ユング心理学者・秋山さと子に対して、
1、間違えたユング心理学を広めた
2、ユング研究所のライセンスを持っていない
3、スキャンダルにまみれている
1は、かなり専門的な立場なのかもしれない、もっとも、当時は、京大の河合隼雄さんがユング研究の第一人者だったから、この指摘は、どうであろう、しかし、秋山さんの解釈の方が、分かりやすくシロウト受けしたことはあるかもしれない、秋山さんも、
「ワタシは ナンバー2です」
京大の河合さんの周りには、オンナのファンが取り囲んでいて、秋山さんのグループとは水と油、河合さん側のおばちゃんたちは、秋山さと子さんを、
「わたしを こむすめ(小娘)扱いにするんです」
2は、当時のユング研究所は勢力争いの最中で、秋山さんは反主流派だったようだ。
3がモンダイ、いくつもある、中でも、東北大学の元学長を担(かつ)ぎだした、それは、あの大学に宗教学部を設立しようとしたからで、国立大の元学長は文部省に顔が効く、いいところまで行ったのではあるまいか、ところが「好事魔多し」、元学長が秋山さんの洋館で倒れる、
「それも ベッドの上なんですよ」
病院で亡くなるが、葬儀の際、元学長の夫人が、居並ぶ秋山さんグループに向かって、
「あなたたちも これから タイヘンですね」
あるいは、ユング研究所の失敗を取り返す工作だったのかもしれない。