『読売新聞』(27.5.27)に、二宮金次郎が、勤勉の象徴として、関連書籍の出版や、その業績に改めて光が当たっているという記事が出ていました。金次郎像を新しく建立する小学校もあり、車が多い現代社会では、歩いて本を読む姿はふさわしくないと座った像を建立したとありました。
40年前の法話で聴いた、ある大人と小学生の会話です。「二宮金次郎って知っているか」と訊ねると「知っている。あの校庭の隅に立っている人でしょう」。「あれ見てどう思う」「あいつバカ」「えー」と理由を聴くと「交通道徳違反、非効率、太陽の下での読書は衛生上目に悪い」とのこと。
その当時は、小学生の答えは、小賢しいという笑い話でした。しかし、現代のように携帯が普及して、携帯をいじりながらの歩行が多くなると、笑い話ではなく、あぶない像という印象をもちます。
“正しさ”は、時と共に変わって行くということでしょう。
40年前の法話で聴いた、ある大人と小学生の会話です。「二宮金次郎って知っているか」と訊ねると「知っている。あの校庭の隅に立っている人でしょう」。「あれ見てどう思う」「あいつバカ」「えー」と理由を聴くと「交通道徳違反、非効率、太陽の下での読書は衛生上目に悪い」とのこと。
その当時は、小学生の答えは、小賢しいという笑い話でした。しかし、現代のように携帯が普及して、携帯をいじりながらの歩行が多くなると、笑い話ではなく、あぶない像という印象をもちます。
“正しさ”は、時と共に変わって行くということでしょう。
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