時々、キモノでお出かけ♪

かつて二日に一回キモノを着ていた主婦の、今となっては備忘録と化しているブログです。

ありがとう、さようなら富山☆

2012-07-29 13:33:20 | 
明日の朝イチ、荷造りに業者さんが来訪。
明後日、荷出し。
富山で過ごすのも残り2日(弱)となる。

二階の窓から見える立山連峰(冒頭:ズーム画像)。

裏の川。
上流2キロに熊が出たというニュースには肝を冷やしたっけ。
いるというホタルは見ることがなかったけれど、一階の窓からでも鴨がプ~カプカしているのが丸見え。
サギ、セキレイ、キジ。
お隣さんが、大きな黒い鯉やナマズも釣っていた。




コオロギ、カマドウマ。
この季節になると、毎晩虫たちの大合唱を聞きながら眠る。
アマガエル、トノサマガエル、カマキリ、バッタ、カタツムリ。
ちょっと迷惑だったモグラ。
自然に満ち溢れた環境で、小鞠は6歳~9歳直前までの3年を過ごすことができた。
きっと小鞠の第二の故郷は富山。

今だから言えるが、来た当時は「人が歩いてない・・・誰もいない・・・声もしない」と、少し鬱っぽくなった時期もあった。
3年経った今は、お別れがせつない。
「うち、引っ越すんだ」と伝えたら、
「なんで?!」
と驚いた目をした子供たち。
嗚呼。
どうしてなんだろうね。
どうして行かなくちゃいけないんだろうね。

「さっさと引っ越しちまえーーーーーーーーーっ」
終業式の日、わざわざ小鞠のクラスまで来て叫んでいったというOくん。
ごめんね。
悲しそうな目でおばちゃんのコト見たね。
君が忘れても、おばちゃんは君のことずっと覚えてるヨ。
きっと 忘れない。

ありがとう。さようなら。









2 コメント

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初メールです (耳ちゃん)
2012-07-29 18:05:30
とうとう富山を去っていかれるのですね。
いつもブログを読んでいました。
着物好きの友人と、下手の横好きで、持っている着物を着たり、着物談義したりしています。
おそらく、友人の娘は、小鞠ちゃんと同じ小学校卒業(歩いて二分)だから多分ご近所です。
着物を着て二人で出かけるときいつも、鞠花さんに会えないかなあ、でも私たちの変な着物姿は恥ずかしいからなあ、と話していました。
いつかいつか会えるほどに上達したい、と思いながら数年・・・
芯がしっかりして、素敵な鞠花さんに気後れし、でも、新しい土地で落ち込んだというコメントに、逆に安心し、応援もしていました。
こちらで、ほそぼそ着物を楽しみます。
東京での鞠花さんの着物ライフ&子育てエピソード、楽しみにしています。
長々すみません。
お会いしたこともないのに、さみしくて最後に思い切ってメールしました。
同年代です・・・元気でいましょう!!
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耳ちゃんさんへ (鞠花)
2012-07-29 23:16:39
耳ちゃんさん、はじめまして。
いつもご覧くださっていたとのこと、ありがとうございます!
きっと着物好きな方はいらっしゃるはず、と思いながらキョロキョロしていたのですが、なかなかお目にかかれないものですね。
ご近所にいらっしゃったなんて・・・残念です。

馴染んだ頃にお別れ、の繰り返しで、毎回引っ越してしばらくはけっこう落ち込んでいるんです。富山にきた年の秋は長雨、冬は大雪。ドドーンと沈みましたが、春のチューリップを見て元気になりました♪

まだ富山を離れる実感が湧いてきません。本当に良い所でした!
どうぞお元気で。もし東京に遊びにいらっしゃるときがあれば、よろしければご連絡くださいね。
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