恒例の米子行き
4月28日から30日まで、春の恒例の米子行きをした。今年は天皇の代替りの10連休ということで、鉄道も高速も混雑がどうなるか分からないということだったので、どうしようか悩んだが、この時期にしか行けないので、強行した。
行きも帰りも新幹線は自由席に座れたし、特急やくもも意外と余裕だった。高速道路の渋滞を心配してバスは敬遠したのだが、案外バスでも良かったかもしれない。
今回は、春に足の肉離れを起こして行けなかったので、余計に行かねばならないという思いだったのだが、おふくろも元気にしていたので安心した。
天候が悪かったので、当初検討していた月山富田城はやめにして、米子市美術館で開催したばかりの「北原照久コレクション おもちゃの世界展』を見に行った。写真のようなペコちゃん人形などがたくさん展示されていた。ブリキのおもちゃも自動車など私も子供の頃持っていたような気がするものもあった。
併設で「安部朱美創作人形展」もやっていて、こちらは実に精巧な人形で、おもに「二十四の瞳」を題材にしたものだった。授業風景や列車ごっごがかわいい。その他昭和初期の家族の様子を題材にしたものもあった。
最終日はそのまま京都まで行って仕事。去年同様、早く着いたので、いまは藤の花の季節だと思い、調べたら、妙心寺退蔵院にも藤の花があるというので、これなら仕事場と同じ方向だから都合がいい。ところがあまりにもしょぼくてがっかり。仕事帰りに通った児童公園に咲いていた藤の花のほうがよほど豪華だった。
ただ今回の旅行中に新しい著作の方向性についてのイメージが浮かんできて、いろいろ練り上げることができたのは、うれしい成果だった。