ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

甲斐よしひろ BEAT HARDWORK(6/1)4

2018-06-12 15:05:00 | メディア
「えー、今日の映画ね…えー『マイ・シネマ』
あっ『マイ・ムービー』ですね(笑)
今、勝手にコーナー、自分でまた変えてしまいました(笑)
イヤ、別に良いんですよ、今日から『マイ・シネマ』でも…(笑)」と甲斐さん

「まあ『マイ・ムービー』のコーナー
えー、これは『しあわせの隠れ場所』っていうですね
これは、サンドラ・ブロックね
『スピード』以来、興行収入…最高の興行収入を挙げた…
サンドラ・ブロック主演で…彼女は、この映画でアカデミーで主演女優賞
えー、作品賞と主演女優でノミネートされて
主演女優賞、無事に受賞するという…
とんでもない、まあ、ものすごくコレ
アメリカで流行ったんですけど…実話です、ハイ

あのー、アメフトの話なんですけど…
えー、そうですね、2009年のNFLのドラフト1巡目で
ボルチモア・レイヴンズに指名されて、1位でですね入団した
マイケル・オアーのエピソードね、ハイ
これ、小説…まず、本が出て、それから映画化になったんですけど
これで、まあサンドラ・ブロック獲ったっていう…

これ、サンドラ・ブロック(演じる主人公)の家族がですね
豪華なレストランで食事した後に、こう…帰ってたら、雨の中を車で…
そしたら、ずぶ濡れになった、ものすごいデカイ巨体の青年が歩いてて
あまりにも、ちょっと放っておけなかったんで、連れて帰るんですね、自宅に…

そしたら、境遇があまりにも酷いんで
結局、自分の家族にするということにして
えー、迎え入れると…その家族に、その一家にね
その彼が、実はすごいもうアメリカン・フットボールにね、才能があって
結果的に、彼はもう奨学金を貰えるくらいのすごいことになって行くんですけど

まあ、色んな…もう各有名大学からもリクルートがガンガン来て
ただし、その学力を上げないと入れないと…
それで、あの…個人教授、個人教授(家庭教師?)を付けて
これがまたキャシー・ベイツなんですよ!キャシー・ベイツが上手い!また…

それで何とか学力を向上させ、で、結果的に
その自分の親代わりになってくれた2人が行ってた
ミシシッピ大学に入学するんですけど
ま、すごい強い…ミシシッピ大学、アメフトね

だけど、NCAAっていう…
そのリクルートの仕方に問題があったんじゃないかって、NCAAの調査員が来て
リクルートの仕方に…つまり、ちっちゃい時に才能がある子に目をつけて
自分のウチに引き取って育てて、で、有名大学に入れ
膨大な獲得金を貰う…っていうような…

えー、ざっくり言うと、そういうことなんじゃないか?
…っていうんで、調査が入るんですけど
最終的に『僕は、自分の好きな家族…親が入った大学に行きたいんだ』
…っていうことでね、ハッピーエンドになるんですが

ほとんどの…映画の全編のエピソードが終わった後
もう最後のエピソードっていう時に(場面が)パッと変わったら
これが、実在の…もう、つまり大学に入って
その後、プレーのシーンになるんですけど
その時に、本当の実在の彼に代わってるという…

その時にかかるのが、次にかける…
このね、キャンド・ヒート【ゴーイング・アップ・ザ・カントリー】
僕、人前でやった…初めてやった曲、この曲なんですけど
アマチュアの時、高校生の時に…
その曲がものすごく感動的なんですよね
だから、是非『しあわせの隠れ場所』観て欲しいと思ってますが…」と話されてましたが…

「人前で…」というのは、学生時代の予餞会や文化祭は別として
高校3年になられる前の春休みに
KBCの「ショコラ・ヤング・ヤング・ナイト」という番組に出演され
CCRの【フール・ストップ・ザ・レイン】【ロディ】と共に
この曲を披露なさったことのようです

それはさておき…「えー、現在5月22日当日…当日ということでですね
えー、そういうことなんですよ(笑)」と甲斐さん
「で、日大のアメフト問題が起こり…ね?
いつまで経っても日大の応対が悪く、監督が出て来ない
出て来たと思ったら、その学生に指示したのかどうかも、ハッキリと言わない
それはもうボカシたかったんでしょうけど…

えー、普通の記者会見の時に、ピンクの勝負ネクタイ!?ナンでピンクだよ!
おまけに『かんさい学院、かんさい学院』って、10回くらい間違ってたしね
で、しかも、そばに職員いるんだから、注意してあげれば良いのに…」
と、おっしゃってましたが、そんな一言も耳打ち出来ないくらいの
「絶対的存在」だったってことでしょうね

ナンか、今度はおまけに空港で記者会見した時に
今度は、ノータイで出て来たのはまあ良いんですけど
そこも結局…『指示したのかどうか?
それは答えられますよね?』って
女性記者が訊いてるのに、やっぱりそこはボカすから
結局、ホントに指示でやった、その学生を何にも守ってない

だから、その学生自身と親と相談して、連絡を入れて
向こうに謝りに行って…関学のQB本人と親に…
ちゃんと行って謝って来て、ほんで、もう翌日、記者会見しますって言って
今日5月22日当日、日本記者クラブで会見をやったんですけど
もうね、見てて痛い!胸がね…20才なったばっかりだよ!?

で、この『しあわせの隠れ場所』の時に18か19かな?その主人公が…
それは当然、家族もいて、周りに支援する人達がいて初めて
ナンとか生きていける年齢なんだということが、この映画を観るとよく判る

で、おまけに今日、この記者会見見たらホントにね、もう…
やっぱり人のせいにしない…っていうのが素晴らしいと思ったの
まあ、当たり前のことなんだけどね、ホントは、それは…
でも、今どきの若者だから、どうなのかな?って思ってたんだけど
結局、監督から、コーチから言われて…
そのコーチは、高校の時の監督なんだよね、井上コーチって…

で、その監督とコーチから言われたとしても
そこに踊らされて、やってしまった僕が一番罪なんです…って
自分で、ちゃんと判ってるんで…」と話されてましたが

今、こうして文字に起こしていると、宮川選手の真摯な態度と
保身のために見苦しく嘘をつく指導者達の顔が浮かんで
改めて、泣きたくなるほど腹立たしい気持ちになります

この宮川選手の会見に、通常なら同席が認められないはずの弁護士の方が
同席なさっていたことについて
日本記者クラブは「選手が20歳になったばかりの学生であり
また、今後の責任問題を考慮し『今回だけの特例』として認めた」そうだけど

その弁護士の方を始め、大勢の識者の方々から
学生が個人で、しかも顔と名前をさらして会見を開くことのリスクや
その異例さを理由に、ずいぶんと心配の声が上がっていましたが
それほど「顔を出さないと謝罪にならない」という
宮川選手と親御さんの意志が強かったんでしょうね

そもそも、問題の試合が終わった時から
日大側へ「個人的にでも相手選手とご家族に謝りに行きたい」と申し入れておられたのを
「経緯の公表も含めて、今は止めて欲しい」と拒否されていたようですし…

ただ、宮川選手が「監督やコーチからのプレッシャーがあったにしろ
そのプレーに及ぶ前に自分で正常な判断をするべきでした」とか
「少し考えれば、やったことは間違っていると前もって判断できた」と

「自分の弱さ」を認め「自分の意思を強く持つことが重要」と話されたにも関わらず
マスコミ各社が「そういう風に追い込んだ」指導者達を糾弾することに
あまりにも終始していることや

その指導者達の会見で、記者からの質問を遮った例の「司会者」の態度にしても
…まあ、褒められたもんじゃないけど(苦笑)…
要は、各テレビ局が「番組ごと」に取材陣を送り込み
それぞれの番組が、自己アピールするかのごとく質問した結果
同じ質問が何度も繰り返され「司会者」がブチ切れた…とも言える訳で

そういう意味でも、甲斐さんが宮川選手を
ある種の「被害者」に仕立てる風潮に乗っかられるのではなく
「人のせいにしないのが素晴らしい」と思われたことが素晴らしいなあと…

もっとも、奥さんは、この映画の主人公や宮川選手に、20歳の頃の甲斐さんを重ね
その頃から「周りに支援する人達がいて初めて、ナンとか生きていける」
ということを判っていらしたんだとしたら…って

アマチュア時代にお世話になった方々への
感謝の気持ちを忘れておられないことを考えても…判っていらしたと思われますが
「そんな老成した20歳って…胸が痛くなるね…」とフクザツな表情でした
コメント
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