The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

三内丸山に行く 9

2010-09-30 03:57:43 | Weblog


 E・ケンペルは、日本と日本人に大変に好意的で、当時の日本が安全で平和、ヨーロッパよりも進んでいると述べている、もっともこの時代のヨーロッパは、宗教戦争の最中で、混乱の極みだった。

 ケンペルは宿屋にモノを忘れたのだが、何人もが中継して、無事に届いたことを記している、「この列島の人々は親切でやさしい」、ケンペルのこの著作がヨーロッパの人々に影響を与え、幕末の列強が、比較的に好意的であったのは、これによるようだ。

 彼の観察は、はさまざまの分野に及んでいるのだが、圧巻は、
 「日本人の先祖は、バビロニアから来た」 ― 『日本誌』 ―  

 ヨーロッパの一部には、日本人が白人と関係があると思い込んでいる人々がいるのだが、その出発点は、E・ケンペルということになりそうだ。

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