5月20日に投稿した、佐賀に対する不満について、佐賀県生産振興部農産課 水田農業推進担当から、連絡が来た。
内容は以下の通り
お世話になります。
佐賀県農産課で米を担当しています○○と申します。
西島社長の5月20日のブログを拝見させていただきました。
以前からご指摘いただいていたことではありますが、産地の情報発信により力を入れて取り組むことの大切さを改めて痛感しております。
小さな産地ではありますが、今後とも佐賀米を選んで購入していただくため、JAと力を合わせてできるだけの取組をしていきたいと考えております。
ご報告が遅くなってしまいましたが、産地のFacebook開設などご指摘いただいた件に関しては、JAさがと検討を進めております。
近いうちにJAさがと一緒に伺いたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
というもの。
不満をぶちまけた事で、やっと1歩前進しそうかな?
残念だが、今の佐賀には、「佐賀米販売計画」がスタートした時のような勢いはない。
大人し過ぎるというか、サラリーマン的なJAになったというか。
何処の産地でも同じだが、「消費者に知ってもらいたい、食べてもらいたい」と思うのなら、どん欲である必要がある。
「スーパーで販売することが出来れば、自然と売れる」という事は、昔も今も有りえない。
自分たちレベルの米屋で販売してもらいたいと思うのであれば、「売りたくなるような価値」を教えてくれる必要がある。
東京には日本中から、「売って欲しい」という地域からのお米が届いている。
その中で、まだまだ認知されていない上に、生産量が3%しかない佐賀米を扱ってもらえているというのは、まさに奇跡に近い。
だから、甘えてはいけない。
胡坐をかいたりするのは、とんでもない。
日々、嫌われないように努力をし続けなければならないのは当然の事。
なのだが、既にぬるま湯に漬かってしまっている今の佐賀に、もう一度どん欲になる事なんて出来るのだろうか。
期待はしているが、ここ暫らくの佐賀の行動を、しっかりと見る事にしよう。