The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

トリノオリンピックの大輪の花

2010-01-30 03:03:09 | Weblog
 2006年のトリノオリンピック・フィギュアスケートの金メダリストは荒川静香、アジアで初の快挙であった。

 日本のメダルはこの一つだけであったが、冬季オリンピクの華・フィギュアスケートの金メダルによって、韓国・中国がチマチマと稼いだ十数コが吹っ飛んでしまった。

 地元イタリアの新聞は、この日本の選手に対して、
 1、日本人としては手足が長い
 2、日本の鶴のような姿ではないか
 3、葛飾北斎のような繊細な表現である
 4、浮世絵に登場する女性のように美しい

 最大限の評価、“cool beauty”とまで形容していた。

 浮世絵の見返り美人に思いを馳せ、氷上に舞う荒川静香の横顔に胸をときめかせる、そして、表彰台に並んだアングロサクソンの少女やスラブの女性よりも、色が白いではないか。

 イタリアの記者の観察は、近世に、この国を訪れたヨーロッパの人々の感想であり、彼らの中には、日本人の一部は白人と密接な関係があり、あのケンペルにいたっては、
 「日本人の先祖はバビロニアからやって来た」

 表彰台の、にこやかな笑顔は、この点についても、ひとつの問題提起となった。

日本人の不思議

2010-01-29 11:46:47 | Weblog
 日本人と呼ばれる人間集団の中には、いわゆる「標準的日本人」と呼ばれる人々とは、かなり異なるグループがいる、その割合は数%であろうか、無視することのできない数値になっている。

 また、電車の中で、それとなく観察してみると、色の白い人浅黒い人・顔の丸い人四角い人・毛の濃い人薄い人、それこそ十人十色、これを同一性の中の、ちょっとした変化と見るか、さまざまなタイプの同一化と見るかによって、全く、違う結論になる。

 今、考えられている以上の多くのグループが、この列島に流入しているのではないかということ。

 これは、近世、この列島を訪れたヨーロッパの白人たちの率直な意見でもある、彼らの意見を取り上げる前に、一人の女性スケーターの評判を確認してみようか。

韓国の日本批判

2010-01-12 07:44:05 | Weblog

 韓国は、ことあるごとに、日本の朝鮮半島支配を非難し、繰り返し、謝罪を求める。

 「日王」の来韓を招聘し、日王・天皇による「謝過(謝罪)」の言質を引き出そうとするという記事があった。

 日本統治以前の朝鮮は、そんなに良かったのか、日本の統治は、そんなに悪かったのか。

 そして、あの民族の、自分は絶対に正しく、相手は、何が何でも悪いという民族的心性は、どこから出発したのであろうか。

サムソンと斗山重工業

2010-01-08 05:53:01 | Weblog

 電気会社のサムソンの発展にはすばらしいものがあるが、これには、日本の企業の貢献がないであろうか、一説には、退職した日本のエンジニアを高額で雇い、先端技術の吸収をしていたというのだが、どうであろう。

 原発に関しては、1978年から運転しており、現在では、20基の原子炉が運転されている。

 斗山重工業は、その半分以上を手がけ、海外での原発一貫建設は初めてだが、中核機器の蒸気発生器を多数輸出している。

 カメラ一台・バイク一台、製造することのできなかった国が、ここまで来られたのは、戦前の日本によるインフラ整備、戦後の技術供与によるものだろう、だが、日本の悪い点を声高に叫ぶばかりで、こういったことを指摘することはないようだ、あの国が本当の近代国家になるには、事実を事実として、しっかり認識することではあるまいか。

韓国産業の躍進

2010-01-04 06:34:32 | Weblog

 韓国政府は、半導体・液晶パネル・造船・自動車産業に取り組み、ぐんぐんと国際シェアを伸ばしてきた、今度は、官民一体で原子力ビジネスを輸出産業に育てる方針のようだ。

 原子力産業は、これまで、日米仏に限られてきた、その一角に韓国が侵入してきたことになる。

 今回の受注の決め手は応札価格らしい、他の国よりも安かったのだろう、そしてアブダビ首長国のムハンマド皇太子との親密な関係があった、政治力のある皇太子に何度も連絡を取り、原発とは別に、情報通信などの分野での協力を約束する、これが、効果的であったようだ ― 日本の浜岡原子力発電所 ―