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超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

3LDKの花子さん 第35話 感想ほか(週刊少年チャンピオン 2014年 10号)

2014-02-06 15:02:49 | 漫画(雑誌感想)
















花子さん本当に可愛い。















ええと、まず掲載順が上がりましたね
真ん中くらいになりました
いつもこの辺りならいいんですけどね(笑 正直単純に嬉しかったですし
これからも頑張って毎週応援やアンケートを出していこうかな、と
先週iPhoneケースも届いて益々花子さんのお陰で日常がうるおっております
そんな日々が長く続けばいいな、なんて思ってるので好きな方は是非善意でアンケお願いします。
そして単行本の方も興味あったらチェックお願いしますね。回が進むごとに味わい深くなっていくので。

毎週後ろからページをめくって花子さんの位置を確認するんですが
今週は後ろからめくってると中々出てこないのに興奮してしまいました(笑
まあ要するにそれくらいこの漫画このキャラが好きっていう話ですね。木曜日が楽しみです。


先週の話では初めてこの漫画で泣いてしまったんですが、
今週もまたそんな花子さんの健気さだったり温かさが際立っていて胸が熱くなりました
この子こそ幸せになって欲しい、というのは正にその通りだな~、と
信のダメダメっぷりにタジタジしつつも
そんな信を責めずに丹念に見守ってくれる無償の愛情のようなものを感じられて
久しく見てなかった「大和撫子」という言葉を思わず想起してしまいました
いや、ほんと、ビックリするほど良い子ですよこの子は・・・
こういうキャラが評価されて欲しいな、って
個人的には感じますし
私自身毎週のように良い気分にさせてもらってるのが本音ではありますね。

まず、花子さんは「怒る」ことが出来ないんですよね
だからついつい信もそこに甘えてしまう訳ですが
そんな怒れない花子さんもまた可愛く感じられたりもします(笑
客観的に考えればダメなんですけど、でもまあ信の自業自得と言えば自業自得ですから
でも、例えきちんと起こせなくても「大丈夫」と笑いながらごまかす花子さんもまたコミカルで可愛い!
そして信の気持ちもほんのちょびっとだけ分かる自分もいる(笑 朝急いでるとつい当たっちゃうんですよね
本当に悪いのは起きれなかった自分なのに、ついつい人のせいにしてしまう。
覚えがあるので信の気持ちにもシンクロ出来たのも面白かったです。花子さんこれからも頑張れ―・・・
っていうか信がもうちょっと自律すべきなのか(笑)。


忘れ物を何一つ嫌な顔をせず届けに行ってくれる花子さんがまた天使過ぎる・・・
そんな花子さんと一緒に純粋に「何して遊ぼーかな」とか言ってるこっくりさんもまた可愛い(笑
こけしじいちゃんのツッコミも冴えてて楽しかったし、
こういう風に尽くしてくれる姿に毎週グッと来ちゃうんですよねえ
そして少しドジっ子気質な部分もまたキュートですね
えっちな本に反応する二人の様子など細かい部分もまた印象に残りました
いつか二人でひっそり覗き見たりするのかな・・・? 笑

こっくりさんの「近道」はそれだけでフラグである事が丸分かりでしたが(笑)。
予想を裏切らずきっちり迷ってくれる王道な笑いもまた楽しかったです
というか花子さん一人で行った方が絶対スムーズだったよな
まあそれはそれとして相変わらずへタレなこっくりさんも良い味出してましたな

信は怒られるのも「いつもどーり」か(笑
でもまあ思ってた以上に花子さんに優しくて良かったです
今回はドキュメント風でしたが最後のナレーションは本当に共感出来ました
健気だけど、あんまり器用さはない、だけど、そんな彼女だからこそ幸せになって欲しい
他人の為に一生懸命尽くせる彼女だからこそ読者としても幸せを願ってあげたい
今週の話を読むと素直にそんな風に思えました
オチも決まってましたし、
今週も今週で新鮮な仕掛けや胸熱な部分があって面白かったと思う めげない花子さんもまた頼もしく、眩しい。
そしてそんな彼女だからこそいとおしく感じられるんでしょうね。来週も頑張れ、花子さん。
作画も相変わらずむっちゃ可愛く感じられて良かったです。花子さん大好きです!
さて今日もアンケート投函して来ますか。







◆いきいきごんぼZ

いくらなんでも美人すぎ(笑
読んでてビックリしたわ。このまろ美ならイケる。



◆ウチコミ!!

正直不幸自慢みたいな風潮もあるからなあ
別に自分の「楽しさ」や「嬉しさ」に後ろめたさを負う必要はない
ヒューマの場合ズルして得たものではなく全部自分で考えて決めた「今」ですもんね
とはいえここでヒューマが勝つと埼玉の星が安くなっちゃう可能性があるので小田桐に勝って欲しいが、
でも互いのバックボーンを掘り下げつつ熱く試合を描く構成は中々面白いです。



◆侵略!イカ娘

この間からどんどん栄子がダメポジションになってるな(笑
むしろそんな栄子をイカ娘がなんとかしよう~って方向性になってるのがウケる。
同時にイカ娘ってやっぱり本当は心優しい子なんだなあ、とも思ったり。

栄子のスカート姿も良かったな~
それと最後の大技は確実に反則でしょ!
でも見た目的には格好いいな。


◆バチバチBURST

闘海丸は結局負けたけど、
負けっぷりが正直見事に感じた
全力を尽くした上での清々しい敗北、っていうか
そういうエッセンスを出せるのはいいなあ、と。



◆ペーパーブレイバー

勇人、やる気なさそうな顔して意外と悔しがってるのがいいね
そして微妙に心境の変化も垣間見られる感じ
相変わらず台詞回しが冴えてて面白いですね
あと今週いつも以上に女の子が可愛かった気がする。そして引きはちょっとシリアスっぽい?



◆100階段のねがいごと/斉藤的作

煽り通りのハートフル小学生コミックでした
きっと喧嘩してる二人は何気に意識してるのもあるんじゃないだろうか
それはそれとして話としては上手くまとまっていていて良かった
後は「ならでは」の個性に期待、ですね。
















今週も満足度高かったです。
読む漫画が多いのはいいことだ。
ちなみにマーニーもほんのりとした感動があって良かった。
次号は久々に巻頭カラーで新連載ですね。




3LDKの花子さん 第34話 感想ほか(週刊少年チャンピオン 2014年 9号)

2014-01-30 11:03:39 | 漫画(雑誌感想)














夢と過去が入り混じった不思議なお話。何故か泣いてしまった。














今週の話すっごく好きです
ただ単に変な夢の話ならばそこまで気に入らなかっただろうけど
今回はサブタイトルが「花子さんの夢」ではなく「花子さんの過去?」になってるんですよね
つまりは夢ネタであると同時に花子さんの過去の一部が垣間見られる、であろうお話にもなっていて
どうして彼女が孤独を恐れていたのか、「ひとりぼっち」を積み重ねてきた歴史、誰かに尽くす気持ちの根源
それらが一遍に描かれていて読んでいて益々花子さんの事がいとおしくなってしまうような・・・そんなお話でした
忙しさ故に家に帰ってこれない父、病弱な為に常に入院していた母、そんな境遇の中で花子さんは育って
そしていつか何らかのきっかけがあって他界して、でも天国に行く訳でもなく
「トイレの花子さん」になってしまって結局はずっと一人ぼっちのまま、、、っていう
それを想うと、そう仮定すると今までの行動の隅々にその孤独感が滲み出ていて
(こっくりさんとケンカして立ち直れない脆さ、もう一人の私と会話するまで追い詰められた感じ
 みぞれさんの境遇に号泣したり、ひとりぼっちの「よごれ」を消せなかったり)
何だかちょっと涙線にも来てしまったお話でした
っていうか泣いた・・・(汗)。この子もこの子で寂しい「これまで」を送って来たんだなあ、と思うと。

また、今週は構成も冴えてて、そういう物悲しい過去を背負って来た花子さんだからこそ
「今は」彼女を本気で心配してくれる家族が傍にいる、死後お化けになった後でようやく「家族」が出来て
誰かに必要とされて愛されて、みんなが花子さんを気にかけてくれる現状がある、という・・・
事情があったとは言え「あの頃」の父や母は花子さんの孤独を満たす事は出来なかった
彼女の為に帰って来る事が出来なかった
でも、「今は」花子さんの為に帰って来てくれる家族が大勢いる。
ここが今回の大のお気に入りポイントであると同時に気持ち泣けるポイントでもあります
過去を混ぜた夢描写で「来てくれなかった」事実を描いたからこそ「来てくれた」今が嬉しく思える
直接感動を狙った訳ではないと思いますけど、よくよく考えるとすっごく感動的なエピソードで
最後の台詞に於ける充足感というか余韻もかなりのものがありました
この漫画は信の世話を花子さんが焼く漫画にシフトして来ましたが、
それと一緒に花子さんがその中で「家族」になっていく、孤独感を失っていくお話でもあったんだなあ、なんて
しみじみと感じてしまいました みんなの優しさが胸に突き刺さって来て沁みるような・・・最高のお話でしたね
信もなんだかんだいつつ本気で花子さんを心配してくれてるようでその描写もまた良かったと思います
別に楽したかったわけではない、というのが真剣な表情から伝わって来たのがよかった
そういうところを変にギャグで誤魔化さないお茶濁さない誠実な作劇がやっぱり大好きです。
すごく美しい「結実」に触れられたようで読み終わった後の不思議な多幸感が素晴らしかった。


花子さんが信だけでなく健気に他人に尽くしたがるのは
天性のお人好しなのと恩返しの感情も勿論あるでしょうけど
それ以上に生きてる間は誰にも尽くせなかった、頑張っても報われなかったという
そういう後悔に近い感情から無意識的にそうなってるのかもしれないですね
本当はもっと父や母に尽くしたかった気持ちから今の花子さんが生まれてるのかもしれません
それに多分色々な人に支えられてたんだろうし、それもまたバックボーンの一部かな

面白いのはそう考えると今までの話も結構見方が変わるというか
プールの時に必死に瑞を助けたのも良い子以上に家族の喪失・危険を恐れていたからじゃないか、とか
本当は「ざしきわらしとして」ではなくその経験から誰かに必要としてもらいたかったんじゃ、とか
やみ子さんの生成に関してもそこまでしても仕方ないくらいの人生・死後を歩んでるなあ、とか
愛神の時もそうだったけどバックボーンを描く事でそれまでの話に深みを与える手法が得意のようです
そしてそういう構成の妙はやっぱりこの漫画ならではの個性だなと感じました
だからこそ先を読むのも楽しみですし
ちゃんとキャラの行動に説得力を付随させる事が出来る力は流石のものだと思う
これをきっかけに過去の話も是非読み返して欲しいですね という訳で是非単行本を(笑
「3LDKの花子さん」で検索かけて来てるような人はアンケートも善意でよろしくお願いしますね
あくまで個人的な印象ですが、今週分で更にこの作品に対する愛着と信頼が高まりました
花子さんが風邪ひいたのはオチでもセクシーな表情(最高)を描きたかっただけでもなくて
実はそこから「彼女はこんなに救われましたよ」って現状を描く為だったという顛末に痺れました。
改めて、大好きな漫画です。これからも全力で応援します。この子をまだまだ見ていたい。
この子がもっと幸せになって満たされていくところを眺めていたいなと思いました。

それにしても髪下ろした花子さんも美人さんで見てて眼福だね(ニッコリ)
目覚めるときの表情なんか可愛すぎて惚れぼれしました。無邪気な表情の数々も
親を待ち焦がれて寂しそうに眠る表情も印象に残る、本当に愛すべきキャラだな~と
個人的にはもっともっとこの子が受け入れられて欲しいので応援してるっていうのもあります
健気に退院を信じて頑張ってごちそう作ってワクワクしてる描写があったからこそ物寂しさが際立ちますし
物寂しさを深く描写したからこそ最後の「遅延」ではなく「早退」して来てくれた家族の温かさが際立つ
そういうネームの上手さを感じられたかなりお気に入りかつ印象に残るお話になりました。
単純に、こういう話が読めて良かった、とも思います。傑作回。

ちなみに夢の内容をさっぱり忘れていたのはきっとそういう過去から脱却出来た、って示唆でしょうね。
もう思い出す必要もないのかも。








◆めいきんぐ!

くそ~3週はやっぱ短いな(笑
もっとめいちゃんのうざ可愛さや変態っぷりを堪能したい。
という訳でアンケこの漫画にも入れておきましたよ。是非帰って来て欲しいなあ。

個人的に過去を平気で改ざんする行き過ぎた妄想過剰っぷりが特にツボでした
変態だけど乙女思考ってバランスが良いですね 西くんとのラブコメもまだまだ見たいし
ポテンシャル高いと思うので今後の展開にも期待してます。いち推し。



◆ウチコミ!!

要するに「男」を選んでしまったというワケね
それはそれで「漢」だとは思うが・・・
このところめっちゃ面白いような気がする。そして主人公どこ行った?(笑)。

長髪が似合うイケメンだったのに選んだのはこっちって本当に柔道が好きなんだなあ。
でも祭田を起点としてヒューマにも一矢報いるチャンスがあるかな?それともこれで決まるか。



◆雨天決行
読んでて「MIND ASSASSIN」を思い出した(後半の方)
赤舌も可哀想な奴だなあ・・・。
本当に敵が最低なのでここから容赦なくぶっ飛ばして欲しい!



◆いきいきごんぼZ

Ωカップの女性の顔が某成年漫画誌全般読者コーナー常連の方じゃないっすかー!
ある意味男なら誰でも見かけた事あるであろう御仁ですな(たぶん)。

















花子さんの掲載順、また少しUPしてて嬉しかった。
今週も当然アンケ投函、単行本も出来れば手に取ってみて欲しいですね
今週の話を読んでから過去話を読むと色々と感じ方も変わるはず・・・だと思う。
花子さんで感動し過ぎてしまった号でした。個人的にね。



3LDKの花子さん 第33話 感想ほか(週刊少年チャンピオン 2014年 8号)

2014-01-23 15:15:04 | 漫画(雑誌感想)

















花子さんの色々な表情を見れて幸せ。


















◆3LDKの花子さん

「風邪をひき続ければずっと休める」っていうのは子供の幻想ですよね
実際はそのままにしとくと呼吸すら辛くなったり悪化して色々ヤバくなったりしますから
勉強しなくて済む、どころの話じゃないんですよね(笑 でも煽りの通り気持ちは分かります
気持ちは分かるけど、でも些細な事で死や重病に繋がることも茶飯事ですから取り敢えず寝てた方が良いですね
この場合は運動したら汗かいて~っていう割とベタな方法論で治りましたけど
基本的に体に於ける異変って大抵何らかのフラグですからね・・・
小さい内に芽を潰した方が絶対に良いです。信くんが過程を経て最後には分かってくれた結末が素敵でしたね。

個人的には花子さんみたいな美少女が懸命に看病してくれる、ってだけでむしろボーナスでしょ
とか思わんでもない(笑 おかゆ作ってくれたり逐一心配してくれたり可愛いじゃないですか
こういうエピソードだと余計に花子さんの健気さが際立っててとてもイイですね
今回はちょっと厳しめな辺りも本気で心配してる感情の裏返し、
ちょっと困った顔もまた可愛らしい花子さん
怒った表情すらいじらしくて可愛いという奇跡に乾杯したい(笑
どこまでも花子さんを可愛らしく個性を貫いて描こうという作者の気合いが伝わって来て良かったです
元々表情に関しては豊かな娘だと思ってたんだけどこういう怒った表情も普通に入れてくるのが更に魅力UPだね
しかも最後の風邪をうつされちゃった時の表情もまた良い具合に官能的で美しかった
オチのコマもフィギュアにして欲しいくらい可愛かったし、花子さんの魅力が多々詰まった回でもありましたね
健気故にうつされてしまった風邪・・・だけど花子さんを看病出来るのもまた役得かな(笑
髪を下した姿もキュートだったのでまた風邪ひいて欲し(略


今週のお話で顕著だったのは「誰も悪くはない」って事ですね
こっくりさんはミスをしたけれどそれも悪気や適当からのミスではないし
信も最終的には火事に必死に対応しようと頑張ったり逆に看病してくれたり反省してくれたり
ふとんさんも信の根性を正してやろうとしてやった事だし身を張って助けてくれたりもした
そうやって根っから悪い子はいない、って概念を植え付けてくれるからこそ
気持ち良く読める土台が仕上がっている感覚があって
今週はその作り方がいつも以上に冴えてた気がして個人的にとてもスムーズに読めた気がします
最後にドヤ顔を決めるこっくりさんもまた面白かった(笑
割とどの子の行動も上手い具合に収まるべきところに収まった感覚が読んでてカタルシスありましたね
こういう地味ですがしっかりしたネーム作りの妙は個人的に大きく推したい部分であります
最終的には爽やかな気分で読み終える事が出来た作劇に拍手!でした。

単純に、みんな頑張っていた、自分の考えで動けてたのが秀逸だと感じたのかも。
それが裏目に出ようが出まいが「誰かのために」動けた、動けるというのがとても重要ですね。


扉絵のこっくりさんはいつも以上に美少女然として素敵でしたね
そしてあたしに頼れ、とか言ってる割には花子さんに抱きついて頼りまくりなギャップも良かった
ぶっちゃけ今回どう見ても花子さんがいなけりゃ信もこっくりさんもダメダメなままだったよね・・・
花子さんは色々な意味で母性的で他のキャラに「教え」を間接的にもたらしてくれる良キャラですなあ。
でもそんなちょっとお調子者でへタレ気味なこっくりさんもまた可愛いと言えば可愛いですね
オチでは本気で花子を心配してくれる優しさも持ってるし、
何気に花子さんが彼彼女らに与えてくれた優しさを返してくれてるのが良かったと思う

それにしても勉強しなくて~のコマの信は無駄に格好良いな(笑
かなり下衆に近いキャラクターですけどその中にも可愛さが滲み出てて自分は好き。
出来ればいつまでも信と花子さんの二人三脚っぷりを眺めてニヤニヤしていたいものです。
最終的にくっ付かないかな、とか思ってます(笑
まあ妄想に耽るだけでも楽しいけれど。

今週も面白かったです!細かいツボが色々あって飽きません。私的に。






◆めいきんぐ!

告白する前からフられてる(笑
かなり一気に距離が縮まった印象ですけど、まあ短期だしこんなものですかね。
メイちゃんにはもっと変態に、下衆になれる可能性が満ちているので是非本格連載して欲しいですね
それと根はとってもいい子っていうポイントが毎回示されてる手さばきも中々好みです
何だかんだ言いつつストーカーちっくな女子も可愛いもんだ。二次元では(笑



◆侵略!イカ娘

栄子ダメ人間じゃん・・・(笑)。
信といい栄子といいゲーム狂が目立つ雑誌ですなー
今週は何気にゲームに固執する姿が被っててその意味でも笑えた。
あとオチが上手い。



◆実は私は

甘酸っぱいなあ・・・
このドキドキ感が非常に堪らないね。
みかんの「諦めない」姿はちょっと切なくも映るけど、
そうやって頑張った経験はきっと後々財産になるんじゃないかな、とか思う。

しかしいきなり服脱いだのには吹いた(笑 あれじゃ頭のおかしな人じゃねーか!



◆ウチコミ!!

多分今現在読者からの好感度・印象の度合が一番高いのは祭田くんに違いない
だからこそ他キャラの掘り下げだったり試合をじっくり見せてくれるのは良い事だと思います
祭田くんを起点として盛り上がりを加味すればいいというか・・・
中々読むのが楽しみになって来ました
その分未だに主人公の影が薄すぎるのが気になるけれど(笑
でも主人公より祭田くんのが明らかにキャラとか応援したい気持ちが勝っちゃってるから仕方ないのかな。
やっぱり顧問のオーダーにも目的がありそうですし先に期待したい感情も湧いてます。



◆ペーパーブレイバー

えっ
なんだかすごく終りが近そうなエピソード、っていうか流れですけど・・・
勇人の抱くコンプレックスがどういう形に変化していくのかはとても気になります
話としては良い具合に雰囲気が出てて良かったと思いますね
最後にシリアスをぶち壊すバランスも含めて(笑
平穏が壊されて初めて平穏じゃないのが分かる、というのは正直よく分かる。
















バチバチもブリキも相変わらず面白いです
スリーセブンは限りなく打ち切りっぽい終わり方・・・
っていうか明らかに「俺たちの戦いは~」という感じでしたね(汗)。
シビアな部分が好きだったので何気に寂しい気もする。



3LDKの花子さん 第32話 感想ほか(週刊少年チャンピオン 2014年 7号)

2014-01-16 14:16:16 | 漫画(雑誌感想)

















パソコンがぶっ壊れたので人のを借りて更新しています。
随分古いのを使っていたので勝手が違って大変ですが・・・再開はしますね。























◆3LDKの花子さん

掲載順上がった!(嬉)
下位の中の上位でも先週までと比べれば十分ですね
毎週読み終わって直ぐアンケート書いて出してるので是非生き残って欲しいです
もはや木曜日に花子さんを読む!というのが今の自分には大切な習慣なので・・・
ずっと可愛くていじらしい花子さんの姿を眺めていたいです。

今週は、信の気持ちが下衆だけどちょっと分かるかも(笑)。
自分が出勤の時だと「ちくしょう」ってなるけど、休みの日だったら無責任に喜び
「大変だねえ」となんだか上から目線で他人事のように眺めているという
まあそれもまた人間らしいっちゃあ人間らしい心証ですけど、
当初のちょっと凛々しい顔付きが嘘のようにダメダメな考え方の人間になってますね
でもそんな信もまたキャラとしては立ってて突き抜けてて悪くはないです
少しでもいい事すると、それだけで印象良くなるし(笑)。

で、雪回。
本日雪が降ってれば「正に!」なネタになったんでしょうけど
残念ながら降ってません それでも季節を感じさせるネタで非常に良かったと思います
個人的には子供みたいに(実際子供か?)雪をホクホクしながら眺める花子さんの時点で
中々に癒されました それと外に出ない信を気に掛ける表情もまた相変わらず天使レベル
瑞やこっくりさんが信に愛想尽かしても花子さんだけは気に掛けてくれる
そういう描写に花子さんの人の良さやオリジナリティを感じます
美少女であり、子供っぽくもあり、保護者でもあるという。
大雪に埋まってるヒロインズの描写もまたクスクス出来て可愛くて良かったんじゃないかと

みぞれさんは、夏は溶けるし冬は力が制御出来ないしでどちらにせよ家にしかいられないんですね
そう考えるとわざわざあの時外に出て来たのも分かるような・・・
その気持ちを察して涙を流してくれた花子さんが益々天使にも思えてくるんですが
今回はちょっと不安定な花子さんの力を巨大化したみぞれさんが頑張って助けてくれる、という
彼女の人となりの一部分が透けて見えるような程よい塩梅のお話になっていましたね
巨大な雪女が裸で飛行機に掴まってる絵面はシュールで面白かったですし
無表情な彼女なりの良心も感じれてほのかに感動
きっと花子さんに救われたからこそ他人を救いたくなった、そういう感情の素養が生まれたんだろうな
そんな風に考えるとまた一歩みぞれさんの成長が垣間見られるお話だったかなと
上手い具合に着地点が定まったネームがきれいでした
あと下衆い事思ってた信に対するちょっとした報いが用意されてるのもネームの手際の良さを感じますね
最後にはお得意の毒を仕込んでますが(笑 基本的には心地良い気分になれるエピソードでしたね
またひとつみぞれさんを好きになれるような回でした。オチも含めて面白かったです!

それにしてもスク水3段ぶち抜きのみぞれさん、
巨大化してスク水破れたみぞれさんと作画もきれいでサービスも冴えてた回でもありましたね
相変わらず信は隠れ(?)ムッツリだし、からかうこっくりさんも良かったです
特に3段ぶち抜きのを見た時は本当にこの方昔と比べてハッとする美少女描くようになったなあ・・・と
改めて思いました。サービスに笑いにほのかな感動も存在するというバランスに拍手。今週もアンケ投函だ。



◆ペーパーブレイバー

あの勇人が白窓さんの為に必死に頑張ったシリアスがあったので
こういう話があっても違和感は案外ないのかも
下着見た勇人と見られた白窓さんの反応が初々しくて可愛かった
というか、無防備過ぎ(笑



◆めいきんぐ!/中島こうき

絵柄はかなり好みです
洗練されてるというか、人気得られそうな感じ
ギャグは思ってた以上に振り切れた印象で好みは分かれそう
でも、こういうテイストは正にチャンピオンらしくはありますね(笑
振り切れつつも「ちょっといい話」も盛り込む手腕に拍手。
更なる突き抜けや可愛さの掘り下げに期待します
メイをもっと変態しても構わないくらい。
面白かったです。 

あとチャンピオンは女子が主役のコメディ大好きだねー。もはや伝統だね。



◆侵略!イカ娘

オチ、前後ろ逆につけてるのかな?って思ったから意表突かれた(よく読めば分るんだけど)
それにしてもここで先生をチョイスするのは正直上手いと思った
子供人気に異様に執着してる、というキャラ性がバッチリはまった感覚で気持ち良かった。
そしてゆるキャラ化したイカ娘は余裕でアリでしょ。元々ゆるいが・・・。



◆ウチコミ!!

もう祭田くんが主人公でもいいんじゃ・・・
なんか彼の方が主人公以上に主人公してると思う。
というか、主人公向きのキャラクターだよなあ。絶対的なライバルが居て執念も強いという。



◆名探偵マーニー

今週というか、先週号の話すごく面白かった
有り体な探偵漫画に対する牽制が含まれてて読み応えがあった。
またライバル?の彼は登場させて欲しいです。

マーニーって最新刊の表紙見た時も思ったけど、ゆらゆら帝国の坂本慎太郎に髪型が似てるなあ。



◆バーサスアース

う~ん、まあ、正直相手が小さな子供だったら良心が邪魔して殺せないかもね
これは個人的には仕方がないなあ、とか。激情モードもまた王道で迫力があります。



◆ブリキのアーチスト

なるほど、敵さんのキャラ性はよく伝わって来ました
でもこれはこれで正当な考え方というか
スタイルの一つですよね
遂に無敵の之路先輩が揺さぶられたり面白い展開になってきた。
早々に巻頭を飾り人気も十分なようなのでこのまま人気作になって欲しいですね
それと、敵が試合中どういう心境の変遷を辿るのかにもひそかに期待。
やはりスポーツ漫画は相手の心情を掘り下げると更に良くなる。
白熱した試合になってほしい。
















スリーセブンもう最終回かよ!
去年もこの時期にガキ教室最終回だった事を思い出した。
久々に巻頭で始まるような新連載でも来るんだろうか。



3LDKの花子さん 第31話 感想(週刊少年チャンピオン 2014年6号)

2014-01-09 11:35:35 | 漫画(雑誌感想)


















新年早々いいもん見た。


















今週はヤバいですね
正直「結局外に出ても挟まれたってオチでしょ?」って思いながら読んでたんですが
まあ挟まれたは挟まれたんですが、ある意味「幸福な挟まれ方」っていうオチが個人的に凄く良かった(笑
予定調和から微妙に外れてる上にサービスとしても機能しているその塩梅にニヤニヤ出来ました
というか大久保さんの胸だけじゃなく花子さんとの密着、詩ちゃんのお尻も愉しんでたんだろうなあ・・・
ってそんな風に考えると余計にニヤニヤ出来ますね(笑
可愛い女の子キャラが沢山出てくる漫画だから「こそ」のオチになっててやたら感心しました
これならば「外に出て良かった」「家じゃ味わえない体験が出来た」って彼も素直に思えるでしょう
新年早々「目出度い」オチがついて(?)中々良かったんじゃないかな、と思います
つーか、素直に羨ましいぞ、信(笑)。

そう・・・今週のオチに関しては結構新鮮というか、
普通に「味わってみたい」なんて思えるオチになってたのがとても好印象でしたね
ある意味男子的な理想シチュで、かついつも冴えない信が珍しく手放しで幸せそう、っていう(笑
また描かれてる女子キャラが普通に色気があって良い子たちで、美人さん揃いだと思えるので
それもあって「普通に」羨ましいと思える
ある種の感情移入が出来るサービスになってたのが素晴らしいかな、と
個人的には大久保さんのナイスバデーもいいけれど、至近距離花子さんのが羨ましいかな(笑
花子さんもああ見えてカップ数あるからなあ・・・とか要らぬ事まで考えてしまいました
それにしても信は二次元好きを公言する割には何気に三次元にも適度に興奮しますよね。
以前は神様に・・・とか理由付けてたけど
まあ結局は隠れムッツリ、という事なんですよね(笑
そんな彼の「人間らしさ」、そしてある種の「可愛さ」が拝めたのも良かったです
ぷっくりした顔で女子に挟まれて幸福そうな信はなんだか観てるこっちまで幸せな気分になります 笑
これまた珍しく大久保さんのセクシーな黒タイツ下の下着も観れましたしかなりの良回でしたね
花子さんが信の為に頑張った結果、さり気ない幸せがもたらされた顛末に拍手、でした。


それにしても詩ちゃんは結構高学年なんですね
その割には身体的成長が・・・って
ボディ的には大久保さんの方がよっぽどセンパイっぽいですけど(笑
まさか夢漫画に於ける自分にまで嫉妬してしまった大久保さんは可愛い・・・というか
やや異常ですね。
そこも含めていいんだけど。面白いしね。
ただまあ、二次元の自分を作っても自分「が」二次元そのものになる訳じゃないですしね
アイディア自体は結構ネタとしては面白いんですけど、本当にやった後の「空しさ」に関しては
詩ちゃんも考慮してなかった模様
やるとさえ思ってなかったみたいですけど(笑
でもなんだかんだそんな風に慌ててる詩ちゃんもそれはそれで可愛かったですね
クロオとの漫才のようなやりとりも安定感があって良かったです
ただ単にサービス云々だけじゃなく大久保さんみたいなストレンジなネタがあるのがいいなあ、と
実にこの漫画らしいですね。

可愛い、と言えば
信に泣きつく花子さんも可愛かったです
この子は信に能動を促す「お母さん」的な部分と
割とすぐ泣く「お子様」的な部分が同時に存在しているのが個人的にとても好きです
子供っぽい仕草も楽しめて、信を良い方に導かんとする誠実さもまた楽しめるそのバランス感
最後の信に密着している時の表情も良い具合に大人っぽくて美人さんで堪らないんですよね
こういう「大人であり子供」みたいなキャラは中々居ないので今年も花子さんの活躍に期待したいです

そんな訳で2014年も密かに応援していきますね 勿論今週もアンケート投函して来ます!
















それにしても、花子さんに関してはかなりガード固いですね
詩ちゃん、そして今回大久保さんのは見せたのに
でも「見えそうで見えない」っていうのもこれはこれでアリなのかも
あと密かに「大久保さんを満足させる」って目的も果たしてたネームは、やはり上手いと思った。