ただ計画とかは常に 思ったようにはならないものだった。
そんなに簡単には出来ない筈が素材メーカーの支援と研究もあって、思ったよりも早く出来た
チャタロウグループのアメリカも資金が要ると考えて、リトルチャグループのアメリカにも協力していこうと話かけた。これでリトルチャのアメリカグループも新しい事業に出資していく計画が出来た。当座はアメリカのカヨコファイナンシャルで対応すると誤魔化したものの、資金が思う程いらなくなった
リトルチャもチャタロウグループも日本の本社にも話をしていたが、たいしたゼニも要らないので簡単に承諾が下りて、しかもあのファンドとかに出資していこうとの話もでた、今は大手 中堅クラスの企業は大なり小なり 出資していて、そんなに金も要らない、しかも各社の技術体制が見れるとかで神子グループの奴まで 会議に出てくる始末になっていた
リトルチャとかチャタロウにも 単に報告事項として報告するだけで終わり、リトルチャもチャタロウも、それはいいことだねとしか言わない
アメリカのカヨコファイナンシャルはチャタロウグループに対しては、巧言令色を尽くして、説得していた。貧しい人にも買えるように、しかもナンダカンダとも支援するとか ほざいた、真面目なチャタロウグループは感心した。リトルチャグループはそんな戯言は信用しないが、あのオッサンの計画がほぼ判った。税務ゴロも入れて、アーダコーダと検討して、チャタロウグループには ワシ等もその計画には積極的に参加する事にしたいと云った。
リトルチャグループは リトルチャが相場をするかしないかで利益が突然と変わる性質があって、税金対策が大変、タックスヘイブンの資金の比率を変えるのは同じではあったが、それも変動すると今までのようにはいかない。 決して儲かると思ったのではなかった。巧言令色の類は 他人に話するのは便利だった
ただリトルチャグループは国内のマーケットについても調査したし、安いよにも話をして、ある種の製品は独占販売させるとほざいた。今の安いよは系列スーパーを抱え、地方百貨店まで 傘下に入れている 巨大流通網となっていた。
しかもチャタロウグループは傘下に格安スーパーを抱えていて、流す量は大きい
チャタロウグループは 真面目に真剣に商売していて、信頼も厚い。日本でもアメリカでも十分な体制を整えられていた。しかも大義名分もあった。リトルチャグループはそんなものは信用しないが利用はするタイプ。
あのオッサンの胸の中の思いは、リトルチャグループの首脳部にとっては、同じ思いだった。相場の天才猫を抱えていて、利益が突然と変動するのはもっと深刻、控除の利用は考えるだけ既に使っていた。大義名分があって、しかも税金対策も出来るかもしれない、派手に準備しようとか言う事になった、これはリトルチャの許可も要らない程度の金で出来た。