The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

Matanzasのイヌ 4

2011-01-29 07:15:59 | Weblog
 
 アルゼンチンの中東部のブエノス・アイレス州に、サンフーストという町がある、首都ブエノス・アイレスの西南416Km、商業住宅都市で1980年度の人口は、1万4000人。

 このSan Justo・サン フーストの別名がMatanza、さて、このMatanzaの意味は何か、
 1、虐殺 大量殺人
 2、屠畜 腸詰作業
 3、集合的に豚の加工品

 この都市の現在の名称が「サンフースト」であるのは意味深長だ、もし、サン フーストの別名マタンサが人間・原住民に対するものであるならば、21世紀の現在、あまり名誉あるものではないだろう。

 16世紀から17世紀にかけて、南アメリカのスペイン領では、実に、凄惨な原住民政策が実行された、過酷な処分が断行されている、その名称は、当時は、勝利の記念・征服の記念だったのかもしれない、それほど不自然ではなかったのかもしれない。

 だが、21世紀には、いくら何でも、この名前はいただけない、そこで改名されたのではあるまいか。
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Matanzasのイヌ 3

2011-01-26 03:05:21 | Weblog

 ラス・カサスは証言する、
 「この40年間に、島々と大陸において、一切の法を無視したキリスト教徒の忌むべき事業のおかげで、大人と子供を合わせて、1200万人以上が不当な残虐なやり方で殺されたのだ、いやその数は1500万人を下らなかったと言っても、おそらく間違いではあるまい」

 西インド諸島で100万人の単位の人々が殺害されているから、中米・南米では、その数倍・数倍以上が犠牲になったことが考えられる、しかも、それはラス・カサスが生きた40年間の出来事であり、それ以後の16世紀後半や17世紀については触れられていない。

 南米の各地で言語を絶する討伐が繰り広げられたのであろうか、その結果、メキシコや中南米の各地に“Matanza・Matanzas”という地名が残った。

 先日、NHKの高校講座を見ていたら、この件について、
 「それは、伝染病によるものです」

 なんという無責任・不勉強、ひどいものだ、まあ、NHKなんて、こんなもんだろう。
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Matanzasのイヌ 2

2011-01-23 07:47:36 | Weblog

 スペインの征服者たちは、性急に金や銀・財宝を獲得しようとした、
 「これらの羊の群れにも比すべき穏和な人々・カリブ海諸島の原住民に接触したスペイン人は、ためらうこともなく彼らに襲いかかった、それは、さながら長い間、食べ物を得られず血に飢えている虎や狼・ライオンのようであった」

 ここでは、ヒトは、虎や狼のようになっている、この貴重な証言は、ドミニコ会の修道士バルトロメー・デ・ラス・カサス。

 ラス・カサスは、淡々とその事実を描写しているが、殺害された人数については、かなり大目ではないかという指摘がある、恐らく、その現場を目撃したために、実数以上の推計になったのかもしれない。

 「かつてエスパニョーラ島にいたほぼ300万人の住民のうち、今、生き残っているものといえば、わずか200人である」

 300万人は多いかもしれない、だが、この島の住民が壊滅したことは事実、だから、あの「パイレーツ・オブ・カリビアン」に原住民が出ていないのは本当であり、あの時代までに、いなくなっていたということか。
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Matanzasのイヌ 1

2011-01-21 07:22:35 | Weblog

 イヌは大変に可愛いペットだが、扱い方によっては残忍な動物に変身する、16C17C、カリブ海の島々や中南米では、原住民に襲い掛かっていた。

 さて、アメリカとは、かつてラテン・アメリカを指していた、19世紀の初めは合衆国の人口は500万人、ラテン・アメリカは1700万人、メキシコだけでも合衆国より多かった。

 1492年コロンブス(C.Columbus ?~1506)によるカリブ海の島々の発見から、南北アメリカの侵略がスタートする、スペインからやって来た男たちは、黄金を求めて西インド諸島からメキシコ・中央アメリカに上陸し、やがて南アメリカ大陸の奥地まで侵入していく。

 そこで、彼らは、徹底した搾取と略奪を行い、抵抗するインデイオは容赦なく殺害した、素朴で善良・無抵抗なあまりにも多くの原住民が抹殺された、その際、彼らが連れてきた大型犬が利用されていた。


 
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