自分としても、お米の情報は、何度も何度も、くどいほどに発信したい。
お米の発信無くして、お米が売れるという事が、ほとんど期待出来なくなってきているからだ。
なので、タイミングさえ合えば断ることはせずに、対応するように心がけている。
しかし辛いのが、強引なマスメディアからの要望が、やや多くなっているという現実がある。
せっかく自分を使ってくれるので、出来れば色々な要望に答えてあげたいとは思う。
でも、出来ないものは出来ない。
間違っていることを、正しいという事は出来ない。
そんなことを許してしまったら、後で、想像を超えたトラブルになることがある。
譲れない部分だけは、シッカリ「譲れない」と言い切るべきである。
発信で注意しなければならないことは
・お米の買い方
・お米の選び方
・玄米の保存方法
・白米の保存方法
・白米の研ぎ方
・玄米の研ぎ方
・余ったご飯の保存方法
・余ったご飯の美味しい食べ方
特に「研ぎ方」については注意が必要。
一般消費者向けに発信することが当たり前なので、ザル研ぎ、ザル上げが出来ないことは当然である。
水の中で研ぐことも、時間をかけて研ぐ事も間違いである。
美味しく炊くための研ぎ方が、いくつもあるはずはない。
米業界として、統一出来るところは統一しておく必要がある。
現実、そうしなければならない時代となっているし。
そして、協力してはいけないことは
・古米を美味しくする方法
・何かを足して、ご飯を美味しくする方法
・玄米と白米を混ぜて炊く方法
・産直米の上手な選び方
・ふるさと納税で得するお米選び
・生産者の紹介
古くなったお米の食べ方や、お米を美味しくする食べ方などを教えてしまうと、外国産米を美味しく食べる方法に使用できてしまう。
さらに、産直・縁故米・ふるさと納税などでの、大量買いを認めてしまうことにもなってしまう。
回り回って、自分の首を絞めることになる情報は、どんなにマスメディアから説得されても、絶対に言ってはダメだと思う。