時々、キモノでお出かけ♪

かつて二日に一回キモノを着ていた主婦の、今となっては備忘録と化しているブログです。

手作り絵の具で絵を描く☆~伊勢木綿に孔雀帯

2010-10-06 11:24:36 | コドモ
日曜午後の部。
近代美術館&科学博物館合同企画:「手作り絵の具で絵を描こう」☆

岩や土から絵の具はできていることを習う。
自分たちで地元の土の塊を砕く。
トンカチ初体験。
ガツンガツン。新聞紙が破れた~~~っ

茶漉しでふるいにかける。

できた粉(右)にニカワ(左)を少しづつ入れて、指先で溶く。
「くっさー」「くさっ」
ニカワのにおいに顔をしかめる子供たち(動物の骨や皮からできているので臭い)。


普通のチューブ絵の具と自作の水干(すいひ)絵の具。
両方使って絵を描く。
子供たちに人気あるのは普通の絵の具(笑)。
普通の画用紙なので、発色が土の絵の具だとパキッとクリアではないからか。
「せっかくだからこっちを使いなさい」
という声があちこちから聞こえてきた。
・・・ふふっ お子様にはこの味わい深さはまだわかるまい。

高価なラピスラズリなどを使わせていただいてありがとうございました。
大人も楽しい企画。小鞠にもいい経験になったはず♪


☆昨日のコーデ☆
キモノ:かつお縞伊勢木綿
帯:モスリン?孔雀と蔓花柄昼夜帯
帯留:自作の鳥
半襟:鳥のクロスステッチ刺繍

着たは着たけれどタイムアウト。出かけずじまい。
髪そのまんまですが、まあ家の中だけということで。




2 コメント

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Unknown (hisa)
2010-10-06 15:59:31
やっぱりこの伊勢木綿素敵ですね。
いつかおソロになってもいいですか?なんて。

帯も凄く素敵。
いい色ですねぇ~。

この鳥さんの帯留めは粘土で作られたんですか?


手作り絵の具って、土や岩で出来ているんですね。初めて知りました。
小鞠ちゃんには良い経験になったでしょうね。
お絵かき楽しそう。
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hisaさんへ (鞠花)
2010-10-06 19:47:18
この伊勢木綿、もうちょっとグレーが濃いバージョンもあったと思います。
お揃い歓迎ですヨ♪

帯留はですね、「自作というにはおこがましいシリーズ」で、ボタンを改造しただけです。

絵の具の歴史は鉱物を粉にした顔料から始まったと思います。
日本画は岩の絵の具を使います。
今は既製品にニカワを入れて溶いて使われているようです。
小説などで読んで知ってはいましたが、実際に自分でニカワを使うのは初めてだったので楽しかったです(ワタシが)。
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