The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

アジ・フラ投資銀行と人民元の影響力

2015-03-31 08:43:47 | 世界経済
           
 アジ・フラとはアジのフライではなく、「アジア・インフラ」、韓国が参加の最終的決断、それどころか不参加を宣言していた、
 「トルコよ おまえもか」
 どうしたんだろう、流れが変わったのか。

 韓国は、ヨーロッパの国々が参加するのだから、そんなにひどいことはしないだろう、それに、中国主導のこの銀行が扱うインフラ工事を受注できる可能性が大きくなる。

 タイヘンな人気なのだ、おそらく、これまでのアジア開発銀行よりも魅力的になるのかもしれない、
 1、ジャブジャブと貸してくれる
 2、金利が安い
 3、うるさいことを言わない
 4、環境問題などの条件をつけない   

 「行きはよいよい 帰りはこわい」、どうなるんだろう、あの中国である、それでも、今の時点では、
 「アジフラ アジフラへと 草木もなびく」

 さて、ニッポンはどうする、財務省は否定的だが経産省には、賛成派が動き始めているようだ、国益にかかわることだから、良い判断をしなければならないのだが、この動き・流れの背景には人民元の影響力と人気がある、
  お高くとまった融通のきかない「ドル」
  いいかっこしいの気取り屋の「エン」
  ドイツが大きいカオをした「ユーロ」

 どろくさいがなにかと融通が効くのが、「人民元」、
 「これで 兵器が買える」
 「ジャングルの奴らをおどかすには ジューブンだ」

 そんな国々・そんな勢力が、多くなっているのかもしれない。

アブラーハムの世界分析 5

2015-03-28 06:06:20 | 世界経済
      
 「いいですか 近代はお金の時代 お金を効率的に運用した国が勝つことができます だから国立銀行・中央銀行の設立は タイヘンに重要です
   1668   スェーデン
   1694   イギリス
   1800   フランス
   1814   オランダ
   1875   ドイツ          

 これは 中央銀行のできた年ですが 北方野蛮のスェーデンが近代世界のドアをこじ開ける その26年後に産業革命のイギリス イギリスの106年後がブルボン王朝のフランス 太陽王ルイ14世の繁栄があった」
 「だが ゲルマン民族の長男・ドイツは なんと イギリスの181年後 これでは近代化・工業化がおくれるのはしかたない」

 「しきりにナチス・ドイツが批判されるが おくれてきたドイツにどんな方法があったんでしょうか なんとかマーケットを奪い取らなければならない」
 「ユダヤ問題の最終解決について イギリス・アメリカは知らなかったのか 知っていたが協力しなかったのか ドイツでは 食糧さえ不足していた」
 「・・・」
 「ユダヤ人を マダガスカル島に移送する計画があったはずです だが すでに制海権は連合国側にあった」
 「・・・」
 「.やっかいな問題については 彼ら ナチスにやらせたのかもしれないね」
 
 「政治は 善悪の彼岸に立たなければならないことがある おっと だれかに似てきました」

 「ともあれ ヨーロッパ世界は 近代の出発で 悪魔と契約を交わしたんですよ」
 「おカネではなく 悪魔なのかい」
 「なにを寝とぼけたことを いっているんですか お金が悪魔なんですよ」   

 「だから イスラームでは 利子を取ってはならない 悪魔の手をしばっておくんです これはアッラーの厳命 それは 近代以前なのですが 近代を越えているということもできる」   


アジアインフラ投資銀行のカラクリ

2015-03-26 09:39:42 | 世界経済
         
 オーストリアが参加を表明、ヨーロッパで7番目の国だという、どんな事情があるのか。

 23日のウオールストリートジャーナルは、関係者の証言として、数週間前、中国の交渉担当者が、ヨーロッパ諸国に対して、
 「中国は 拒否権を行使しません」

 ホントーなのかな、あの中国である、
 「天安門では 一人も死んでいません」
 南京市の人口以上の中国人が虐殺され、あの大戦で、
 「日本軍によって 数千万人が殺されました」
 年々、死者が増えていった、農業政策の失敗・大躍進また文化大革命の犠牲者も加算したようだ。

 ともかく、
 「わがままはいいません だから ねっ 参加してちょーだい わるいようにはしませんよ」

 あまい言葉でさそったんだろう、だが、中国の出資率は50%、これをどう見たらいいか、
 「かりに拒否権を持たないにしても 有利な立場であることには変わりはない」
 事情通は、
 「出資比率が高ければ 議決権の割合いが大きくなる」
 結局、
 「同じことではないか」

 世界の開発銀行の出資比率は最大でも30%だ、世界銀行のイチバンの出資者・アメリカでさえ19%、アジア開発銀行の日本が15%、こうでなければ公平で民主的な運営はできない、それが、50%、なにを考えているのかね、それにヒョイヒョイとついていくヨーロッパの国々、よっぽど台所事情が苦しいようだ。

 中国が、アフリカなどでやっていること、じゃぶじゃぶとお金を貸して、返せなくなると担保を召し上げていく、泣くのはアジア・アフリカの最貧国、ぼろぼろにされている、ヨーロッパの国々、自分たちは手を汚さずに、お金儲けをしようというのか。

 さて、ニッポンのアソーさん、愛人のお店に数千万円の援助、なんてカイショウがあるんだろう、これでこそニッポンのオトコ、まあまあ、それはともかく、この中国さまの銀行について、
 1、個別案件の審査
 2、個別案件の承認
 3、債務返還の持続可能への配慮
 3の債務は借金だが、これらが、
 「確保されるかを 見極めなければいけない」

 さすがニッポンである、ヨーロッパのハゲタカ国とはちがう、貧しい国の立場を考えているではないか、これなら、愛人のひとりやふたり、いやいや、いけませんね、そう、だからこそ、
 「世界文明の正統は ニッポンの祭政政治にある」
 「そだちの悪いどこかの政府とはちがう 情けがある品格がある配慮がある」

 大戦後の世界経済体制を変革するという要素がないわけではないが、あまりにもエゲツない手口、コロモの下に鎧(よろい)がチラチラ、うまくいくのかな - 上はワシントンの世界銀行 -
  

アブラーハムの世界分析 4

2015-03-24 05:02:00 | 世界経済
     
 アラブの怪人は、      
 「中国なら ソンは出さないだろうとイギリスは見たのかもしれません 投下した資金の見かえりが得られなければ 建設したインフラの権益を奪い取る 中国なら お得意のことだろう」

 「そもそも 中国経済の実態が分からない 発表される統計データー どのていど信じられるのかねえ」
 「はなし半分の世界なんでしょう」
 「話し半分か いうね」

 「今年の全人代で 今年のGDPは7%に決まった どうだい これは」
 「GDPの1%で100万人の雇用が確保される そして 今年の大卒が500~600万人か この連中をなんとかしなければならない 反政府勢力に回る可能性が大きくなる」
 すまして、
 「だから 7%にしたんだろう」
 「ホントーかい 達成できるのかな」
 「幻想でいいんですよ とりあえずは」
 「メッキは はげるよ」
 「その時は ちがった幻想ですよ」
 「・・・」
 「あの政府は それでやってきた」

 怪人アブラーハム、これからは、「君」をつけようか、
 「おカネには悪魔の顔と天使の顔があるんですよ」
 「美人だと思っていたが」
 「なにを おっしゃるウサギさん」
 「ウサギって だれだい」
 「ああたですよ」
 「ああたってだれだい」
 「ああたはああたですよ」

 よく舌がまわる、
 「それより おカネの話し おカネは近代の母親です」
 「そんじゃあ 父親は だれだい」
 「ほんとに ああたには こまってしまいます」
 「だれなんだい」
 「それは 大砲と工作機械を作ることを可能にした鉄の大量生産です スェーデンの製鉄業ですよ」

 ちっとは、参考になるかもしれないな。
 

アブラーハムの世界分析 3

2015-03-22 09:10:37 | 世界経済
               
 中国の立案したアジア・インフラ投資銀行・AIIBが注目を集めている、イギリスが参加を表明、ヨーロッパでは、ドイツ・フランス・イタリアが加わる予定だ、
 「インド・オーストラリア・ニュージランドそして、あの韓国が、アメリカの鼻息をうかがいながら、二転・三転のあげく、終に、参加を決断」
 アメリカを裏切るつもりか、ビミョーなところに来ている。

 これに対して、トルコは不参加、しかも、わざわざ東京で発表した、なんて義理堅い国なのか、日本にはいい友人ができた、美人も、多いようだ、おっと、これは、よけいかな。

 「AIIBは 中国が50%を出資し アジア各国のインフラ事業を行うのだが 先行きはどうなるか 帳簿はつけられるのか 日本に参加してもらい その辺を助けてもらいたいハラがあるようだが どんなものかな あの国とはいろいろとあり この国の一部が潤(うるお)い 日本国民には どうであったか」

 ドイツ・フランス・イギリスは、うまく切り抜けられるだろうが、韓国あたりはどうなってしまうのかな、ちょっと儲けようと思って大損をする、そんなパターン、ところで、この銀行の目的は、アジア各国の道路・鉄道・港湾・都市建設のインフラ整備だが、そこで得た利益を出資者に分配する、しかし、なにせ、相手は貧乏国、焦げついたらどうするか、どうやって回収するのか、アメリカ主導の投資銀行は、条件が厳しく、あれやこれやとうるさく、さらに緊縮財政を勧めたりする、そこでチューゴクさまの出番となったか、あの毛沢東は、
 「世界をささえる柱は もう一本 必要である」

 この投資銀行こそが、世界の金融社会を支える、もう一本の柱になるのか。

 ヨーロッパ各国の参加は、強面(コワモテ)の中国なら、焦げつくことはないと見たのか、ヨーロッパのお上品な国は、あまりひどいことはしたくないのかもしれない、その辺は、中国にやってもらうのか、だが、中国は、アフリカで、どんなことをしてきたか、ところで、アフリカの近代史は、
  黒いアフリカ
  白いアフリカ
  赤いアフリカ
 そして、
  黄色いアフリカ

 黒は黒人たちのアフリカ、白はヨーロッパ人の支配、赤はキューバやソヴィエトの進出、そして、黄色は中国、そうとうなことが行われてきた、アンゴラの内戦では、相手側の兵士の両腕を電気ノコで切断・・・中国は、次々と権益を取得しているようだ、そうそう、昨年のエボラ出血熱、ヨーロッパの宗主国は、ごく簡単な教育もしてこなかったことを証明した、感染者には触れてはいけないという基礎知識も身についていなかった。

 海千のアブラーハム君、このAIIBの設立を、どう見抜いているか、ちょっと確かめてみようか。

アブラーハムの世界分析 2

2015-03-20 04:12:51 | 世界経済
          
 「みなさーん 銀座にはゴミが落ちていません ひとつもありませんでした 行きかう人は着飾り たのしげにおしゃべり ただ・ただ あの国の観光客の どなり声がひびいていました」

 「デパ地下は きれいにデスプレイされ 古代の神殿のようでした 赤・青・黄色のサラダ 茶色のチャシュー キチンとしています そして 女店員が退出する時 イチレイ(一礼) なんという なんというコトでしょう この若い女性は空間にむかってレイをしたのです ヒトを越えた世界に敬意を表したのです」

 「いにしえの礼が生きていた 古代の祭政文化が りっぱに生きているではありませんか」

 「わたくしは 古代の祭政文化を ニッポンの銀座に発見したのです」

 「BⅭ538年名君キュロスは
    我が領土のすべてのユダヤ人の帰国を許可する
  ところが どうしたことか ユダヤ12部族のうちの10部族が帰らなかった
  彼らは理想の地をもとめて 東へ東へと旅立ちました
    霧深き山の彼方へ 消えていった         」

 「なぜなんでしょう
  アブラハムの契約した神になじめなかったのかもしれません
  そして この10部族は シュメール文明の継承者だったのではないでしょうか」

 「ユダヤ人であるためには トーラとメノーラを保持していなければなりません トーラはモーセ5書であり
   創世記
   出エジプト記
   民数記
   レビ記
   申命記    
 
 創世記のシーンはメソポタミアではないでしょうか ノアの洪水はチグリス・ユーフラテス川かもしれません」

 「わたしが 銀座で見たシーンは 古代の祭政文化のマボロシだったのかもしれませんね」

アブラーハムの世界分析 1

2015-03-19 08:35:30 | 世界経済
       
 「セカイのみなさーん スクランブルコーサテンに来ています これから ジッキョーホーソーでーす」

 「マエから ヨコから ナナメから ヒトがヒトがヒトが 
  あっ ジテンシャです すいすい      
  こんどは マツバヅエです ひょこたんひょこたん 
  ぶつかりましぇーん」
 「すごいです すごいことです 
  どうして こんなことがカノーなんでしょう 
  それは それは にほんじんだから でーす」

 「世界のどこにもありません 世界のどこの民族にもできません どこの人々にも不可能なことなんです」

 「あの国なら 金太郎アメみたいな整形カオが おんなじ顔がつづいて なんてキムチわるいんでしょう 
  それに たちまちののしりあい クルマのボンネットにのって足をばたばた 
  おフネがしずんだって イケメンとチンチンカモカモでしらんぷり 
  そんでもってヒトのせーにする なんてはずかしいんでじょう」
 「クニのはじ アジアのはじ そんでも あんヒト カトリックの信者なんですよ 
  ローマ法王も あきれがお これじゃあ かばいようがない」

 「あの国だったら たちまちどなりあいがはじまりまーす 
  オレは正しい まちがっていても正しい 
  あっ スカートをめくりました なにをするのか 
  まさかまさか そんなことを
   ぶりぶりぶりー
  すごい すごい すごすぎます
  これが これが チューゴク4000年のうん○なんです
  銀座で 大声でさけびあっていました みっともないですね はずかしいですね」

 「あの国だったら バクダンかかえたテロリスト
   ドッカーン
  テとアシが クビとドウが
  血のウミです 血のウミなんです」

 「ここは ほんものニッポン ニッポンのスクランブル交差点です」
 「あっ 白人の子供が なにか言っています
   ママー ぼくわたれたよ
   よかったね
   ぼくのまえを
   どうしたの
   ニンジャがとおったんだよ
   よかったね
   ニンジャだよ ニンジャなんだよ
   そう
   おどろかないの
   にっぽん人は
   なあに
   にっぽん人は みんなニンジャなんです」

 「なんてほほえましい会話なんでしょう イジョー パレスチナの良心・アブラハームがお伝えしました」
   

An eccentric opinion of Abraham 4

2015-03-16 04:42:25 | 世界経済
      
 アラブの正統・アブラハムはまだいる、
 「フランスの外相が 日韓問題は独仏関係ではない これは韓国の主張を認めないということです ようやく風向きが変わってきました ドイツ政府もメルケルの意見を訂正しました まったく困ったおばちゃんです」

 「フランスの外交グループがやって来ていますが きっと大スクリーンで大相撲を見ているんでしょう 堂々たる男たち この寒いのにハダカなんです 身に寸鉄を帯びず 正々堂々の真っ向勝負 なんて立派なんでしょう」
 「彼らの先輩のアンドレ・マルローは 大変な相撲好きでした
   まるで古代のヘラクレスのようだ
   身体が紅潮し 筋肉が盛り上がり 
   この一瞬に 時間が凝縮する
   おとこのいのちが もえあがり
   死すべき存在が 永遠をつかむ
   死すべき存在が 絶対となった

 そんなことを言っていましたね だからウソばかり言っている国とはちがいます」
              
 「二人の力士が手をつく この時 館内がシーン 何千人がシーン この静けさのすばらしさ」
 「大相撲の土俵に上がるまでに どんなに苦しいケイコに耐えたことか
   あんなおとこに なぜまたほれた
           ケイコ帰りのみだれがみ
  何十回何百回のぶつかりケイコ その度に はねとばされ たたきつけられ
  何百回何千回のぶつかりケイコ その度に つきとばされ なげとばされる   
      
  春夏秋冬 雨の日・風の日・雪の日
   あんなおとこに なぜまたほれた
           ぶつかりケイコの砂まみれ
  そして ある日
   ズン
  兄弟子が後ずさり ほんものの押しだ ひざ・こし・うで・体幹がひとつになって ほんものの押しになった
   それだ
  親方の声がとんだ    」

 「おもわぜナミダが
   泣いているのか
   いえ アセです 目からアセが出たんです  」

 「だから フランスの外交団 見たんですね 大ズモー いえ ニッポン ニッポンの真実・・・」

 「ぜーぜー ぐふぐふ」
 「さあ 鼻水をふけよ」
 
 中国に兵器を輸出している国は、そんなに純情ではない、これは、フランスの一面だろう、まったく困ったやつだ、アブラハム、あることないこと、だが、まあー ちょっとはいいかな。


「ふたつのヨーグルト」のバトル

2015-03-14 04:16:24 | 世界経済
        
 ヨーグルトに詳しい医者が、テレビの番組で、朝と夜は、ちがったヨーグルトを摂ったほうがいい、それは、
 「ひとつだと なまけてしまうんです」
 「・・・」
 「ライバルがいるとはりあって 活性化するんですね」

 おもしろすぎる、ホントーなのか、ひとつの乳酸菌だけだと安心して働かない、そこで、ちがったタイプの乳酸菌を送りこんでやる・・・明治のブルガリア・ヨーグルトを愛用していたが、最近は、カスピ海ヨーグルトも摂るようにしている、カスピ海の方が、ねっとりしておいしい、「おいしい」は重要な条件で、おいしくなければ食べる気がなくなる。

 朝、カスピ海で、夜は、ブルガリアにしようか、ブルガリアの価格がまちまちで、日吉の東急では270円、他では148円、もちろん同じ商品、すごいもんだ、よく黙っているね、ジョーヒンそうな日吉のおばさまにクエッチョン、すると。
 「わたしたちトシヨリは ほんのちょっとだけでいいんです」

 答えになっていないね、この沿線の地域に、本当の上流クラスが成立するのは、いつのことか。

 明治のブルガリ、アキバのスーパーで100円で出したことがある、すぐにメーカーからクレイムがきたという。

An eccentric opinion of Abraham 3

2015-03-12 04:33:40 | 世界経済

 このオトコ、なにが言いたいんだろう、
 「大国には大国の風格があり 世界標準のgoodsがあるもんです」
 「しかし あの国がこしらえたものはなんでしょう コカ・コーラにマクドナルドにクルマ すでに コーラとマックは落ち目 人気が失せた アメリカの化けの皮が剥(は)がれかかっている」

 「中東の地域は 大戦前はイギリスが支配し 大戦後はアメリカが介入してきた そのアメリカは 全く人気がない アメリカのいう自由と民主主義は アメリカの利益のためであることが分かってしまったからだ」

 「戦後のニッポンはどうだったんでしょう あの憲法の基本的人権 オモテ向きは良く見えるが これにはウラがあり それは ニッポンを強くしないこと 結束させないこと アジアの軍事大国にしないこと」
 「1億人が1億の主張をしたらどうなるか 収拾がつかなくなる だから民主主義と分割統治は フカいトコロでつながっている」
 「アメリカという人工国家は 100年前からアジアのマーケットをねらっており 着々と手を打ってきた その前に立ちふさがったのが千年の伝統を持つ祭政国家・ニッポン ジャマでしかたない」

 「日露戦争が終わった2年後に そのロシアと日露協商 その実質は日露同盟 なぜか アメリカが手を出してきたからです」

 「関東大震災の時 詳細なレポートを作成し トウキョウの街の特質や家屋の弱点を調査して あのショーイ爆弾を開発した 木造の家屋を焼き尽くす爆弾です」
 「70年前の3月11日の東京大空襲 10万人が死んでいる 身体についた炎を消そうとしても消えない この爆弾から飛び散った液体のせいで みるみる焼けていった」
 「市民や女性・子供 それを決定したのはプロテスタントの大統領でしたね」

 「それが キリスト教の愛であり ブロテスタントの信仰なんでしょうかね」
 「・・・」
 「だが 見事に復興した 見事に平和な国を再建した こんなに繁栄しているではありませんか」
 「だから ニッポンはアジアの誇りなんです 夢なんです 希望なんですよ」

 アラブから来たオトコ、
 「ニッポンはニッポンは 成功したパレスチナであり 中東の国々は失敗したニッポンなんです」

 アラブの怪人、
 「そろそろ あの軽薄な人権思想とアメリカ流民主主義を超克する秋(とき) 高邁な祭政文化に比べれば 近代のパラダイムなんかは そう イヌのクソみたいなもんでしょう」