こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

シートの続き

2017年09月09日 22時23分16秒 | Weblog


ブランド化していくためには、当たり前の事として、栽培だけでなく、品質・食味だけでなく、流通も必要となる。

そして、このブランドシートには、これら全てが、詳細に、ハッキリと記入されている。

ブランド化していくためには、どうしても数年はかかる。
そして、その数年の間は、修正の繰り返しばかりである。

修正をするためには、消費者から得た情報などを集めて分析していかなければならない。
その情報が多ければ多いほど、しっかりとしたブランド米になっていける。

だから、その貴重な情報を、確実に手に入れるために、あえて流通を限定している。

しかし、その限定しているはずの流通に、抜け道が作られていたとしたら。

当たり前の事として、分析した情報は正しくない。
なのに、その分析した情報を、抜け道で使用されているとしたら。

当然、色々な部分で、ブランド化の脚を引っ張られる結果になる。

しっかりと計画しているにも関わらず、途中から止まってしまったお米には、こういう事が起きている。
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ブランドシート

2017年09月09日 21時37分46秒 | Weblog


1つの産地のお米を消費者から支持されるブランド米にするためには、越えなければならないハードルがいくつか出てくる。

そのハードルは、初めから判っているものもあれば、進めている途中から出てくるハードルもある。
そして、そのハードルの高さも大きさも様々。

しかし、ブランド米になりたいと思うのならば、そのハードルの全てに、臨機応変に対応していかなければならない。

その対応を素早く、確実にこなすために、間違わないために、ブランドシートというものがある。

であるが、どの産地も、このブランドシートの重要性を理解していないばかりか、忘れ去ってしまっている。

このシートには、その産地のお米を、どのようにしてブランド米へと育てていくのかが記録されている。

その大切なシートを忘れ去ってしまったら、当然ブランド化は、途中で止まってしまう。

今まで、いくつもの産地が、このブランドシートの重要性を忘れ、途中から適当な、行き当たりばったりの対応ばかりを繰り返えすようになった。

だったら、もうスズノブプロジェクトライスはいらないだろうという結論になり、数ヶ月前に、プロジェクトライスを終わらせたのだ。

続く。
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青米

2017年09月09日 08時35分29秒 | Weblog


頑張っている生産者から、「青米」についての質問が来た。

「青米」は入れた方が良いのか、抜いてしまった方が良いのか。

今迄のSuzunobu Project Riceでは〇〇〇〇〇〇〇と言っていた。
しかし今回、その「青米」を〇〇〇〇〇〇〇してほしいと変更した。

生産者としては〇〇〇〇〇〇〇することに全力投球していたのだから、当然戸惑いが出てしまったらしい。

〇〇〇〇〇〇〇することの効果は、生産者に伝えた。
(オープンの場では絶対に言わない)
効果については、多分理解できていることだろう。
しかし、それは簡単なことではないという事も、同時に理解できたことだろう。

「天候を読む」「自然を味方に付ける」「タイムリーな栽培と管理」と、かなり前から自分は言っているが、それが出来なければ、どうにもならないからだ。

「青米」は、敵にも味方にもなる。
だが、殆どの産地は、「青米」についての解釈を間違えているので、敵となっているはず。
(それを推奨している人もいるけど)

先程、その生産者から、画像での確認を求められた。
しかし、この写真の程度ではない。
こんなのは、他の産地と変わらない。

青米を見方にするためには、繊細な作業が必要である。
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