ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

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2015-06-30 15:44:27 | メディア
先日『アウトデラックス』の総集編か何かで、小柳ルミ子さんを見ました
が、あんなにサッカー・フリークでいらっしゃったとは…(笑)

W杯イヤーには、サッカー好きの芸人さんや歌手・俳優の方が
よくサッカー特番に登場なさいますけど

まさかの(失礼!)『アウト』で、それも『やべっち』を前に
熱く語られる様子は『ホンモノ』なのかなあと…(笑)

W杯の全試合を生(放送)でご覧になったと披露された『視聴スケジュール一覧表』
…テレビ雑誌などでよく見かける
(各対戦カードの放送日程と放送局を記した)カレンダーに
自筆の書き込みがびっしり詰まったもの…によく似たものが我が家にもありました(笑)

奥さんいわく…(W杯関連雑誌に)
こんなスケジュール帳を付けたら、もっと売り上げが伸びるのに…(笑)

その雑誌の一つ『Number』に載ったとドヤ顔の小柳さん(笑)
確かに、歌手としてはアウトかも知れません(笑)

でも『サッカー・ミュージシャンにだけはなりたくない(笑)』とおっしゃってた甲斐さんも
これはちょっと羨ましいんじゃないかと…(笑)

予てより甲斐さんが愛読されている雑誌として
甲斐フリークの皆さんには有名でしょうけど

『これだけ薄くて手軽で内容豊富だと
移動時間に読む時にカサばらないので本当に助かる』と甲斐さん
…これは、海外へレコーディングに行かれた際のコメントですが

『My Name is KAI』ツアーの映像にも
新幹線の中でバッグからこの雑誌を取り出されるシーンが映ってましたね(笑)

W杯の時には次々と発売される
『Number』や『Numberプラス』をご家族も買って来られるので
家の中に山積みになってるとおっしゃってたり(笑)

サンストでも、2年前の『Number』に載ってた(笑)テニス・プレイヤーの写真から…

『ウインブルドンで優勝すると
ロック・ミュージシャンのスーパースターより、スゴい収入かも知れん』

『やってる男も社会と経済とてめえ自身を相手にして、燃えるわなあ』って、話になったり…(笑)

高橋克実さん主演のドラマ『フルスイング』について書かれたコラムにも
『プロ野球界から去り、高校の教師になった経緯は
雑誌『Number』で知っていた』とか

『この原作が出版されたのも同雑誌のノベルコーナーで紹介されてた』という記述があって
出版社のマワシモノか!?ってくらい(笑)よく口になさってます

『マイブームな一冊』というインタビューでも
『Number ベスト・セレクション』を挙げられ

『スポーツ・ジャーナリズムとロックとお笑いって
すごく共通する部分があるなあって思ってて

どれも時代の瞬間を独自の視点で切り取って
ナマのもの、旬のものを提出しなきゃいけないじゃない?

しかもそれを商品として、きっちり成立させないといけない
プロである以上はね

でもそれを葛藤だとは思わないんだ
かなり楽しめるんだよ、やっぱり音楽が好きだから』…と話されてます

その原点というか、甲斐さんが自叙伝好きになられたきっかけは
『凋落した家のイビツな名残り(笑)』
当時のご実家の『経済状態には不釣り合いな』定期講読誌(笑)
『リーダーズ・ダイジェスト』を読まれて

世界のニュース、卓越したコラム、政治、経済
そして何回かに分けて出て来るジョーク、それに素晴らしい小説
限りなくアメリカという世界を全身で感じていた…と甲斐さん

特にルポルタージュ記事に強い興味を抱かれていたそうで
『それぞれの分野でのパイオニアというか
オリジナルの人間たちに興味があるんだよね』と話されていて

かつて、沢木耕太郎さんの『敗れざる者』を絶賛なさってたことも納得です

この『ベスト・セレクション』にも
山際淳司さんがプロ野球日本シリーズを題材にされた『江夏の21球』や
マラソンの瀬古利彦さんを描いた沢木さんの『普通の一日』などが収録されていて

『日本のスポーツ・ジャーナリズムの概念を揺さぶった傑作が並ぶ』と紹介されてます

余談ですが…甲斐さんがお風呂の中で読まれた(笑)という
沢木さんのロング・インタビューは
『スウィッチ』に掲載されてたらしいんだけど

これって、以前に書かせて頂いた
新井敏記編集長に『根負けした』沢木さんの記事でしょうか(笑)

それはさておき…この『マイブームな一冊』の記事は
ちょうど甲斐さんが、25周年のボックスセットをリリースされた頃のもので

その一冊を読まれたのは『編集作業自体は終わってたけど
これでイイのかって迷いが少し残ってた』時だったらしく

『これを読んで、俺の作り方は間違ってなかったんだって確認できた』んだとか…

甲斐さんいわく…
この本の場合(パイオニア達だけでなく)その書き手も
新しいフィールドを切り拓いていこうとしてる感覚が伝わって来る
素材も大切だけど、それをどう料理するかってところもスゴく大事

この本のイイところは、素材も料理人も意外と
本人たちは大したことやってると思ってないのよ
好きだから淡々とやってる。そこにホッとする

『切り取られたナマの一瞬の輝きに惹かれる』という甲斐さん
ご自身も今を切り取った曲を書かれ
日本のロック界を切り拓いて来られました♪

甲斐さんが、これだけ愛してやまない『Number』から
そろそろオファーが来てもいいんじゃないかと…(笑)
コメント
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