私は2000年の7月にメダルト・ボスの『不安の精神療法』という本を翻訳して出版した。
これはボスの短い原書に長い解説文を付したものであり、多分の私の解釈と思想が介入している。
この本においてボスは、現代の人間があまりに不安というものを自己の内面に括りこみ、独りで抱え込む傾向にあり、
そこから不安そのものを害悪とみなし、その本来的な実存的意味を見失っていることを指摘している。
不安は人間を生命の危機から救い、本来の自己に目覚めるための重要な契機なのである。
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私は2000年の7月にメダルト・ボスの『不安の精神療法』という本を翻訳して出版した。
これはボスの短い原書に長い解説文を付したものであり、多分の私の解釈と思想が介入している。
この本においてボスは、現代の人間があまりに不安というものを自己の内面に括りこみ、独りで抱え込む傾向にあり、
そこから不安そのものを害悪とみなし、その本来的な実存的意味を見失っていることを指摘している。
不安は人間を生命の危機から救い、本来の自己に目覚めるための重要な契機なのである。
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