読書な日々

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「亀山法男~永六輔を歌う」

2017年05月30日 | 舞台芸術
「亀山法男~永六輔を歌う」(子ども劇場例会)

子ども劇場などといいながら、来ているのはジジババばかりの「ジジババ劇場化」している現状に、こういう催し物をすることになったのかどうか、委細は知らない。

とりあえず「永六輔を歌う」に惹かれて上さんと行ってみた。冒頭から演歌「影を慕いて」。そして裏声で歌うからという話しの流れから「エーデルワイス」。まったく一貫性のないプログラム。

いつになったら永六輔を歌ってくれるのかなと思っていると、いよいよ永六輔との出会いの話しになって、永六輔の歌のなかでも聞いたことがないようなマイナーな曲から。知っている曲といえば、「上を向いて歩こう」をジャズ風にアレンジ。すぐにまた関係ない曲に。

今日はだれやらの誕生日という話から、「ハピバースデー」の旋律をバッハ風に、モーツァルト風に、シューベルト風に…ドビュッシー風にと編曲して弾いていた。それはそれで面白かったけど、永六輔とどんな関係があるのか?


結局、永六輔の歌は二・三曲歌っただろうか。私の斜め前に座っていたおじいさんがチラシに書いてあった曲のリストにチェックを入れていたが、きっと終演後にクレームを付けに行ったはずだ。立派な心がけだ。

亀山法男って人、こうやって小規模な演奏会をあちこちでやっているのでしょうね。いつも歌っているから、声はいいし歌も上手い、ピアノも上手い、和声感覚に優れているから、いろいろ編曲できる。もう少し話術を磨いて、テーマをもって一つのリサイタルを組み立てたら、もっと人気出ると思うけどな。

それにしてもピアノって雑音にしか聞こえない。



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