のら猫の三文小説

のら猫が書いている、小説です。
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新しい子猫たち No.1567

2018-07-31 00:00:34 | 新しい子猫たち 

ところで 彼の家のメンバーは増えていた


 


今度は人間だった。


彼のご両親が孫を見に来て 母親が体調を崩し、エンゼルホープ病院に行って 直ぐに治った。彼の家の水のパワーも知って、かれの家にいる事になった


 


彼の奥さんのご両親も同じ、今度はあの煩い親父さんが体調を崩し、エンゼルホープ病院であっさりと治った。そして水のパワーにも驚いた


 


不思議にも ココシロは 彼の両親そして彼の奥さんの両親のためにワンフロワーを用意していた


 


彼もアッと思った。そうだったのか、そのために高層にしていたと判った


 


ただ直ぐに世界一流の病院に行けると云う安心感と本当に魔法のような水のパワーがあって、直ぐに良くなった


 


彼の奥さんの煩い父親は、ジブシティーの魅力は、魔法の里と言われ、元気になるだけではなく、エンゼルホープ病院の魔力、すぐに見てくれる一流の病院があるからだ と骨身に染みて判った


新しい子猫たち No.1566

2018-07-30 00:00:42 | 新しい子猫たち 

この地下室の設置と目的は 謎のようではあったが、謎ではなかった。ジブの管理の常務の指示があったと後になって判った。


 


敷地内から車で30分以内で 元気の出る水が飲める場所がある。ここに敷地内の人たちがゆっくりと出来る場所を作ろう、それも秘密の内に。あの鉱物を入れた浄水器のようなものを敷地内の各家に配布しているのに、今でも水汲みの車が絶えない、治部一族 絡みの諸企業の総務も根を上げだしていた。ジブの管理でさえ、水を汲みにいき、香奈にあげたいと云う奴が後を絶たない。


 


それと同時に 屋敷跡の採掘の時に 水が湧いてきた。 それを分析すると あの水のようでもあった。全く 事情を知らない奴が、温泉ではないかと 依頼して検査してもらうと 冷泉と云えると云う結果。


 


地下二階に大浴場を作ろう。普通の大浴場では面白みがない。あの巨石をちりばめて、岩風呂みたいにしよう


 


香奈ハウスと瑠璃興業の連合軍は、この屋敷跡のあの鉱物の推定埋蔵量に驚いていた。こんなにあるのか と 詳しく調査している時に、あの巨石は貰っていいかね と聞かれ あの巨石は堅くてとても処理できないけど 出来るものからどうぞ使ってと軽く返事した。


 


岩の専門家に聞くと 堅いけど処理はしやすい。岩風呂には向いている、巨石は幾つかの浴場と変わり、檜風呂とか通常のタイル風呂とかも用意した。


 


結局 あの巨石をちりばめた、岩風呂を中心に 幾つかの大浴場が出来。地下一階はオープンカフェ みたいな 待ち合わせ場所みたいな、応接間みたいな空間になった。


 


ジブ交通に話をして、彼の家と敷地内の定期便を考えた。調査すると結構な利用が見込める。豪華バスを何台も購入してとの計画を練っていると 常務から アホか 30分もかからないんだよ、簡単に移動しやすいものでいいんだ。と言われる始末。


新しい子猫たち No.1565

2018-07-29 00:00:41 | 新しい子猫たち 

このビルと云うか この家の所有権をどうするか 資金をどのように配分するかはまだ決まっていなかった


 


一応 お宝銀行が彼の資金管理会社から依頼を受けて、当座の資金を融資する形になっていた。正人も 大抵 もう一つの大きな銀行も使えと言いたいのだが、こんな融通無碍の展開に対応する事が もう一つの大きな銀行では出来ない。陰に陽に、ココのプレッシャー、ココの意を受けた 運用部門が時々入り込んできて チャチャを入れるのであった


 


建設会社も本格的 どんな地震が来ても大丈夫な構造にしていた


 


地下室は結構難しかった。ただ普通の地下室では芸がない、構造的な問題を克服させて、地下一階の一部は、外に通じるようにしていた。その部分の外部には斜面を設置して、地下一階にして外部庭園があり、天候によって、稼働式の透明な屋根が出てきて、更にもっと通常の合成樹脂も入った本当の屋根を出てくると いう凝った作りをしていた。


 


監督していた香奈オフィスの奴らまで アッと言っていた


 


彼の屋敷跡の地質調査では かなりのあの鉱物が見つかっていた。純度としては今のビルの地下にあったような純度が高い部分が集まっているような事はなくて、全体的に広くしかも深く見つかっていた。香奈オフィスと瑠璃興業の連合軍でさえ、驚いていた。その処置をどうするか考えていた。


 


ただ巨石が幾つか見つかっていて、その調査をした。ただこの石は堅くて、表面ではなにも見つからなかった。ただ 場所が場所だけに一応保管しておく事にした。


新しい子猫たち No.1564

2018-07-28 00:00:22 | 新しい子猫たち 

治部一族の中では建設会社はなかった。厳密にいえば 姻族の中にあったが今は建設そのものは止めて、幾つかの建設会社をコーディネイトしているだけになって、ジブトラストが出資している建設会社は何社かあって、その時々の事情に合わせて、使っていた。


 


今回は香奈オフィスと瑠璃興業が あの屋敷の地下調査がしたく 働きかけ、建設会社を選択して、資金支払い等は お宝銀行に任せた


 


それだけに建設会社は 地下の検査は香奈オフィス系の会社が担当しているだけに、その目を意識してしっかりとやった。香奈オフィスから資金は、なんぼかかってもいいから、完璧を目指して施行してね。これはゼニかかるから止めたなんぞいわないようにしてね。と言われていた。


 


通信設備はコネコ通信が監修する事になっていて、香奈がジブの常務同席の上、あの家は 治部一族に準じて考えて通信できるようにしてやってね と コネコ通信の上部組織のジブ通信の社長に言っていて、コネコ通信も厳命を受けていた。その工事の連中も建設会社の人にこぼしていた。エライ プレッシャーをかけられて 大変ですわ。


 


建設会社の連中も それには同意していた。ゼニ なんぼかかっても、いいとは云うものの、それは お宝銀行がチェックするのに決まっている。ただ そういう理由で安上がりの手抜きをするな と云う事なのだ。


 


 


新しい子猫たち No.1563

2018-07-27 00:55:34 | 新しい子猫たち 

引っ越しも そこからそこなのに 業者をドーンと呼んで さっさと済ませ


 


古い屋敷を解体し、地下の検査を早速 行った。みんなの期待通り、あの鉱物がドーンと見つかり、しかも今度は深い所でも純度は落ちない、新しいビルの地下は純度は高いが偏在していたようだったが、ここは地下鉱山に出来るかもしれないと期待していた。