The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

Make America Great Again 春

2017-03-30 11:55:00 | 世界経済
   
 イギリスがEU離脱を宣言した、2017年3月末は、
 「時代が うねっている」
 グローバリズムから国家中心主義へ、さすがにアングロサクソンは素早い、なりふりかまわずの方向転換、吉と出るか「凶」か。

 グローバリズムの大きな柱は自由貿易制度だが、最初に採用したのはイギリス、ユダヤ系の経済学者・D,リカードの理論であり、当時の世界の製造工場はイギリスだから、これはイギリスのための貿易制度、つまり血を流さずに世界各国の富を横奪・強奪する巧妙なシステム、これを真に受けたポルトガル経済が壊滅していた、これに対してプロシアは関税の壁を高くして自国の産業を守る保護貿易制度で対抗した、さすがである。

 抜け目のないアングロサクソンは世界の悪の元凶でもある、今回のトランプ政権には、そのイギリスに苛め抜かれたアイルランド系のスタッフが入っている、トランプ君は、どの程度、彼らにチカラを発揮させるか、腕をふるわせるのか。

 さて、" Make America Great Again " の cap を被った若者がニューヨークのバーから追い出された、ニューヨークではトランプは人気がない、インテリの多い都会ではトランプ嫌いが多い、公約の重要法案を拒否されたトランプ政権、どうなるのだろう。

 ところで、あの inauguration(就任演説)の評価はどうなのか、
 1、アメリカ・ファースト
 2、マスコミ批判・マスコミ拒否  
 これでは、正当な評価はムリかもしれない。

" Washington flourished , but the people did not share in its wealth ."
 「ワシントンは栄えてが 国民はその繁栄を共有してこなかった」

 この Washingtonは象徴であり、それは、  
  1, Politicians                 
  2, an establishment                       
  3, a small group                  
 
 そして Wall街の managerたちであり、さらにワシントンポストやニューヨーク・タイムズの連中、彼らが事実を報道しなかったワケではないが、巧みにカムフラジュしてきたのかもしれない、それが、巨大企業との関係であり、卑近なところではCMの収入だろう、ヒラリーならこのまま、ならば、
 「トランプに 賭(か)けてみようか」
 そう判断したのがやや半数を上回ったということか、だが、公約の重要法案を通すことができなかった、タイヘンな痛手だ、どうなるのか。

 ところで、この国の政権が森友学園のモンダイで揺れている、プーチンとトランプと関係があるのは我が国の首相ぐらい、ここで失脚させるのは、
 「もったいない」

The village community of Japan and the modern community of Google終

2017-03-29 04:33:53 | 世界経済
             
 明治神宮には、休息室兼軽食堂がある、イチバン安いソバがワカメそばで550円、シブヤなら350円ぐらい、ここはなんでも高い、自動販売機の缶コーヒー、普段は140円だが、正月には220円になる。

 何年か前、右翼のクルマががなり立てていた、ここのトップが、
 1、何千万円の茶室を自宅に設(しつら)えた
 2、銀座のお気に入りを 傘下(さんか)の料亭の女将(おかみ)にした
 3、身内を理事の職に押しこんだ

 そして、神社本庁から脱退しようとする、年会費を払わなくてすむからだ、それで右翼が騒ぎ始め、おエライさんは逃げて回っていた、重要な式典もこっそりと潜りこむ、それがピタリと止んだ、だれかが仲介したのかもしれない、550円のソバの代金の何割かが、そっちに行っているんだろうか。
    
 さて、この休息室で資料を整理していると二人の中年、地方からの参拝者、大きな声でしゃべり始める、わがもの顔だ、きっと地方の名士なんだろう、遠くから三人目が怒鳴りかける、その街では、一目置かれているオトコたちで、それを、ハラジュクまで持ってきたようだ。

 都会の人にも問題があるが、こういった田舎者(いなかもの)も困ったものだ、彼らが、地方社会を牛耳っている、県会議員から議長、そして国政に打って出る、自民党の代議士の大半がこういった経歴、どんなものか、だから、重要な役職は、中央官庁の出身者ということになる、行政システムのノウハウを身につけるには、やはり、20年30年は必要。

 地方出身の議員の知的レベルはどれくらいか、首からの金のクサリが目につくが、それは、旧時代のコケオドカシで、まるで役に立たない。

 ところで、5万人以上の社員をかかえるグーグルは、エンジニアのアイデアを吸収するために、ありとある方法を駆使している、だから、ショーブにならない、
 「効率的なグーグルのシステムを見ると 国家の存在が色あせてくる」

 もはや、利権の巣窟(そうくつ)と化した国家形態には、存在意味・価値がないのかもしれない。

The village community of Japan and the modern community of Google 4

2017-03-28 06:05:08 | 世界経済
      
 明治神宮の休息室に20人ほどの女性たち、地方からの参拝客だろう、肥(ふと)ったリーダーが、
 「ワタシなんか」
 「・・・」
 「タクワンひときれで ゴハンいちぜん 食べちゃうんだからね」

 これが、オトナの言うことか、実話である、20人がフンフンと頷(うなず)いている、東京だってたいしたことはない、だが、ニッポンの地方はどうなっているんだ、20人はずいぶん長くいたので、外国のお客さんの座る場所がなかった、それにしてもなんというレベルか、
 「人間のカオしているのが フシギなくらいよ」
 ユング心理学者の言葉が思い出される。

 ところで、昨年の8月27日と28日に「原宿表参道元気祭」、一昨年までは「原宿よさこい祭り」だった、地方からのグループが何十組、カラフルな衣装・統制のとれた踊り、dynamicで迫力のあるパフォーマンスだ、しかし、
 「なにかが 欠けている」

 それは、 
 「知力とはいわないが」
 なんて言ったらいいか、
 「外国人観光客が 当りまえに持っているセンス」

 それは、
 1、個人の自覚 
 2、やわらかな感性  
 3、為替レートの理解   
 4、中東情勢への関心 
 5、客観的態度と論理的思考力   

 外国を一人で旅行する際に、当然、身につけているもので、また、身について行くもの、先祖が牧畜や遊牧生活をしていた彼らには遺伝子に組みこまれているのかもしれない。

 それに対して、暗く閉ざされた上下の人間関係が支配的な village community(村落共同体)、その中で生活しなければならなかったこの国の人々には、身につかなかったセンスかもしれない。
 

The village community of Japan and the modern community of Google 3

2017-03-26 04:59:54 | 世界経済
 
 直近、トランプについて、ユニークな予測に出くわした、
 1、暗殺される    
 2、弾劾裁判で失脚する

 なかなかの分析、世間には,
 「いるもんだなあー」
 1は軍産複合体がどうのこうのというのではなく、アメリカを二分した大統領選、半分の選挙民がトランプ嫌い、そして、この国は銃であふれている、変人‣奇人、アタマのチョーシのおかしな時がある。
 軍産複合体は、むしろトランプ支持ではあるまいか。

 2はより可能性がある、これ以上、ワケの分からないコトをごり押しするようだと・・・ニクソンは裁判にかけられる前に辞任した、クリントンは女性問題ではなく、アーカンソンの知事時代の収賄(しゅうわい)容疑、こちらも裁判になる前に辞めている、トランプのケースはどうなるか。

     
 ところで、中途半端な明治維新は village community を引き継いでしまい現在に到る、それが、シャープ・東芝の破綻の根本的原因ではあるまいか。

 ヨーロッパ式の近代国家を造らなければ、アフリカや中南米のように征服されてしまう、これが、明治の政治家のコンセンサスでだったようだ、あの中国がやられてしまった、一日も速く近代日本をデザインをするべきだ、明治前半の日本は、実質的にはイギリスの植民地的状態だった、それは、
 1、領事裁判権 
 2、関税自主権 
 1はイギリス人の犯罪を裁(さば)けるのはイギリスの領事だけ、2は、日本政府は関税の税率を決めることができない、確か5%、日本に決定権はなかった。

 明治の政治家たちは、アメリカとヨーロッパに視察に出かけ、改めて、その実力に驚く、ケムリを吐いて疾走する機関車、一日に何千枚の服を作る工場、軟百キロメートルも離れての通信、なかでもプロテスタントの国々の発展がすばらしかった、彼らは、近代の日本をどうするか、どうしたら強国にできるか、一人が、
 「いっそ キリスト教の国にしたらどうか」
 「それは あんまりだ」

 なにをこの国の柱にすべきか、
 1、神道 
 2、仏教
 2について、
 「仏法は 高邁(こうまい)なれど 僧侶は人間なり」
 明治の男たちの英知、よく見ている、あの連中に口をださせたら、収拾(しゅうしゅう)がつかなくなる、そこで、
 3、天皇制
 天皇中心の国家体制にして、統帥権と統治権を与える、このふたつを掌握(しょうあく)するにはフツーの力量では不可能だった。

 明治の妥協と不徹底が、その後の日本と日本人の進展を阻害し、中途半端な状態に留(とど)めてきたのかもしれない。

The village community of Japan and the modern community of Google 2

2017-03-24 21:54:48 | 世界経済
 
 この国には、今だに、村落共同体の伝統が残っている会社がある、一旦(いったん)地位に就(つ)くと、その地位を保持することだけが目標になり、若手のideaに耳を傾けない人がいる、そういった上役が多い企業はどうなるのか、これに対しアメリカのグーグルは、ユニークな発想を歓迎し、どんどん採用しているようだ。

a village community of Japanー日本の会社・企業
a modern community of Americaーシリコンバレーのベンチャー会社など     
 ニッポンは、あのシャープや東芝、それに東京電力はどうだろう。
 アメリカの代表がグーグル、生産性はいいが、新しいパラダイムは、どうか。

 ヨーロッパの連中は、やたら複雑にしたがる、論理的整合性があればいい、そんなチョーシだ、それに対して、こちらのいいところは、単純から複雑・複雑から単純へ、そのプロセスがあること、さらに単純から象徴へのステージ・アップ、その醍醐味(だいごみ)、まあー めったにはないが。

 ニッポンの悪いところは、ヨーロッパ・アメリカのものマネ、さらに共同体的無責任体質、失敗や欠陥は集団や共同体のせいにする。今は集団と企業か、シャープやトーシバがいい例だろう。

 ところで、グーグルの勢いが止まらない、若いエンジニアの能力をフルに発揮させている、そこで、彼らは、思う存分の活躍、おそらく徹夜に近い状態ではなかろうか、30歳までなら疲れをしらない、上る太陽の季節、次々と新企画を打ち出し、ワールド・ワイドな展開、メーワクなくらいだ。

 ワタシ個人としては、19世紀くらいでいいと思っている、乗り物は自転車まで、
 「そんなに急いで どこに行く」

 地球を汚さないし省エネ、しかし、少数意見だろうね。

The village community of Japan and the modern community of Google 1

2017-03-23 06:37:59 | 世界経済
 
 グーグルの検索エンジンを使っているが、気がついたら変わっていた、
 「グーグルは 若いグループを開発しているんですよ」
 「・・・」
 「彼らのための戦略なんじゃあないかな」
 私が、
 「あんなもん 道具なんだから しょっちゅう変わっては困る」
 「いやいや 突然 止めるかもしれませんよ」

 ニッポン式のOSがないものか、「トロンの挫折(ざせつ)」から立ち直れていないのか、あれをつぶしたのは、ソフトバンク・ソニーそれと自民党政府だったか・・・

       
 1998年にスタンフォード大学の二人の大学院生によって設立されたGoogleは、ネットの世界で急激に成長し、たった18年で世界有数の多国籍企業になった。

 この企業のミッション・ステートは、
 「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにする」
 そして、モットーは、
 ”Don't be evil !"

 若い優秀なエンジニアを引きつける魅力は、グーグルの企業文化にあり。
 1、無料のグルメな食堂  
 2、サウナつきのフィットネスジム  
 3、ローラーホッケーのイベント  
 4、ネコ以外のペットはOK   
 5、オモチャが持ちこめる仕事場   
 6、ゴム・ボールが転がっている・・・

 1は、うらやましい、2もシャレている、3は、何日もかかったプロフラムを台無しにされたことがあるんだろう、こうした社風は、自由な企業として評価されるようだが、シリコン・バレーの自由と奔放さを過剰に演出しているという指摘があった。

 リーダーはネットで、5万数千人の社員に話しかけ、彼らの意見に耳を傾けるようだ、ニッポンのシャチョーさんが、少数の取り巻きだけを相手にするようになるのとは大きな違いだろう、今は、明るい魅力的な職場を保持できているようだ。

WASPと IRISH 下

2017-03-15 02:05:56 | 世界経済
    
 ある若者が、美しい少女に恋をした、そこで彼女の通う教会に入ろうとしたが断られる、WASPにはWASPの教会がある、だから poor white は入れない、そこで、あの方に頼んだ、
 「なんとか なりませんか」
 「ムリを言ってはこまる」
 「そこを なんとか」
 「ダメなものはダメ」
 「なしてぞな もし」
 そこで、イエスのキリちゃんの告白、
 「ワシだって ワシだって 入れないんだ」

 WASP の強固な連帯と WASP の教会の側面をよくとらえている、アメリカの社会、タテ型のバームクーヘン、その層に、それぞれの教会がある。

 とんでもない説を唱えた者がいた、
 「アメリカ大陸の先住民は 白人である」
 その後に、Indian の先祖がやって来た、彼は、証拠の遺物まで提出する、もちろん、これはデッチアゲ、19世紀は科学の時代、暴露(ばくろ)されてしまった。

 だから、彼らにも、若干(じゃっかん)の後ろめたさがあったんだろう、16・17世紀のカリブ海や中・南米では、あまりにも多くの原住民がマタンサ(虐殺)された、スペイン人は直接的だが、こっちは知能犯、見えないところで徹底的にやる、ここんところは漢民族と似ている。

 かなり前、テレビでアメリカの学生とモスクワ大学の学生の討論があった、アメリカの若者が、
 「あなたたちば pogrom (ポグロム)で ユダヤ人を虐待してきた」
 すると、ロシアの若者が、
 「そんなこと 言えたギリか」
 「・・・」
 「おまんたちゃあ どんだけ Indian を残酷に扱かってきたか 二束三文で広大な土地を だまし取ったじゃあないか」

 そう、純粋なカリフォルニアIndianは、いないようだ、彼ら、温泉が好きだった、カリフォルニアの奥地のタサハラに彼らが愛した緑色の温泉があった、混浴なので、白人の身体を観察、男も女も、すごい身体だった、臼(うす)のようなシリ、
 「これが アメリカ大陸を ダマシ取ったんだなあー」

 どうしてどうして、動物としても、迫力があった。

WASPと IRISH 上

2017-03-13 06:29:21 | 世界経済
 
 グローバリズムで、マーケットを拡大し、巨額の利益を自分たちのグループに流れこむようにする、条例・法律・金融制度、綿密に構築された巧妙なシステムだ、その極みが「タックスヘイブン(租税回避地)」、しかし、国民の側には回らない、
 ヒラリーなら、このまま。
 トランプなら、変えてくれるかもしれない。

 ところで、辛辣(しんらつ)で適確(てっかく)な寸評があった、
 「WASP は 教会から天国へ行く  
  IRISH は 酒場から地獄に堕(お)ちる」

 アメリカの上流クラスを形成するアングロサクソン・プロテスタント、着飾って教会に集い、友情を確認する、一方、Catholicの Irish 、酒場で飲んだくれ、そんな金があったら子供のことを考えたらどうだ、
 「だんなは なんにもわかっちゃあいないんだ」
 「・・・」
 「子供のことを考えたら 飲まずにはいられないんだ」

 Irelandでの生活、教育・技術・職業の訓練がなかった、アメリカに来ても単純な肉体労働がせいぜい、だからニューヨークの港湾労働者、だが、南北戦争で解放された黒人たちが北上してきて、港湾の jobs の奪いあい、血で血を洗う闘争になった、エリア・カザンの「波止場」に詳しい、やがて、彼らの一部がニューヨーク市警や消防署に就職する、9・11では、ずいぶん亡くなっている。

 ところで、WASP の若者たちのデート、
 「だれもが納得する 優秀な若者と美しい女性から 順番に結婚していく」
 牧畜社会の伝統をもつ彼らには、優秀な子孫を残す文化が確立しているようだ。

 WASPのパーテイで、若い政治家がかいがいしく老婦人の世話をしている、やさしく手を取り席まで導く、嫌味(いやみ)がない、暗い義務感がない、少年のように明るく純真だ、彼の回りは楽しい空気に包まれる、すると長老が彼を手招きして、
 「次の大統領を お願いしますよ」

 かつては、こういう空気があった、この大統領はだれか、共和党だろう。

Contraption of America・アメリカというカラクリ 4

2017-03-12 02:37:30 | 世界経済
 
 ダラスで、あの事件が起きる前、秘密の会議から出てきた Politicianが、
 「これで あいつのキンキン声を聞かなくてすむ」

 「キンキン声」の持ち主は、兄のケネデイはやや低い声だから、弟の司法長官・ロバートの方だろう、このエピソードの真偽は不明、しかし、アメリカでもイギリス系アメリカ人とアイルランド系アメリカ人との対立・暗闘が続いているのかもしれない、今回は、ドイツ系の大統領を担ぎあげることに成功した。

 ケネデイとロバート、二人とも暗殺されている、よっぽど気に障(さわ)ったのか、
" Washington flourished , but the people did not share in its wealth ."
 ”Washington ”とは、イギリス系アメリカ人のことだろう。

 さらに、
 「本日のセレモニーは特別です それは ある政府からもうひとつの政府へ あるいは ひとつの政党からもうひとつへ移るのではなく Washington D.C.から政権を取り戻し みなさんへお返しすることだからです」
" Today's ceremony ,however , has very special meaning , because today , we are not merely transforming power from one administration to another or from one party to another , but we are transforming power from Washington D.C. and giving it back to you the American People ."

 大西洋の向こうでは、700年に渡って徹底的に支配・搾取された、1800年代の半ばには100万人の餓死、その最中でも税の徴収、まさに血税いや命税、だから、彼らの合言葉は、
 「アングヲサクソンを憎め」

 ゲルマン民族のアングル族とサクソン族、彼らには、原住民を抹殺するノウハウが身についているのかもしれない、遠くガリアの地で、ブリテン島で、北アメリカで、そしてオーストラリア、これは聞いた話しなのだが、彼ら、アボリジニの娘を犯し、子供が男ならカベにたたきつける、女なら育て、14~15になると同じことをした、だから3代4代・・・外見が白人のようになる、オリンピックでコブシを突き上げたアボリジニ系の選手がいた。

 スペイン人はあからさまだが、こちらは知能犯、「Catholic刑罰法」の執拗で残忍な内容が訴えている、人間、なかなか、あそこまではできない。

 ところで外国人労働者が問題になっているが、アイルランドやポーランドの若者にお願いしてはどうだろう、これっぽっちの援助と親切なのに、今でも感謝してくれている、そして、あの民族を相手にするのは止めよう、現地予算の40%を現地のインフラに投じ、そう、クソだらけの街をきれいにし、学校と病院を設立し、50年間に人口が3倍、それなのにああいった態度、今回、ドイツに少女像を建てたらしい、上も下もひどい、もう、ビョーキとしか思えない。

 だから、こころの正しい民族を大切にしよう、そう、彼らの笑顔こそがニッポンの財産ではあるまいか。

Contraption of America・アメリカというカラクリ 3

2017-03-10 02:00:49 | 世界経済
 
 アメリカの中心・WASPの手の内を知りつくしているのが、
 1、イスラームの人々 
 2、アイルランド系のアメリカ人   

 何世紀十何世紀に渡って対峙してきたイスラームは、WASPのやり方を見破っているようだ、近代を作ったプロテスタンチズム、神(キリスト教)から離れた近代人は、ひたすら労働によって救いを得なければならない、だから、富の蓄積が肯定される、彼らは資本を形成し、各種の産業を興(おこ)し、終(つい)には、あの軍需産業に踏みこむ、それが、タイヘンに儲(もう)かることを発見してしまった。

 トヨタがどうのベンツがどうのと言っても戦争は消耗戦、いくら製造しても追いつかない、あの1930年代の大恐慌から完全に立ち直れたのは第二次大戦の軍需景気、「禁断の果実」だ、アメリカは、これに味をしめたんだろう、横浜の下町の中小の工場、あの朝鮮戦争が忘れられない社長がいた、
 「もう一度 起きないかな」
 これで、ニッポンは敗戦の痛手から、完全に復興できた。

 そして、キリスト教世界の銀行では利子を取る、イスラームでは、この利子が「悪魔の子供」、これによって何もしないでも生活できる、いや富を増殖できる人々が発生する、だから、イスラームの銀行では、会社を丸ごと買い、それを成長させて丸ごと売却、その分配金が投資者に支払われる、まだるっこいが、バブルは発生しない。

 トランプの就任演説、アイルランド系アメリカ人の草案だろう、       
" For too long , a small group of our nation's capital , has reaped the reward of government ."      
 「あまりにも長い期間 少数のグループが 国家の富を横奪(おうだつ)してきたのだ」

 この " For too long "は、どこまで遡(さかのぼ)れるか、また、この一文によって何を言いたいのか、アングロサクソンの700年のアイルランド支配も入るのか、17世紀末から18世紀初頭に施行された「カトリック刑罰法」あれはひどかった、
 1、Catholic教徒は、医師・教師・法律家になれない
 2、Catholic教徒は、軍人・警官になれない
 3、Catholic教徒は、武器をもってはいけない、また、武器の製造・販売はできない
 4、Catholic教徒は、新聞・書籍を出版・販売してはいけない
 5、都市の商工業者はCatholicの従業員を雇うことを禁じる
 そして、
 「英国の教会の信徒やProtestantはCatholicの人々と結婚できない もし結婚したら 男は公民権 女は財産相続権を剥奪される」

 アイルランド人はカトリック教徒であるから、これは「アイルランド人刑罰法」、奴隷扱いだ、だから、アイルランド系のアメリカ人は、ワシントンのやり方にその踏襲を見抜いていた、さらに巧妙な手法、それを感じとっていたのだろう。

 ニコニコ笑って親切そうに近づいてくる者は油断できない、彼らのグローバリズムとはマーケットを拡大して、その巨額の利益を一部のグループに流しこむことなんだろう。