ようつべにあったミルコのベストKOシーン特集です。
前に書いたように香港のアクションスターのブルース・リーは大学で哲学を専攻し、それを彼なりに武術に応用していた。
彼が創始した格闘技ジークンドーは、東洋的「無」の概念の根差したもので、身体と精神の統一を「自然」に基けるものであった。
武道や格闘技においては、単に怪力を瞬間的に発揮するだけではだめで、心・技・体の統一性に基づいた力の配分とスタミナの維持が要求される。
そして、これを可能ならしめるのが生命的自然に直結した「意識と身体の統合」なのである。
ブルース・リーの場合にそれは東洋的無に根差した「自然体」の技として実現した。
メルロ=ポンティが強調した「生きられる身体」という概念は、こういうところでも役立つと思う。
身体は単に解剖学と生理学と分子生物学が解明する有機物質系ではなく、意識と一体となった「運動体」ないし「世界内属的行為体」なのである。
このように理解された身体性は、格闘技やスポーツのみならず、肉体労働や日曜大工や登山やハイキングやランニングでも体験されるものである。
とにかく、「意識と身体」という問題は極めて奥が深く、この意味を体得したもののみが、格闘技やスポーツにおいて成功し、日常生活においても健康を維持できるのである。
そして医学にも貴重なヒントを与える。
特に心身関係、心脳問題が懸案となる医学の分野に。
今日は衆議院選挙の投票日だが俺は行かない!!
なぜならイケメン政治家・中川昭一がもういないからだ。
中川なき自民党には何も期待できない!!
うーん、しぶい。
中川昭一(1953-2009)は東京都生まれ(本籍は北海道)。麻布中学・高校から現役で慶應大学経済学部に入るが、一年で退学。
その後、東京大学文Ⅰに入学し、同大学法学部政治学科卒業。自民党の政治家として活躍し、農林水産大臣、財務大臣などを歴任。
2009年のG7会議後の記者会見で例の泥酔状態の失態をさらし失脚。同年8月の衆院選で落選した。
今の自民党には彼のようなしぶいイケメンはいない!!
もうだめだorz