超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

2012年の個人的ベストソング

2012-12-31 04:17:42 | 音楽総括










今度は楽曲編です。








傾向としては、割と沁みるタイプの楽曲を選んでるかもしれません
どっちかっていうとある程度奥深さのある楽曲のが好きになってるのかなあ、と
基本的に勢いだけで押す曲がそろそろ苦手にはなってきてるので。
心の奥の敏感な部分に触れてくれる曲を中心に20曲
これもまた泣く泣く外した曲がいっぱいあります
相変わらずキラーチューンの数は多いですね。聴いてて本当に良い曲ばっかりだな~と思ってしまいました。
だからこそ位置には迷いましたが、まあ基本そこまで差異はないと思って下さい。では以下。











1位 異常気象/PERIDOTS
2位 Harem/THE NOVEMBERS
3位 彼岸/GREAT3
4位 グッドバイ/eastern youth
5位 果てしなく白に近づきたい青/ランクヘッド
6位 夜の船/OGRE YOU ASSHOLE
7位 メロディ/Emerald
8位 夢ぐも/marble
9位 バイシクル/NICO Touches the Walls
10位 仲間を探したい/神聖かまってちゃん

11位 翌朝/Qomolangma Tomato
12位 ソング・フォー・シェルター/曽我部恵一BAND
13位 You&I/口ロロ
14位 愛の標識/クリープハイプ
15位 MOTHER ROCK/FoZZtone
16位 Shining/MO'SOME TONEBENDER
17位 Marshmallow day/Mr.Children
18位 奇跡/cinema staff
19位 徒然モノクローム/フジファブリック
20位 BLUE/LOSTAGE

次点 ポテトサラダ/ZAZEN BOYS






他の候補で大きかったのはチャットモンチーの「ハテナ」とASPARAGUS「DIDDY-BOP」、
MONOBRIGHTの「E.Z.O」にPeople In The Boxの「ニムロッド」辺りですかね
他にも名曲は沢山ありますが、
ひとまずは上記で個人的ベストとさせて頂こうかなと
手前味噌ですが最高のチョイスになったかと思ってます。まあ自分の好きな様に作ってるから当たり前か(笑






「異常気象」は・・・辛い時に一番聴いてた曲なので。
自分のペーソスも散々沁み込んでると思いますが、完全に落ち込んだ時に確実に響く曲だろうと
精神的にどん底の気分の時や何かに負けたって感じた時に側に居てくれた楽曲でした。

「Harem」はまるで古いモノクロ映画の世界にトリップしてるような郷愁感と
地に足の付いたメッセージを放ちながらも多幸感も溢れているそのバランスが至福の楽曲
聴けばこの曲の凄さは一発で分かると思う。

「彼岸」はこのご時世に完全にフィットした絶望の淵から這い上がるロッカバラード
悲壮感が漂いながらも、それでも懸命に生きようとする意志の表現が何度聴いても素晴らしい。
本当に必要なのはこういう曲なんじゃないかと。

「グッドバイ」はここ数年のイースタンを代表するようなすさまじい名曲
美しい和メロと壮大な音像に哀愁漂う歌詞が乗っかって長年のイースタンファン的には堪らない楽曲
なんとなく夜桜の時期にも似合いそうですね。

「果てしなく白に近づきたい青」は正に今年の私の気持ちそのものでした
持ちたくない荷物や必要としてない知識を刷り込まれとにかく常に苛立っていた
そんな時にこの曲を聴くと本当に救われた気分になりました
人は一人じゃ歩いていけないんです。
だから頼りたい。


「夜の船」は、全体的に漂う哀愁と郷愁のダブル成分にとにかく陶酔
明確に決別や別離を意識させるフレーズもまた2012年の自分にはピッタリな感じでした。
聴く度に心の中で頷いています。歌詞や雰囲気に。

「メロディ」はその名の通りメロディを求めて止まない表現にすがる人間の心情を深く表した名曲
震えるようなナカノヨウスケの歌声にいつ聴いても心揺さぶられてしまいます。

「夢ぐも」は2番目の歌詞が何気にシリアスでロール感溢れてるのが効果的なナンバー
音源で聴くと、更にライブで聴くと思った以上に切実な楽曲である事がしっかり伝わると思う。

「バイシクル」はメロディも歌詞も一級品
年月を重ねても楽になるどころかどんどんキツくなっていくだけ
そういうチクショウって感じるような心情を過不足無く表現出来てると思います
私も出来るなら色々な教えとか知識を忘れて真っ白になりたい・・・笑

「仲間を探したい」はとにかく泣けるなあ・・・
仲間がいないよ、って常に感じてる自分だから余計に感情移入が出来ます
ようやくこういう歌を歌えるようになったんだ、って背景も加味してこの順位にしました。




11位以下でピックアップしたいのが2曲
口ロロの「You&I」はこれまでポップ・ミュージック路線を追求してきた口ロロが
真っ向からロックに着手した、という点でめちゃめちゃ新鮮に聴けた曲です
また三浦さんの声がロックにも合うんだわ・・・
憂いに溢れた音像もまた最高で。

フジファブリックの「徒然モノクローム」は山内ボーカルになってから初めて志村っぽいセンス、
彼のセンスを血肉化出来てるな~と手応えを感じたナンバーでした
それまでは意識はしてるなって印象で
でもこの曲の「チョコドーナツ気楽にかじりゃ」って歌詞は本当に以前のフジにあっても違和感ないなと
そう考えるとある意味記念碑的な楽曲なのかもしれません。推しです。











ベスト10にアッパーな楽曲が4曲しか入ってない事から
如実に「沁みる」「ペーソス」っていうのが大事な要素になってきた感があります
とはいえ相変わらず「愛の標識」みたいな勢いでガツガツ聴かせる曲もまだまだ好きですね
趣向は変わりつつあるけど、でも根っこの衝動的な良さもまた忘れてはいない
それなりにバランス良く聴けた2012年になりました。

来年は若さ故の勢いにも積極的に触れていきたいですね。出来れば。





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