ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

気になる記事11

2015-06-09 07:16:48 | 日記
新聞記事をネタに書き始めるとキリがないんだけど(笑)
今回は『記事』の素となる単語・文章について…

『女』『女子』『女性』『婦人』は
『どれも人間のうち男でない方』の性別を指す単語ですが

『女』は、家庭を守るものとされていた時代のニオイが色濃く残り
『女だてらに』や『女のくせに』という価値観は今や禁句
『中年女』は『中年女性』より印象がワルイ

『女遊び』は性的対象『いい女』も高く評価されているのは主に容貌…と書かれてるんだけど

かつて甲斐さんが『いい女』とおっしゃったのは…
中島みゆきさんや松任谷由実さんのように同姓にモテる方
矢野顕子さんが出産された時

高校時代の彼女がデートの際に
いつもヒールの低い靴を履いておられたのをご覧になって
ご自身の身長に気を遣ってくれたんだろうと思われた時など
内面から滲み出る美しさに対するものだったようです

まあ、そういう意味ではなくても(笑)
我が家には、もしも甲斐さんから『いい女』と言われたら天にも昇る人が約一名…(爆)

それはさておき…『女子』は女の子か、ごく若い女の人を指して
学校やスポーツ界で使われ、個人より集団の意識が強い

女子大学を『女性大学』と呼ぶと歓楽街を連想してしまうように(笑)
『女性』は心身ともに成熟した大人

女子大生の多くは、自分を『婦人』と認識したがらない
『婦人服』から、落ち着いた年齢の家庭人を思うのだろう…と結ばれてますが

女性向けの雑誌のタイトルになっている『女性〇〇』とか『婦人●●』って
その単語がイメージさせる年代の方をターゲットにしてるんでしょうか?
今や『女性』も『婦人』も、こぞって『女子会』とおっしゃってるみたいだけど…(笑)

続いては、欧米語の何倍もあると言われる『オノマトペ(擬音・擬態語)』について…

流暢な英語が話せることは『英語がペラペラ』で『ベラベラ』とは言わない
方針が定まらないことは『クルクル変わる』と表現し『グルグル』ではない

一時期、甲斐さんが『淡々と』という意味合いで話される際に
『アワアワと』と発音なさってたけど
あれも微妙なニュアンスを伝えようとされてたんでしょうか?(笑)

ともあれ、濁点や半濁点でガラリと印象が変わる『重ね言葉』は
現在も急速に増加中なんだとか…

特に食感を表す用語は、445語とされており
その7割がオノマトペだという
日本は素材特有の多彩な持ち味を生かす食文化を持ち
細やかな食感の差を楽しむことから、表現も増えたのではないか?と言われているらしい

『シャキシャキ』は大根やレンコンなどの歯ごたえのあるもの
『とろとろ』はチーズが溶けた状態、オムレツや親子丼などの卵料理

『ホクホク』はイモ類やカボチャに使われ
『ホカホカ』はご飯や肉まん、お弁当全体などを表すが
『ホクホク』は食感に重きが置かれ
『ホカホカ』は温度の方が強調されている

『ホクホク』を使わずに焼きイモの美味しさを表現するには
『適度に軟らかく、噛むと崩れるように歯切れがよく…(笑)』等々
かなりの言葉を費やさなければならない
この一言には、かくも多くの情報が盛り込まれている

他に『サクサク』『コトコト』や『じゅうじゅう』など音の要素を含む語や
『もちもち』『ふわふわ』『ぷるぷる』等の軟らかさを表す言葉もある

20~30年前に比べて、弾力や軟らかさを表現する語の使用頻度が高いのは
食嗜好の軟化や食品加工技術の進歩が背景にあるらしい

特に『もちもち』や『もっちり』をスーパーやコンビニで頻繁に目にするのは
97年に発売された食パンにつけられた
『表面はカリッと、中はもちもち』とのキャッチフレーズが

日本人の食生活のベースにある食感の表現に改めてしっくりくることが認識され
次第にパンやケーキだけでなく、あらゆる食品を表すようになったからみたいです

余談ですが…言葉からイメージされる食感よりも
百聞は一見にしかずとばかりに?
『料理の写真を撮り、見せ合うことが食事の快楽の一部になっている』という記事で…

今や食べることより撮ることに夢中な方が増え(苦笑)
お店側も『撮影禁止』を掲げるのは少数派になって

写真映えするように『メガ盛り』にしたり、取り分ける前に客に声をかけたりと
撮って貰うための工夫を凝らしているそうだ

ネットにアップして『感動を共有したい』
『自慢して【いいね!】を押して欲しい』という心理は万国共通らしい

一方で、料理や食事の様子を撮った写真や動画のこと
また、それを見て楽しむことを
やや批判的に『フードポルノ』と呼ぶ方々も…

写真を見る人は写った料理を食べられる訳ではないが
眺めて欲望を満たす点が、ポルノ鑑賞に似ていることが由来なんだとか…(笑)

フードポルノを見るのは代償行為に過ぎず、実際に美味しいものを食べるには
レストランに行くなどの行動を起こさなければならない

でも、調理や食事の風景をネット中継する方と
チャットしながら『一緒に食べる』方も少なくないらしい(笑)

最近は『フードポルノ』をひねり
自己啓発書や他人の成功談を読むだけで『すごい人』になった気分に浸ることを
『キャリアポルノ』と皮肉る言葉もあるという(苦笑)

じゃあ、健さんや裕ちゃんの映画をご覧になって
その主人公に『なりきって』しまわれた方や(笑)
甲斐さんのライブがない時にDVDを見まくる奥さんって…(笑)
コメント
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