心と神経の哲学/あるいは/脳と精神の哲学

心の哲学と美学、その他なんでもあり

最初の著書『時間・空間・身体』

2015-11-23 09:21:58 | 自著紹介

私が最初に出版できた著書は1999年の『時間・空間・身体-ハイデガーから現存在分析へ』醍醐書房、2300円である。
この本は一刷1700部、増刷二刷1200部、計2900部のうち2700部ぐらい売れた。
目次は次の通り。

第Ⅰ部 ハイデガー哲学
 第1章 基礎的存在論における時間の問題
 第2章 時間と存在論的差異
 第3章 時間・空間・自己-自己論について
 第4章 現存在の空間性と身体性
第Ⅱ部 現存在分析的精神医学
 第5章 メダルト・ボスの幻覚論をめぐって
 第6章 メダルト・ボスの心身論の変遷-フロイトとハイデガーの間で
 第7章 ブランケンブルクにおける身体論と心身問題
 第8章 現存在分析と生物学的精神医学

これで四六版、245ページである。
書評が週刊読書人と図書新聞に載った。後者では「凡百の哲学研究書が難解な専門用語をふりかざすだけに終始するのに対して、科学と対話しようとする本書は、学際的な研究が求められる今日、真に範とすべき業績であろう」と激賞された。



アマゾンのリンク
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