ここのところ取り組んできたシリアルMIDIモニタ
がひとまず完成。
PCのシリアルポートにMIDI機器を繋いで、
そのMIDI機器とのやり取りをハックする
という単純な仕組み。MIDIから入力した
ログデータをファイルに保存しておく機能も
登載。
各社のシリアルMIDIドライバではなく、単に
シリアルポートに接続したRS232C機器と同等
の扱いなので、ドライバ周りの相性に影響され難い
というのがいいところ。
以前実験した時に、ドライバの相性で接続でき
なかったUSB-シリアル変換ケーブル経由でも
問題なく接続できちゃう。
マイコン類でMIDIの工作をする時のモニター
プログラムとして便利かな、と。
ただ、あくまでシリアルインターフェースの機器
として入出力しているだけなので、MIDI機器の
接続方法によっては制約がでることも有りますが。
→外付けMIDIキーボードをwindows内蔵の
ソフトウェアMIDIに繋いで鳴らそうという
場合は、それらの間にこのモニターを挟んで使う
ことが現状できません。
元々はMIDIマスター(キーボード等)から
MIDI音源などに向かって流れる経路をデータを
眺めるという用途で作りました。
なので、MIDIマスターの出力を例の変換器経由
でシリアル端子から入力し、今回作ったモニター
プログラムでモニターしながらこの信号をさらに
シリアル端子からMIDI音源に繋いで音源から
音も出すというのはok。
オイラの想定していた用途としてはこの現仕様で
充分事足りるので、暫くはこのままの仕様でokと
思ってるんだけど、今後の仕様追加について
ちょっと考えておくことに。
やっぱMIDIマスターからの入力をモニター
しながらwindows内蔵のソフトウェアMIDI
を鳴らすのも出来た方がいい気がするし、
SMFなどを入力して、タイムラインに
沿ってMIDI信号を画面表示しながら
MIDI機器にデータを吐き出すような
機能もあればいいな…とか。
せっかく出来上がったので、プロジェクト
ファイル一式アーカイブにして公開しようと
思ってるんだけど、プログラム作る時に
イロイロ弄ってたらプロジェクト一式
入っているフォルダの中に色んなものが
取り込まれちゃったりしててアレなので、
とりあえずexeファイルとvbのプログラム
ソース本体と、フォーム定義のソースあたり
を載せておくと実際に実行したり、ソース
レベルで弄りましたり出来るかなぁ?
普段VBなんて使わない人間にとっては、
VB2005ってどこからどこまでがプロジェクト
一式なのかが良く判らんのよねぇ…
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