好きな歌詞 vol.4「砂を掴んで立ち上がれ/eastern youth」

「ちくしょう！」　それでいいのかよ？
「クソクラエ！」　それでいい　　　　　　　　　　　



（砂を掴んで立ち上がれ/eastern youth）












解説：
気分がモヤモヤして「一切納得出来ないな」ってなった時に
自らの代わりに怒号や反骨精神の塊を吐き出してくれるバンド
いや・・・別に代弁意識はないと思いますけど
同じ事思ってればそれは自動的にそういう気持ちになるって事で。

理屈では「そういうもんだよね」と自らを無理矢理丸め込んだつもりになっても
やっぱり、その、理屈などでは抑えきれないどうしようもない苛立ちも存在する訳で
そういう感情を素直に解放して自らの反骨精神を盛り立ててくれるバンドが個人的には必要です
その意味ではeastern youthの音楽は最早日常に寄り添う音楽と言っていいでしょう
ギラギラした心情の時には必ず脳内で流れています。

特に、後期（今）の楽曲はより激情的というか
益々精神的にザラついてるような曲が多くなって来てるので
私的にはメロディアスさが際立っていた初期・中期と同じくらいの頻度で聴いています
この曲が入ってる「心ノ底ニ灯火トモセ」は、
正にそういう激情やクソ食らえって気持ちを投げつけてるような曲が多くて
中々に気持ち滾ってくる割合が高いアルバムですね
常に精神の中でもがいてるような人にはお勧めのアルバムです　ポップさはそこまでないですが。


このフレーズは、畜生と俯くのではなく
クソ食らえと中指立てちまえと
勿論心の中でね
それだけで随分楽になる気がするから不思議です。

吉野さんの詞は初期以上に心の余裕がなくなって来ている気がするんですが、それが今の自分にとっては、イイ。