庭の思い出～帰省

１年ぶりに実家に帰省。
いつものごとく、かなり急に日程が決まったので、知人友人に連絡する時間もなく・・・
２泊３日。滞在時間は約４５時間。
まあ、お互いに名残惜しいぐらいがちょうどいいような。
「帰ってうれしい夏の孫」ならぬ「春の孫」かも～

郊外の山間まで車を走らせて土筆採り。
テントウムシも発見♪春だなー
オオイヌノフグリやタンポポがいっぱいなのを見て、
「お花畑だー」とムスメ大はしゃぎ。
東京じゃこんなにたくさん、一度に生えてないもんね。

実家の庭も春の息吹がいっぱい。
水仙・沈丁花・連翹（レンギョウ）・ゆすら梅。
苔の胞子。コレ、子供の頃好きだったなー　プチプチむしって遊んだっけ（おいおい）。
手水鉢の近くの茂みには信楽焼のタヌキ二匹。
右側の素朴顔はワタシが買ったモノ。左のファンシーなのは妹の。
部屋の棚にいたタヌキ達、いつのまにか庭にひそんでました。

母が長い年月をかけて、丹精こめて（？）きた庭。
四季の花がとりどり。苔もいいカンジにフカフカ。
将来両親が亡くなったら、この庭も全部更地になって、別の人の家が２、３軒建つんだろうな・・・・
相続税も固定資産税も払えないし！
日本の税制度は３代で家を手放す仕組みになっていると聞いたことが。
まさにそのとおり～～～～～っ
理屈ではわかっているし、東京に家も買って、もうこっちに将来腰をすえる覚悟も決めたつもりなのに。
庭を眺めているとせつない・・・・
あんまり帰省すると庭にもっと愛着が湧くから、なるべく帰らないようにしようかと思うぐらいです(今でも１年に１度やんか！）。

今日は格子木綿にバティック帯に。
帯揚の色でかろうじて春っぽくしたつもりです。帯留は鳥にしました。