のら猫の三文小説

のら猫が書いている、小説です。
質問があれば
gmailのnaosukikan
まで連絡ください

新しい子猫たち No.1690

2020-10-31 00:42:12 | 新しい子猫たち 
リトルホワイトは 言葉は飾らない、ドキンとする言葉が並んでいた。ココシロは流石にちょっと表現を柔らかくした。子猫はもっと柔らかしくしてアイツに見せた


アイツは そうなのか と驚いた。奥さんも驚いた。


そんな時に彼は そろそろ次のローストビーフを持っていく時なんですが 出来れば 私も妻を連れて行きますから、ご家族と一緒に会食でもとうですか ココシロは貴方のご子息と令嬢にも同席いただけれると有難いと言ってますが、どうでしょうか 会食は例のレストランに頼みますので、ご出席できる人数をお教えください との連絡が入った


ココシロがそう言え と彼に言っていた

新しい子猫たち No.1689

2020-10-30 00:37:23 | 新しい子猫たち 
二人の会話を子猫が聞いていた。 子猫からココシロ、ココシロからリトルホワイトの順に流れ、リトルホワイトは念入りに調査するようにと命じた。それでなくてもリトルホワイトが気にしていた奴だった。


それがリトルホワイトの調査機関は陽太親衛隊の奴らについて身元調査は 例の借金騒動の件以来 徹底していた。直ぐに報告が上がった。


リトルホワイトは それを見て 長男の付き合っていた 相手に興味があった。陽太親衛隊の奴らは 所詮 良家の子供が多く 理想肌ではあるが実際の苦労はしていない。 この子を陣営に入れれば、アイツの選挙基盤もアイツの人間としても 役に立つ。リトルホワイトの意見を付け加えた。


その情報は 今度はリトルホワイトからココシロ そして子猫に流れた。

新しい子猫たち No.1688

2020-10-29 00:32:48 | ご挨拶
陽太親衛隊の奴は 子供たちの事は詳細には知らなかった


アイツ等の仲はどうなの と奥さんは聞いた


奥さんは 私もよくは知らないけど 相当進んでいるみたい


そうか 君は相手のご両親に会った事があるのか と聞いた


いや それにまだ詳しく聞いてないから よく判らない


二人とも大人だろうが 相手側のご両親とも会って相談しないといけないね

新しい子猫たち No.1687

2020-10-28 00:30:29 | 新しい子猫たち 
彼は 子猫はローストビーフが好きで、なかなか 入手出来にくいから と云って持ってきた


確かに 香奈の家の隣のレストランのローストビーフ は敷地内専用と云えた。香奈の家の隣のレストランは冶部ホテルのレストランのデリバリーサービスで 取り扱っていたが 値段は飛び切り高く、しかも ここのローストビーフは外部には 出してはいない。


香奈の家の隣のレストランも 冶部ホテルのレストランも 人数聞いて その人数分だけ作るような事はしない、倍 程度の用意はする


それが重なり ドーンと料理が余った


奥さんは 子供たちに連絡して 香奈の家の隣のレストランと 冶部ホテルのレストラン のオードブルがあるよ、手がすいていたら食べにくるようにと電話した


子供たちは タッパーを持って飛んできた。二人は これはあの人が好きとか言いながら、ドーンとあったので、この家にあるタッパーまで貰って、さっさと帰った


陽太親衛隊の奴も そのスピードには唖然としていた





新しい子猫たち No.1686

2020-10-27 00:22:45 | 新しい子猫たち 
香奈の家の隣のレストラン は 別に頼まれていないけど ローストビーフ以外にも オードブルを作った。肉料理チームは忙しそうだったので、魚担当のチームが作った。香奈の家で丁度要望があった事もあった。猫好きな魚 料理は 多く、香奈の家の猫たちの要望も聞いていた。


一方 治部ホテルのレストランは 注文されたローストビーフだけで良かったし、注文されていないのに そこはサービスとしてやっぱりオードブルも作っていた。


香奈は 彼の家は敷地内の家と同等として取り扱って欲しい と香奈の家のレストランに言っていた事が これらの前提としてあった。


結局 ドーンと料理があった。


ローストビーフは 美味かった。 特に治部ホテルのレストランの作った ローストビーフは 特に美味だった。まさしく 小さい ビーフステーキと云ってもオカシクなかった。


陽太親衛隊の奴は 前に一度食っていたが、あの時よりも美味しかった。奥さんも吃驚していた。

香奈の家の隣のレストランのローストビーフも美味しいが、なにかあっさりとしている感じだった。


彼は、二つのローストビーフを冷蔵庫の氷温庫に入れて、時間を置いて比べて欲しい と言った。陽太親衛隊の奴は あの時の話を思い出していた。そういえば あの検証はしていない。 判ったと言った。彼は 子猫のために持ってきたと言ったが、それだけだろうかとの思いは残っていたが。