何しろ この猫はまだ奥さんを信用していない
奥さんは 賢い猫だと彼から聞いていて、猫にご機嫌を取るために高いキャットフードを買ってきて、上げた。彼は高い高級カリカリを上げてから出かける。時々ヒラメだったり、タイだったり、マグロの刺身を猫と一緒に食べていた。ヒラメなら食うだろうと高級なキャットフード、少しだけ贅沢と云うペーストタイプを上げたら、見向きもしない、皿の中で干からびて、ほってしまった
彼も偶には出張の行くが 猫と話あって、余分に高級カリカリを多めに入れておく。奥さんは水を替えてあげてと頼まれるだけ。
可愛い子犬だったら、自分の言う事は聞くだろうと思ったのだった。
彼は、猫に聞いてみた。猫はいいと言った と彼は言っていた。
彼は言わなかったが、猫は あの人も自分の言う事を聞くペットが欲しいんだ、あの人は天才少女から優秀な女の子となったような人だろう、主役でないとイヤと云う、我儘なんだろうね と言っていた。さすがの彼も そのセリフは言えなかった