ようやく最新号の感想。と、言ってももう十日前の話ですけど!
来月4巻が発売して本誌でもセンターカラーだそうです
久々のカラー尽くしって事で今から楽しみですな
3巻の描き下ろしカラーは凄い内容でしたが4巻ではどうなるのか・・・
まあそれだけじゃなくプロフィールやカバー裏も充実してるので色々と楽しみですわ。
その前に今月号もしっかりとアンケート出しましたよ
今月号もそこそこの位置で結構安心しましたが新人の作品がスパッと切られててゾクッとしました
単行本派はともかく本誌でも読んでる方は是非善意でアンケ投函お願いします
やっぱりその作品が好きならば自分の意思を伝えた方が良いとは思います。
何も「γ」に限った話ではなく、、、。特に男はね!
先月号に引き続きいよいよ「勝ちに行く」意思がはっきりと伝わって来る回でとてもワクワクしました
これまで「彼ら」にやられっぱなしだった分ここからは是非勝ち上がる彼女らの姿も観たいです
というか、この漫画は結構パロディやオマージュが出てくる漫画ではありますけど
割と現実主義的な部分がありまして
そんな簡単には勝てないし
感情や根性論だけではどうにも出来ない「現実」が存在する
そういうシビアな部分も容赦なく描く作品だとも感じている訳です
ファンタジーの中に存在するリアルというか・・・今回ヒカリが戦いを敢えて避けたのもその傾向が顕著で
あれもまた現実的選択、少年漫画的カタルシスを放棄しても伝えたかった彼女の「選択」なんですよね
そこが「γ」が他作品とは違う個性的な部分だと思ってるんですけど
ある意味SQだからこそやれる作劇なのかな、とも思います
「今は勝てない」、だからこそ
「先を見据えて」、いつかはヒカリの仇討も成功させて欲しいですね
出来ればミユキを関与させた形で、それならばきっとめちゃくちゃ燃えると思います(笑
今回はヒーローと怪獣との関係性にも触れられていました
怪獣はnot悪である、怪獣もヒーローも本質的な部分では何も変わらない
ただお互いに自分達の居場所や身を守っているだけ、ただそれだけの話~というメッセージ
逆に言えばそれ以外の目的、単なる征服欲や破壊衝動的な行動はスッパリと悪と定義付けるような話で
それはそれで分かりやすくて良かったと思います
こういうメッセージ性なんかもこの作者らしい誠実で地に足が付いた描き方で良かったんじゃないかなー、と
だからこそ最後の大爆発でやっつけるシーンも映える訳で(笑
あれは正直格好良かったと思います。恐らくウルトラとゼットンのパロディですね。
そこに荻野純の持論を乗っけた形だと感じました。面白かったです。
にしても、敵側の連中がナチュラルに憎たらしいですな(笑
変に余裕ぶってるというか、むしろこういう奴らこそ余裕がなくなってる所を観たいです。
それが観れるのもそう遠くはない・・・と感じられた最新話に仕上がっていました。
フレイムべインの事もあるし、反撃の瞬間の数々に思いを馳せる毎日です。
一方ミユキはもう完全にヒカリちゃんに傾いちゃってますね・・・(笑
ヒカリちゃん下着状態でしたがここまではっきりとパンツを描くのも珍しいような
荻野純さんは何気にこういうシーンを入れたくて仕方がない気がするなあ
まあ別にウェルカムではあるんですが(笑
個人的にはここまで来たらいっそヒカリルートでもいいかもなあ、と思ってますね
とはいえ久々に再開した姉妹描写もあれはあれでいいものでした
ユリはミカちゃんとのコンビが良い感じなので是非彼女とも
後はマリーナ隊長とのやりとりももっと観たい所です
取り敢えず・・・久々のガチ百合シーンもとても楽しくニヤニヤ出来た次第です(笑)。
今回のミユキの発言通りいつか本当にヒカリちゃんが勝利出来る日がくればいいな。
オマージュあり、メッセージあり、百合あり、そして今後への期待感も含んだ中々の回でした
相変わらずシャープで、でも感情の放出もきちんと表現出来る作画も大好きですね。
来月分も楽しみです。