これは、2912年の2月に発表したものだが、こういうことになってしまった、紹介してみる。
金正男、なぜ、あれだけ自由に行動できたのか、やはり、中国が守っていたからだろう、普段は気づかないほど遠くから見守っているが、危機が迫ると警備担当者がしっかりとガード、なぜガードするのか、それは北朝鮮が混乱しては困るからで、とにかく現状を維持しなければならない、だから、次の指導者として温存しているんだろう。
特に次の主席は習近平だが、彼は太子党の出身、この太子党が金を支えている、彼らは金正男を「胖哥(バンガー)」と呼び慕っている、胖哥とは「太った兄貴」という意味で、彼らの中には、
「北朝鮮の次のリーダーは正男氏の方がふさわしい」
中国が北朝鮮の指導者の長男を保護しているのは、
「正恩体制が破綻した際、思想的に中国に近い彼を平壌に送り込み、次期指導者に仕立てあげる目論見である」
だから、
「中国が持つ最後の北朝鮮カードと言えよう」
だが、国家が崩壊する時には、個人の力ではどうにもならない、個人の善意や良心とは全く別のメカニズムが働く、だから、どうなるかは、まるで分からないというのが本当だろう。
追記
新大統領のゴタゴタで警備がゆるんだ、そのスキを突かれた、残念なことだ。