日本を代表するブランド米と言えば、やはり「コシヒカリ」だろう。
しかし、その「コシヒカリ」が、売れなくなってきている。
消費者の評価も下がり続けている。
原因は、「生産者が消費者にタダであげている「縁故米」。
そして、ネットで販売している「低品質米」。
「コシヒカリ」の生産量は、ダントツ1位。
作付面積も全国の36%以上。
ブランドと言うよりも、既に日本米の「基準」としての価値しかなくなってきている。
価格も、ありえない価格から、買えないほどの価格まで。
品質も、0点から100点までバラバラ。
そんな「コシヒカリ」の中から、どれを選べばよいのだろうか。
どこから買えば良いのだろうか。
何を信用すれば良いのだろうか。
イメージとしてはブランド米。
日本で一番おいしいお米と思われている。
しかし、食べている消費者の評価は、落ちてきている。
消費者の購買意欲も、明らかに薄れている。
その中で、各産地が仕掛けているブランド戦略は「打倒コシヒカリ」。
「コシヒカリ」を食べている消費者を、いかに自分の産地のお米を食べてもらえるように仕掛けるかである。
当然、危機感を持っていない産地は、置いて行かれる。
しかし、それすら気が付いていない産地も多い。
「コシヒカリ」は、もう完璧ではない。
生産者の高齢化と共に、歳を取っていっている、衰退し続けている。
先が見なえい米業界。
「コシヒカリ」を守るか。
自分の産地の将来を守るか。
判断は委ねる。