The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

イヌとヒトの関係 4

2010-11-29 15:33:24 | Weblog


 親類にイヌの訓練士がいたため、ずいぶん多くのイヌを飼った、
 1、スピッツ
 2、シェパード
 3、コリー
 4、ボクサー
 5、ドーベルマン

 また、ちょっとした事情で、少年時代の一時期、山梨の山奥で生活した、その折、
 6、甲斐犬

 1~5は洋犬で、ほとんどが血統書つき、なかにはアメリカチャンピオンの親を持つものがいた、当初は、大変に自慢だったが、飼ってみるとなんのことはない、特別賢いわけでも能力に秀でているというわけでもなかった、ただ、健康で外見がいいというだけ。

 1のスッピツは、ひところ、ずいぶん人気があったが、最近は、ほとんど見かけない。
 真っ白なスピッツ「キャンキャン」と甲高い声で吠えた、神経質だったことを覚えている。

イヌとヒトの関係 3

2010-11-29 15:06:33 | Weblog


 山小屋の老人の話し、なんともいえない、だが第一次大戦に敗れたドイツは、ドイツの兵器工場を新興国のソビエトに移転したことが記録されている、その時の条約が「ラパロ条約(1922)」。

なぜ移転したか、それは、製造工場のベルトラインを止めてしまうと、再開するのが困難になる、細々でも続けていれば、一挙に再スタートできる、だからドイツ軍の合理的システムがソビエト軍に引き継がれ、この時、軍用犬の部隊もコピイされたことは十分に考えられることだ。

 その軍用犬がドーベルマンということなのだが、現在のものは、当時よりずっと大人しい性格に改良されている。

 ドーベルマンはドイツの収税吏が強盗に襲われ、その悔しさのあまり対人間用のイヌを開発した、だから、次の犬種のミックスになる、
 1、シェパード
 2、ピンシャー
 3、ロットワイラー
 4、テリア

 JKCの理想サイズは、オスでは、
 体高  68~72cm
 体重  40~45㎏

 中型犬のクラスであるが、素晴らしく足が速い、又、惚れ惚れするようなスタイルの良さである。

イヌとヒトの関係 2

2010-11-29 15:05:39 | Weblog


 山に登って夜になると何もすることがない、まだ学生の頃、山小屋の主人と話し込んだことがある。

 それはノモンハンの戦いのことであるが、はるか彼方の敵の戦車の影から、黒いクモのようなものが現れ、すばらしい速さで日本軍の塹壕の方に駆けてくる、それは、何百頭ものドーベルマン。

 もちろん応戦したのだが、何頭かは、飛び込んできた、この話しについて、その後、さまざまの資料で調べてみたが確認できなかった、右手首の無い孤独な老人の作り話しか、
 「塹壕に飛び込まれてしまったら、もう銃は使えません、銃剣で防ぐしかない、ところがヤツは首ではなく、金的(きんてき)に喰らいついてきたんです、ガウ・ガウ・ガウッー」
 「・・・」
 「その恐ろしいこと、恐ろしいこと、お嫁に行かれなくなった兵士がいました」
 「お嫁に行くって…」
 「おっと、おムコさん、おムコさん」
 「金的」とは、成人オノコのオマタの付け根にあるもの。

 「将校は馬で逃げたんですが、振り切れないんです、後で調べてみると、お馬さんの後ろの脚が噛み砕かれているじゃあないですか」

イヌとヒトの関係 1

2010-11-28 07:23:29 | Weblog


 そもそもイヌに服を着せる必要があるのだろうか、無毛か極端に短毛のイヌなら、あるいは、その必要があるかもしれないが、つやつやしたロンゲ、ところが服を着せるどころか、ベビーカーに乗せているヒトがいる。

 この間、代々木公園にいた、これでは、なんのための散歩か分からない、運動不足になってしまう、Dr.ドリトルではないが、ペットの病気が流行るはずだ。

 フンを処理する習慣が定着したのはいいが、イヌが「フン」といった表情をしているのが気になる、ちっとも感謝していない、これでは飼い主がペットの召使いになってしまう、そう、関係が逆転しているのだ。

 ところで、現在はどうなっているんだろう、フランスのパリ、パリの道路、イヌのフンだらけで、それこそ足の踏み場もないといった状態だった、改善したのだろうか。

 イヌとヒトのいい関係、これが欲しい、それが本当の都会生活だろう。

 「青い瞳の日本人」がテーマなのだが、ちょっと寄り道をしてみたい、ヒトの姿が浮かび上がるかもしれない。

列島の山人伝説 終

2010-11-22 13:40:24 | Weblog

 何年か前、イセザキモールにアムールトラの剥製が展示されていた、300kgを越えると、もう小山だ。

 これが走り・跳ぶ、「偉大なるワン」の作者バイコフでなくても惚れ惚れする、バイコフは夕日を浴びて立つアムールトラを見て、その神々しさに動けなくなった、と記している。

 自然が生み出した最高傑作、荒々しい野生の美、恐らく、人間が銃を発明するまでは、トラは「王者」だったのだろう。

 そのトラ、イヌが好きらしい、じゃれたり遊んだりするのではなく、バリバリと食うのだ。

 特別に訓練された狩猟犬以外はいいエモノだろう、何年か前、千葉県の鹿野山の寺で飼っていたトラが逃げ出し、近所の家のイヌを襲ったことがある、クサリで繋がれていれば逃げることができない。

 アムールトラの尿を採取して、甘やかされたイヌが、ふざけた格好で足を上げ、得意そうにチビッテいる電信柱に撒いたらどうだろう、チャンチャンコみたいな服を着たチワワやダックスフントが、クンクンと匂いを嗅ぐ、嗅いだ瞬間、1メートルぐらい飛び上がるんじゃあないかな。