The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

“Prometheus”と時間旅行 4

2012-07-30 05:44:40 | Weblog

 ところで、1のインカの石組み、カミソリの刃一枚通らない、確か、インカには金属が無かったと思う、どうやって石を切断したのか、どうやってあの切断面を作ったのか、砥石で磨いたのだろうか、そうなら膨大な労力と時間を費やしたことになる。

 ハックスレーではないが、現代人とは全く違う発想法が働いていたのかもしれない。

 マヤのピラミッドについてユニークな解釈をする人がいる、彼女は現地で発掘作業に参加したのだが、マヤのピラミッドは人々のこころのエネルギーを集めるようになっていて、マヤの神官は、そのパワーを利用して思考活動を展開したというのだ。

 この女性、不思議な能力があり、メキシコには、今でもブラックマジックを使う人がおり、このオトコが、日本のスチューワデスをマジックにかけ、自分の奴隷にしてしまった、彼女は、みんなの前で、この呪縛を解除する、怒ったメキシコのマジシャンは、今度は、彼女に呪いをかける、そのため、数カ月苦しんだ、という。

“Prometheus”と時間旅行 3

2012-07-27 05:56:42 | Weblog

 古代世界には、いくつもの謎がある、
 1、インカの石組み
 2、ナスカの地上絵
 3、ピラミッドの目的
 4、マヤの飛行機の模型
 5、各地に残る7~8mの人骨
 6、シュメールの浮き彫りにあるDNAの配列
 7、エジプトの壁画に描かれた電球状の照明器具・・・

 英会話の教師がアメリカの若者でかなりの読書好き、世界各地を旅行しており、マヤのピラミッドの頂上で一晩を過ごした、その時の不思議な体験を語ってくれた、彼は、英会話学校の女経営者にプロポーズして、二人でアメリカに渡った、その後、どうなっただろうか。

“Prometheus”と時間旅行 2

2012-07-25 03:13:07 | Weblog

 「Prometheus・プロメテウス」はギリシャ神話に出て来る神で、pro が先に・前に、metheus が考える者だから、「先見の明を持つ者」「熟慮する人」の意味になろうか。

 この神は、人間に好意的で「火」を与えてくれた、これは神々の掟を破ることで、そのため、カウカソス山の山頂に結わえつけられ、生きながら肝臓を食われる、だが、神であるが故に、死ぬことができない、その夜のうちに肝臓が再生し、翌日も食われる、だから、この世が終わるまで、この地獄の苦しみから逃れることができない。

 今回の映画、これを元にして、新たなプロメテウス解釈になっている、それなりに面白い、科学者が二の足を踏む古代の謎を題材にしていた、だから、インパクトのある映画に仕上がっている。

“Prometheus”と時間旅行 1

2012-07-22 19:30:54 | Weblog

 8月24日から“Prometheus“ が公開される、大変に話題を集めているが、どんな映画なのか。

 太古、異星人がやって来て、黒い液体を飲み、自分のDNAを地球の生態系に拡散させるのだが、そのストーリーはかなりこみ入っている。

 エンジニアという宇宙人・イカのようなエイリアン・アンドロイドのデイヴィッド・・・2093年の物語りで、場所は衛星LV-223、どうやら、この映画はエイリアンに関連するようだ、ラストシーンは、
 「エイリアンがエンジニアの口に触手をつっこみ、両者の動きは止まる」
 そして、
 「ショウ(ヒロイン)は、デイヴィッドの体を回収し、エンジニアの船を使って彼らの住む世界へ旅立つ」

 「黒いエイリアンの幼体がエンジニアの胸を突き破って出てくるシーン」があるようだが、これは、エイリアンの映画にも出て来た、発想が同じだ。

A・ハクスレーのユニークな研究 4

2012-07-14 06:06:39 | Weblog

 三次元の壮大な祭典、神々との饗宴、なんと不思議な大胆な発想であろうか。

 さて、ハクスレーによると、画家という人々は、生まれつき脳の減量バルブが開いている人種だという、なかなか面白い。

 だから、普通の人々とは発想が違う、どんなものにも「美」を見てしまう。

 古代世界ではポピュラーだった瞑想と苦行、これも減量バルブの調整と無縁ではないだろう、瞑想には止観や坐禅があり、この苦行は、現代ではスポーツになるのかもしれない、肉体を酷使することによって減量バルブが開き、神秘で自由な世界に突入する、だから、一流のスポーツマンが、ちょっと違うのは、そのためかもしれない。

A・ハクスレーのユニークな研究 3

2012-07-08 06:49:53 | Weblog

 例えばナスカの地上絵、宇宙船の発着に使用されたという主張もあるが、熱気球が現実的だろう、近くから出土する土器に気球の絵があり、また、それに使用されたと思われるtextile(布・織物)が確認されている。

 できるだけ彼らの神・太陽に近づき、地上と空中でコラボして神々との祭りを楽しむ。

 彼らにとって、魂を振るわすイベント、三次元の祭りだったのではなかろうか。

A・ハクスレーのユニークな研究 2

2012-07-05 07:51:53 | Weblog

 ハクスレーは「知覚の扉」の中で、脳は知覚を働かせるところではなく、宇宙の森羅万象を、人間の営みに支障ないレベルにコントロールする「減量バルブの役目」をしている、だから、この減量バルブを外せば、人間の知覚の扉が開き、あるがままの神秘と真実があらわれる、と考えた。

 この「減量バルブ」と「脳の機能」に対する考えがユニーク、これまでの逆の発想、あのH・ベルクソン(1859~1941)は、脳は楽器のオルガンのようなもので演奏者は別にいる、と言っているが、演奏者が宇宙の現象ということだろう、通じるところがあるようだ。

 ところで、森羅万象とは、英語では“everything”、これでは、味もそっけもない。

 古代文明には奇想天外なものがあるが、おそらく、これと無縁ではないだろう、彼らは、この減量バルブをコントロールすることによって、とんでもない情報を得ていたのではなかろうか、それが、あの数々のモニュメントになった。

 あの、カミソリの刃一枚通らないインカの石組みやアンデスの高地に敷かれた水道も、その発想から生まれたのかもしれない。

A・ハクスレーのユニークな研究 1

2012-07-02 06:14:05 | Weblog

 “If the doors of perception were cleansed , everything would appeare as it is - infinite.”
 「もし知覚の扉が清められれば、全ては無限の姿を現すだろう」

 「無限の姿」とは普通ではない、ここに、どんな内容が入るのだろうか、ピラミッド・マヤの神殿・インカの水道に石の壁・シュメールの不思議な情報、いや、無限というからには、そんなものではないだろう、20世紀の巨人の研究は、もっと評価されてもいいかもしれない。

 A・ハクスレーの研究には、W.ブレイクの詩の一節が引用されていた、現代の科学でも分からない古代文明のいくつもの謎を解くヒントがあるのかもしれない、古代文明は、多かれ少なかれ、それぞれの薬草を利用しており、これによって、彼ら独特の技術を開発したようだ。