだ