時々、キモノでお出かけ♪

かつて二日に一回キモノを着ていた主婦の、今となっては備忘録と化しているブログです。

台北 故宮博物院☆神品至宝展へ☆

2014-07-07 19:42:40 | 文化・芸術
4時間待ちという情報を耳にしたので、日曜の開館前に行ってみた。
甘かった。
すでに2時間待ち。

「翠玉白菜」の展示されている本館はあきらめる。
小鞠が見たければ、いつか台北に自分で行ってもらおう。
「目前まで来たのに見ることができなかった物」は、印象に残るはず。
私にとって、大乗寺(兵庫県)の丸山応挙の障壁画がそうだった。
拝観は中学生以上(←現在は知りません。昭和54年当時)。
「この子6年生で、とてもおとなしいんです。静かに観るので、入れていただけませんか」
母がお願いするが拒否され、両親が出てくるまで、妹と外で待っていた。
特に障壁画を見たいとは全く思わなかったが、母の馬鹿正直さとともに、一年違いで鑑賞できなかったことが強く記憶に残っている。
(「中一です」と言えば断られなかっただろうに)



平成館へ。
こちらは10分待ち。

青磁や玉器をじっくり鑑賞。
入ってすぐぐらいのところに展示されていた、青銅のこの子♪


うちにいる子に似ている♪
小鞠も親しみをもてた様子。


二重構造で、窓の中の金魚が泳ぐようにみえる「藍地描金粉彩遊漁文回転瓶」や、人気モノの「人と熊」は平成館に展示。
「人と熊」観られてよかった!


大満足!


普段は絵葉書しか買わないが、今回ばかりはフンパツ!
可愛すぎる「ぶんちゃっちゃ♪」(←踊ってるように見えますよね)
アチラの方にもそう見えるらしい(絵葉書↓をご覧ください)


小鞠にねだられたキーホルダー。


初めて図録を見た時の衝撃は、白菜よりも肉形石の方が大きかった。
「酔狂な・・・」が第一印象(笑)。
いつか肉も拝むことができるだろうか。


マスキングテープ、超クール!


中学生の頃、家にあった「世界の美術館全集」(?)を眺めるのが好きだった。
一番好きだったのはエルミタージュ美術館の巻だが、北京の故宮博物館の巻も楽しかった。
30年以上経て、ようやく目の当りにすることができた皇帝のコレクション。

外に出ると、平成館も70分待ちの行列ができていました。