日本農業新聞e農ネットに「10月の米平均小売価格 18カ月ぶり2000円割れ (2013/12/18)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
農水省がまとめた全国のスーパーや生協880店舗が10月に販売した米の小売価格によると、全銘柄の平均価格は精米5キロ当たり1994円(前年比6.8%安)で2012年4月以来、18カ月ぶりに2000円を割った。
12年産の在庫が積み上がっている卸が多い上、13年産の作況指数(平年作=100)が102の「やや良」で市場に過剰感があるため、小売価格の下落につながっているとみられる。
一方で、消費の状況を見ると、総務省の家計調査によると、10月の1世帯当たり米の購入数量(2人以上の世帯)が9.06キロ(前年比18.6%減)となるなど低調。
「スーパーは売り込みを強めているが、消費が鈍く価格を下げても販売量が伸びない」(関東卸)との声も上がる。
銘柄別の価格は、公表した8銘柄のうち7銘柄が前月より下落した。
新潟・一般「コシヒカリ」が2142円(前年比7.6%安)、宮城「ひとめぼれ」は1882円(同6.5%安)、栃木「コシヒカリ」が1856円(同8.1%安)。
銘柄によっては11年産の小売価格をやや下回るものもある。
というもの。
「お米が売れない、だから価格を下げる」という事が、常識のようになってしまっているが、自分からすると「なぜだろう」と考えてしまう。
価格を下げる前に、売る努力はしているのだろうか。
棚に並べておいただけでは売れないという事は、お米ではなくても当り前の事だと思うのだが。