遺伝子分析センター と リトルキャット との間での育種ビジネスは大成功した
遺伝子分析センターは種子ビジネスがメインになりすぎていた、育種は先行した研究の蓄積、優れた技術がありながら
部分的 断片的であったのがこの合弁会社によって 息を吹き返し 体制を整えて
海外も視野に入れ始めていた
特に 最初そんなに重要視していなかった
アジアオセアニアでの育種ビジネスが 大きくなっていた
リトルキャット九州は九州では圧倒的ではあったが 所詮 地方と云う意識があった。九州では圧倒的な支配率ではあったが マーケットとしてはしれていると思っていたが
アジアのリトルチャ グループのアジアの責任者が接近してきて 辺朗のアジア快適のネットワークを使いながら、インドも含めて マーケットとしては大きくなっていった
ここから 世界への進出 が開始されて アメリカに手を伸ばし、ヨーロッパでも拠点を築くようになった
ただ 遺伝子分析センターとして 最初に思っていた、リトルキャットは香奈の個人会社であるとの思い込みは 違っていたと実感していた。香奈はなんとも言わないし、依然として儲けすぎ批判は折に触れて言っていたし、リトルキャットの連中も香奈の事はなんにもいわない、ドンの意向とか総帥の意向とかは気にしているようだが
香奈の意向はまったく気にしていなかった。