日本農業新聞e農ネットに「引き続き低下予想 国内在庫状況を注視 米価水準で取引関係者 (2014/10/10)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
米取引関係者の間で、12月までの3カ月間も米価は下がるという見方が続いていることが、米穀機構が9日まとめた9月の米価・需給に関する意識調査で分かった。
同機構がまとめた「見通し判断DI」は、米価水準や需給について、生産者や米卸、小売りなど米取引関係者の前月時点と比べた評価を数値化。
50を「横ばい」とし、100に近づくほど価格上昇や需給逼迫(ひっぱく)、0に近づくほど下落や緩和の見方が強いことを示す。
9月の米価の見通しDIは8月比4ポイント増の23。
2月の調査から低下が続き、8月調査は過去最低の19になっていたが、8カ月ぶりに前月比プラスに転じた。
ただし上昇と下落の境目となる50を大きく下回っており、米価下落が続くとの見方には変わりな
米価が下がるとの主な判断要因は、調達状況が35%、国内の在庫水準が34%と、2013年産米の過剰感を反映した回答が続いた。西日本を中心に平年作を下回る見込みとなっている作柄は9%だった。
同機構は、見通しDIが前月よりプラスになったことについて「当初、作柄が平年作以上になると見込んでいたが、次第に想定を下回る情勢が分かったため」と分析。
しかし「米価が低い水準であるという受け止めに変わりはない」と説明する。
向こう3カ月の需給動向は8月調査と同水準の19で、引き続き「緩む」との見方が主流。
関係者は過剰感が続いていると受け止めている。
というもの。
12月まで価格が下がり続けるという事は、安い価格に消費者が慣れてしまう事から、来年になったからと言っても、他の要素が加わったとしても、今迄の価格が戻るという事は、もう不可能となるだろう。
価格を元に戻せるタイミングは、せいぜい1か月半が限界。
安い価格で、2回買われてしまったら、もう戻せない。
全ては、その場だけの対応をしていた、米業界と米流通のせいなのだから。
内容は以下の通り
米取引関係者の間で、12月までの3カ月間も米価は下がるという見方が続いていることが、米穀機構が9日まとめた9月の米価・需給に関する意識調査で分かった。
同機構がまとめた「見通し判断DI」は、米価水準や需給について、生産者や米卸、小売りなど米取引関係者の前月時点と比べた評価を数値化。
50を「横ばい」とし、100に近づくほど価格上昇や需給逼迫(ひっぱく)、0に近づくほど下落や緩和の見方が強いことを示す。
9月の米価の見通しDIは8月比4ポイント増の23。
2月の調査から低下が続き、8月調査は過去最低の19になっていたが、8カ月ぶりに前月比プラスに転じた。
ただし上昇と下落の境目となる50を大きく下回っており、米価下落が続くとの見方には変わりな
米価が下がるとの主な判断要因は、調達状況が35%、国内の在庫水準が34%と、2013年産米の過剰感を反映した回答が続いた。西日本を中心に平年作を下回る見込みとなっている作柄は9%だった。
同機構は、見通しDIが前月よりプラスになったことについて「当初、作柄が平年作以上になると見込んでいたが、次第に想定を下回る情勢が分かったため」と分析。
しかし「米価が低い水準であるという受け止めに変わりはない」と説明する。
向こう3カ月の需給動向は8月調査と同水準の19で、引き続き「緩む」との見方が主流。
関係者は過剰感が続いていると受け止めている。
というもの。
12月まで価格が下がり続けるという事は、安い価格に消費者が慣れてしまう事から、来年になったからと言っても、他の要素が加わったとしても、今迄の価格が戻るという事は、もう不可能となるだろう。
価格を元に戻せるタイミングは、せいぜい1か月半が限界。
安い価格で、2回買われてしまったら、もう戻せない。
全ては、その場だけの対応をしていた、米業界と米流通のせいなのだから。